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やっと言いましたね、小沢さん。
貴殿は、寡黙すぎる。
新聞雑誌、こぞって「無い事無い事」書きまくっても、反論無し。
いくら「言い訳しない」のが家訓だからと言って。
それだから、情報の入り口が偏ってる人々は、マスコミ論調が「正しい」と、思い込んでしまうのですよ。
それに、周りがどれだけやきもきしても、なかなか「直接」発言を為さらない。
勿論、何を言っても「曲解」されて報道される事は、承知の上ですが。
だからと言って、庶民から見えない所に引っ込んでいるから、「奥の院」だの「二重件力」だのと、言われてしまうのですよ。
貴殿の、一言隻句に、注目が集まり、批判され、非難される。
それほど、影響力が有るからなのです。
お解りですよね、そんな事くらい。
だからこそ。
我々庶民は、言いたいのです。
「もっと見える所で」
「もっとはっきり」
発言して欲しい、と言う事を。
ズケズケ言えば良いのです。
震災後のにほんが、原発の事故も相まって、これほどの混乱に見回れ、現地の人々のみならず、日本人全体に被害が及ぼうとしている、この時だからこそ。
政府に、期待も信頼も置けなくなっている、この時だからこそ。
貴殿の意向が、知りたいのです。
貴殿の指示が、欲しいのです。
同じ議員同士ですら、疑心暗鬼に苛まれ、進むべき方角を見失い、とるべき正しい姿勢を見いだせない事が多い、この妖怪変化の跳梁する今、庶民は「灯台」の光を求めているのです。
やりきれない程の大馬鹿総理が、地位に綿々としてしがみつく現状に、その現状が長引けば長引く程、社会は増々沈み行く有様に直面させられて、思い悩む事はただ一つ。
「いかにして、菅直人を引きずり下ろすか」
「どうすれば、菅直人を引きずり下ろせるか」
野党は、全く頼りにならない。
よしんば、野党が頼りになったとしても、その「野党」自民党に復活されては、元も子もない。
そんなジレンマに墜ち居ている、今この時こそ、貴殿のしっかりした姿勢を、語って欲しいのです。
官僚支配の社会の変革も。
アメリカ一辺倒の、国益を無視した外交姿勢も。
被災者の救済措置も。
原発事故の対処も。
TPPも金融政策も。
環境問題も、脱原発も。
その他、アレもこれも。
貴殿の行動を待ち望んでいるのです。
勿論『小沢一郎』は、スーパーマンでは無い。
百も承知です。
でも。
貴殿程に「明確なヴィジョン」を持った政治家が、居ない以上。
貴殿程に「経験に富んだ」政治家が、居ない以上。
貴殿程に、考えと行動とが一致する事が分かっている政治家が、居ない以上。
貴方に<期待する>しかないのです。
貴殿に<任せたい>のです。
そして。
現政権に対する絶望が、深まれば深まる程。
菅直人に対する怒りが、増せば増す程。
どうすれば、菅直人を退陣に追い込み、日本を救う「救国内閣」を組織する事が出来るか。
庶民の手の届かないレベルの事であるだけに、その行く末に不安と期待とが入り交じり、菅直人後に、もう過ちを繰り返さずに済むように、庶民の素朴な願いや、平和への希望が織り込まれる事を望むあまり、行動力有る貴殿の「イニシアティヴ」が、待たれていたのです。
じりじりしながら。
イライラしながら。
貴殿の「声」を。
貴殿の「行動」を。
待ちわびていたのです。
▶首相交代「一日も早く」=自身の再起に意欲―民主・小沢元代表(時事見出し)
>民主党の小沢一郎元代表は27日掲載された米紙ウォール・ストリート・ジャーナルのホームページのインタビュー記事で、菅直人首相について「一日でも早く代わった方がいい」と述べ、早期退陣すべきだとの認識を示した。
>また、自身の今後について「老兵は消え去ろうと思っていたが、もう一仕事やらねばならない」と語り、再起に意欲を示した。
【時事通信/5月27日(金)19時39分配信】
『意欲を示した!』
「もう一仕事やらねばならない」
やっと。
公的な場での発言が、為された。
その一言を、「明確な意思表示を」、我々は待ち望んでいたのです。
▶<小沢元代表>米紙に、菅首相の早期交代求める発言(毎日見出し)
>民主党の小沢一郎元代表は27日付のウォールストリート・ジャーナル日本版(電子版)のインタビューで、菅直人首相の政権運営について「菅政権は国民の支持を失っている。政策の実行ができないのなら総理をやっている意味がない。一日でも早く代わった方がいい」と述べた。自民、公明両党が今国会に提出する内閣不信任決議案に賛成する意向を示唆したとみられる。
「不信任案に賛成する意向を示唆」
ここは、『野党が提出する方針の内閣不信任決議案への対応については、「どうするかよく考えている」と述べるにとどめた。』と報じた讀賣とは解釈が異なっている。
>小沢元代表が菅首相に対する退陣要求を公言したのは初めて。小沢元代表は菅政権に関し「放射能汚染に対する認識がまったくない。(震災対応も)役所に任せきりで、民主党が目指した政治とはほど遠い」と批判。ポスト菅の候補については「何人でもいる」との見方を示し、自らの政治活動についても「もう一仕事やらねばならない」と述べた。
>小沢グループは不信任案賛成を前提とした署名集めをしているが、グループ内もまとまっておらず、可決に必要な約80人の造反議員の確保は難航している。小沢元代表の発言には自ら首相交代を求める姿勢を鮮明にすることで、不信任案可決に向けた流れをつくる狙いがあるとみられる。
【毎日新聞/5月27日(金)21時40分配信】
しかし、さすが大手マスコミの限界か、「造反議員の確保は難航」と、意地の悪い見方を改める気は、ないらしい。
そして、いよいよ「野党連合」も、腰を据えたか。
▶6・3決戦へ 自公、来週中に不信任案提出 民主すでに50人超の同調確実(産経見出し)
>自民、公明両党は27日、幹事長・国対委員長会談を行い、来週中に内閣不信任決議案を衆院に共同提出する方針を固めた。6月1日の国家基本政策委員会合同審査会(党首討論)、2日の衆院本会議での菅直人首相による主要国首脳会議(仏ドービル・サミット)の報告を踏まえ、提出する方向で調整しており、採決は3日となる公算が大きい。民主党ではすでに50人以上が同調する意向を固めており、成立の可能性は十分ある。4日は衆参の首相指名選挙から1周年。この直前に政権は重大局面を迎える。
>具体的には5月31日に衆院東日本大震災復興特別委員会集中審議で、事故に絡む政府の不手際や「情報隠し」を徹底追及。これを受け、党首討論で自民党の谷垣禎一総裁と公明党の山口那津男代表がそろい踏みで首相に退陣を迫る算段だ。
>これまで自民党執行部は不信任案可決の見通しが立つことを提出の条件とし、6月5日の青森県知事選の投開票を待って提出する方向で調整してきたが、各派領袖と公明党は「週をまたぐ必要はない」と来週中の採決を要求。これ以上民主党の同調者が増えるのを待っていては逆に民主党執行部の切り崩しが進み、提出のタイミングを逸しかねないとの判断に傾いた。
>仮に不信任案が否決された場合は、首相の「大幅延長」という対抗策を封じるために、会期末(6月22日)を前に参院で首相の問責決議案を可決させ、参院審議を止める構え。
>不信任案は社民党が否決に回るとみられ、可決には民主党から81人の造反が必要。民主党では小沢一郎元代表が同調者の署名をひそかに集めており、小沢系議員だけでその数はすでに50人を超えた。樽床伸二元国対委員長らのグループなども同調の動きを見せており、鳩山由紀夫前首相らは欠席する公算が大きい。
【産經新聞/5月28日(土)1時49分配信】
ここまで、手順が詰められていると言う事は、自民党も「やっと」重い腰ならぬ「軽い腰」を据える覚悟が、固まったと見て良いのでは無かろうか。
▶「不信任案可決なら閣僚全員罷免してでも解散」(讀賣見出し)
>自民、公明両党が内閣不信任決議案を共同提出する方針を確認した27日、菅首相に近い閣僚や民主党執行部は、造反を最小限に食い止めようと、衆院解散や処分をちらつかせて党内への締め付けを一層強めた。
>小沢一郎元代表を支持するグループには選挙基盤の弱い若手や比例選出議員が多いためだ。ただ、こうした手法は反発を招き、「逆効果」との指摘も出ている。
>「首相は選挙直前に党代表を辞任し、世代交代を印象づけようとするのではないか」とも語り、首相と代表を分離する“総(理)・代分離”まで持ち出した。
>枝野氏は26日夜の前原誠司前外相グループの会合で「不信任案が可決されれば、首相は閣僚を全員罷免してでも解散する」と述べたという。
【讀賣新聞/5月27日(金)22時49分配信】
「全閣僚を罷免してでも」?
政権の中にも、「解散に反対する(=総辞職)閣僚が居る」と思って居る訳だ。
こりゃ可笑しい。
菅直人内閣は、当然ながら、焦りまくっているようだ。
オザワン、本当に出番ですよ!
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