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安住サン 地元が泣いてるよ
http://gendai.net/articles/view/syakai/130717
2011年5月30日 掲載 日刊ゲンダイ
「不信任案 可決なら解散」
●復興優先なら総辞職がスジ
民主党の安住国対委員長が解散風を煽っている。自公両党が共同提出する内閣不信任案をめぐり、「万が一、不信任案が可決されたら解散を進言する」と強調。選挙を脅しの材料に使って、民主党内から同調者が出ないように牽制した。さすが、ちびっ子ギャングだ。やることが稚拙である。
解散は首相の専権事項だ。それを口にするとは、国対委員長も偉くなったものだが、この振る舞いにはクビをひねりたくなる。違和感が残るのだ。
もちろん、国対委員長に衆院を解散する権限はないし、「本来の仕事からすれば、不信任案が提出されないように自民党や公明党と交渉し汗を流すべき」(政治評論家・有馬晴海氏)である。しかも、菅執行部はこれまで、「今は政争をしている場合ではない」とか、「何よりも震災対策を優先すべきだ」とか、声高に叫んできた。一日もムダにできないというのなら、結果が出るまで1カ月はかかる解散・総選挙を選択するのはおかしい。総辞職が当然である。
だいたい、今の日本は選挙ができる状況じゃない。10万人を超える避難民の一人一人に遺漏なく投票所入場券を渡すのは困難だ。大震災の傷が癒えない石巻市や東松島市を含む宮城5区選出の安住が、まさかそんな現状を知らないわけがない。それでも「選挙を進言する」というのだからトチ狂っている。地元の反発は相当だろう。
もっとも、この男、地元紙には「理想を言えば、8月の石巻川開き祭りの前には少しでも目に見える形にしたいと思う。取り組みを急ぎたい」(「石巻かほく」)と話しながら、国会内の会見で2次補正予算案について聞かれると、「早ければいいという話ではない。復興構想会議や地元自治体であるべき姿が議論され始めているのを見ながら対応すべきだ」と言う二枚舌。この程度の政治家がエラソーにふんぞり返っているのが菅政権なのだ。
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