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連続デモとして企画しております。
国民の生命が第一! デモ 第二回
実施予定:6月5日 集合13:30より 出発 14:00
新宿区立 柏木公園 (東京都新宿区西新宿7丁目)
JR新宿駅西口・東口徒歩5〜8分 西武新宿駅徒歩5分
マピオン地図)http://www.mapion.co.jp/m/35.6916161_139.7008319_8/v=m2:%E6%9F%8F%E6%9C%A8%E5%85%AC%E5%9C%92/
※菅直人が辞任または退陣した場合、またはこれが確定した場合、中止となります。
実施情報はひきつづき、当ブログをご参照ください。
それではデモ当日、安全第一にて、なにとぞよろしくお願い申し上げます。
国民の生命が第一! デモ 実行委員会
実行責任者 小吹 伸一 岡本 啓一
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国民の生命が第一! デモ 開催お知らせブログ
拙劣・無策・人命軽視の総理大臣・菅直人の退陣を求める街頭デモを実施します。賛同いただける方々のご参加をお待ちいたします。
http://you-re-fired.cocolog-nifty.com/blog/
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2011年5月27日 (金)
菅内閣はなぜ倒されなくてはならないか
「菅内閣は人命を尊重しない」。まったく単純な、この一事に尽きる。
最近の話題として、福島第一原発1号機への、海水注入の停止を、総理菅直人が指示したとかしないとかの批判がある。
実際には、海水注入はずっと行われていたらしいのだが、もし事実、このことで菅直人があやまった指示を出していたとしても、人間はまちがいを犯す。混乱の中での過失を責めても始まらない。まして、2号機、3号機までメルトダウンに至ったものと推定されるなら、海水注入が中断してもしなくても、結果は同じだったものと考えられる。菅政権の問題は、このことが要点ではないと思う。
問題は、「情報隠し」、「実態隠し」、その態度の根本にある、人命軽視だ。
3月23日には「レベル7」の重大事故に至ったことを知りながら、菅内閣はこれを公表せず、25日「半径20〜30キロ圏内の自主避難」を「勧告」するのみで、交通手段の提供や避難先の確保などの政府サポートは皆無。自力で勝手に逃げろ、というのに等しい、無情な対応だった。
「屋内退避」「自主避難」のあいまいで不十分な指示、また放射性物質の拡散実態の隠ぺいにより、菅内閣は、国民の被ばく被害を拡大させた。
これは、「過失」ではありえない。菅内閣の、危機対応時の判断基準が「人命・安全」でなく、「秩序・体裁」を優先していることのあらわれだ。
菅政府は、気象庁の放射性物質降下量予報を、死の灰の環境拡散が大規模に進行した後の4月5日まで国民に伏せていた。また、原発危機に備え開発された「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)」による拡散試算図も隠ぺいし続け、3月23日、4月11日と一枚づつ小出し公開、4月25日にようやく累積データを公表した。
これでは予測の意味がなく、警告にならない。被ばく防護情報を国民の目から隠すことにより、多くの国民が非常な危険にさらされた。
「念のため」、「万が一」、「ただちに健康に影響はない」などと勝手な危機評価のコメントを公表していたこの時期、政府が本当になすべきことは、SPEEDI予測を含む事故の実態についての情報を、ありのままに公開し、原発事故現場周域の住民に、退避指示・退避支援を実施することでしかありえなかったはずだ。
菅政権がやったのは、これと真逆のことだ。被ばく予測を覆い隠し、退避措置を放棄した。人命と安全を最優先に判断していたら、こんなことをやるはずがない。
影響はたしかに、「ただちには」あらわれないことをいいことに、事故と被ばく被害の深刻さを隠し、国民に少しづつ慣れさせ、受容させていった。
菅政権の人命軽視、安全後回しの態度は、あらたまるどころか今も続いている。
東北、ことに福島の放射性物質汚染区域に、いまだ充分な退避支援を行おうとしない。
学校の校庭の放射線量・年20ミリシーベルトを許容する文科省公表の上限基準は、いっこう撤回される気配がない。5月23日、福島の保護者ら数十名が文科省に抗議に訪れたさいにも門前払い、雨中に放置され、高木文科相は姿も見せなかった。非情というほかない応対だ。
が、省庁が動けないのは、ある意味当然なのだ。内閣に対応する気がないのに、官僚組織が独自判断で、何かできるわけがない。「年20ミリシーベルト上限」は政府方針なのだ。
官庁に抗議しても、その機関には、独自に応答する権限がない。付随して立ち現れてくる退避・除染・疎開・分校・生活支援などの膨大な課題に、省庁単独で応答することができない。内閣総理大臣が、人命第一の方針のもとに、これを行うしかないのだ。
菅直人を首班とする現内閣が、福島を、とりわけ児童を、重度被ばくから守る実効的措置に着手するか?
そんな兆候は見えない。人命軽視、建前第一、原発推進勢力に有利な現実評価が、ここでも貫徹されている。
いっぽう、欧州放射線リスク委員会(ECRR)は4月15日、「2061年までに福島200km 圏内汚染地域で41万7,000件のがん発症が予測される」と発表している。これはトンデル法による「控えめな」試算による推測で、同じく「2012年から2021年の間に福島原発による曝露で10万3,329件の余分ながんが発症する」としている。
福島は至急、退避希望者への公的支援と、全力を挙げての除染を必要としている。このことに疑問の余地がるだろうか?
私はないと思う。菅直人がこれらの措置を実行するか? するとは思えない。
菅直人の、日中韓サミット開会式の実施を福島で行おうとしたり、中韓主席を被災地訪問に招聘したりという行動がしめすものは、「福島はもう安全」のPRだ。進行中の危険を、ごまかさずに対処しようとする人間の態度ではない。「ただちには」あらわれない被ばく実態が露出する頃には、自分の任期は終わっているというわけだ。これでなぜ、国民は嚇怒しないのか。
菅直人が浜岡原発を停止したことは評価すべきだ、エネルギー政策転換に期待が持てる、という意見をネット上に見る。はたしてそうか。
浜岡原発が苛酷事故を起こしたら、深刻な影響が首都圏に及ぶ。だから、ここが運転停止したことで、たとえば東京に住む私は事実、安堵感が増した。
が、福島はどうか。ここでは、すでに事故が起こった。その影響は続いていて、人々の不安は募っており、将来発生するであろう犠牲者は「今」、見殺しにされかかっている。首都のわれわれが安心できればいい、ということになるのか。東京だけはいつも助かるのか。「菅首相のエネルギー問題への取り組みに期待」といってすむだろうか。
「菅直人を総理から降ろして、ほかに誰にするのか」という意見も散見する。かりに私が一存で決めていいというのであれば、任せたいと思う議員は複数いる。だが、別の人は、別の意中の指導者を要望するだろう。それは、意見交換として話し合うことは有益だろうけれど、集団での要求には、今は採用しないことにしたい。
「菅直人内閣は人命を尊重しない。ゆえに退陣を求める」。このたびのデモは、これ一本でゆく。同じ見解を共有する人に、この一点で参加していただきたいから。
代わりを誰にするのかを、直接投票で国民がえらぶことができるなら、また話はべつだが、総理大臣はわれわれで決定することはできない。権限がないことについての見解の相違のゆえに、当面もっとも真剣に考えるべきと思う、「菅直人に続けさせるか?」という問題から外れたくない。
「後任が決まらない」などという、消極的というか、理由になるかどうかあやしい理由で、人命と安全を軽視しつづける人間を、日本国の代表のままに留めおくということ、それが責任ある態度ということになるだろうか。沈黙は承認とみなされる。無行為も行為のうちなのだ。
われわれは政治家ではない。政治により、受益または損害をこうむる立場の国民だ。受け入れられないものは、単純に拒否する権利があると思う。首相が菅直人では、生きた心地がしない。ゆえに、率直に、「辞めろ」と言わせてもらう。
「国民の生命が第一!」。ただこれだけのことが、現政権により守られ行われているなら、このようなデモを実施する必要はない。個人批判は、やるほうもつらいものだ。だが、緊急に、どうしても、これを訴える必要がある。
菅内閣は、倒さなくてはならない。国民の生命を、守ってくれないからだ。
デモ実行責任者としての、私の立場と見解は以上です。
完全にでなくとも、おおむねのところで合意できる方々の参加と呼号を、至心よりお願いするしだいです。
「国民の生命が第一! デモ」実行責任者 小吹 伸一
http://you-re-fired.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/post-b038.html
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