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(http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/)
海江田経済産業大臣発言
@(菅総理がサミットで公約した太陽光パネル1000万戸設置の財源を聞かれ)、『報道を通じて知ったので、(首相が)帰ったらもうすこし詳しく話をお聞きしたい」
A(エネルギー政策担当の経産相に相談なく決めることがあるのか)との問いに、唇をかみ締めながら7秒間沈黙し、その後、『内閣総理大臣だから自分の【思い】を発言するのはかまわないと思う』
今回、菅総理がサミットで国際公約した1000万戸の太陽光パネル設置ですが、財源も全く決まっておらず、どれだけの事業規模になるのかも分かっておらず、担当の大臣にも相談もなく、全くの思いつきでサミットで公約したとも思われますが、実は違います。
ソフトバンクの孫社長が打ち上げた、メガソーラー発電構想と連動しているのです。
孫社長は菅総理と複数回会談しており、その後、全国10ヶ所に太陽光発電所を作り、いずれは東電の総発電能力に匹敵する5000万キロワットの発電所を作ると発表していますが、これは絵に描いた餅になると言われています。
なぜなら、誰がこの発電した電気を買うのか?という問題です。
一般家庭?
ならば電気料金が今の4倍以上になりますよ、と言われて「了解」という家庭がどこにあるでしょうか?
火力発電所のコストは一キロワットあたり10円前後と言われており、太陽光発電は一キロワットあたり50円近いと言われており、コストは4倍以上になっているのです。
しかも、この太陽光パネルは寿命はもって20年程しかなく、使った後の廃棄処理する際に猛毒が出るとも言われており、メインテナンスコストはべらぼうに高く、とても採算に乗る発電ではないのです。
何か目玉が欲しい孫社長が太陽光発電所構想を打ち上げ、同じ思いを持つ菅総理が家庭の太陽光パネル発電を打ち上げたという次第です。
ところで、このソーラー発電ですが、中近東の砂漠ならまだ分かりますが、日本のように雨が降ったり曇りがあると発電しません(効率が落ちる)ので、梅雨時期は殆んど使い物にはなりません。
ましては夜は全く使えません。
また発電所用パネル設置には、広大な土地が必要になりますが、果たして日本にそのような土地はあるで
しょうか?
農地があると言われますが、用途を変更したり、飛び地を整備したりするだけでどれだけの時間がかかるでしょうか?
解決しなくてはいけない事象が多くありますが、肝心の担当官庁に相談もなく、大臣も知らないとなれば、これは実現の可能性は「限りなくゼロ」に近くなります。
限りなく実現性ゼロの案件をG8で公約した菅総理ですが、各国首脳はだれも真剣に聞いていなかったかも知れません。
「どうせいい加減な話しかしないのだろう」と、見透かしていたはずです。
それにしましても、海江田大臣は情けないと思わないのでしょうか?全く相談もなかったのですから。
本当なら、「ふざけるな」として辞表をたたきつけて当然な筈です。
とにかく、そのうち、G8から外されるのが日本であり、今のうちの精一杯大きな事をいうのも良いかも知れません。
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