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自公:共同で内閣不信任案、6月上旬にも提出へ
http://mainichi.jp/select/today/news/20110528k0000m010134000c.html
2011年5月28日 0時45分 毎日新聞
自民、公明両党は27日の幹事長、国対委員長会談で、「国民に野党の責任を明らかにすべきだ」として内閣不信任決議案を衆院に共同提出することで一致した。これを受けて自民党は同日夜、谷垣禎一総裁ら衆参幹部が東京都内で会談し、終盤国会の対応を協議。谷垣氏は6月上旬にも、不信任案の提出に踏み切る方向だ。
自公会談では、31日の衆院東日本大震災復興特別委員会での集中審議や6月1日の党首討論を踏まえて、提出時期を判断する方針を確認。週明け以降、震災復興体制などを定める復興基本法案の修正協議や、与野党対決構図の青森県知事選(6月5日投開票)も控えており、自民党の石原伸晃幹事長は「来週は重要な週なので、足並みをそろえてやっていこう」と呼びかけた。
自民党内では派閥会長らベテラン議員が不信任案の早期提出を主張し、谷垣氏を突き上げている。可決には民主党から約80人の造反が必要で、なお可決の見通しは立っていない。谷垣氏は27日夜、衆参幹部を前に「勝負のときは近づいてきた。私に任せてほしい」と決意を表明。公明党幹部も「否決されても、民主党に波紋が広がる」と早期提出を容認している。
ただ、不信任案提出の足かせになりかねないのが、復興基本法案を巡る与野党修正協議の行方だ。与野党間で合意が整えば、政局より被災地復興を優先する姿勢を強調するため、参院で成立するまで不信任案を出すのは難しくなる。谷垣氏は30日に始まる協議の行方を見極めながら、提出時期を最終判断することになりそうだ。
不信任案は野党にとって国会対策上の最大のカードで、一国会で2度採決された例はない。民主党は不信任案を否決した後、「衆院の信任」を武器に、会期を大幅に延長する案をちらつかせている。谷垣氏周辺には「不信任案が否決されれば、国会運営の主導権を失う。不信任案可決の見込みがないなら、提出を後ろにずらした方がいい」という慎重論も残っている。【念佛明奈】
◇民主、「解散」で造反の動きけん制
自民、公明両党が内閣不信任決議案の共同提出を決めた27日、民主党執行部や閣僚から衆院解散・総選挙への言及が相次いだ。民主党内で選挙基盤の弱い新人衆院議員による造反の動きをけん制するのが狙い。民主党の小沢一郎元代表が27日、不信任案同調を示唆するなど、党内では「菅降ろし」を巡る攻防が激しくなってきた。
民主党の安住淳国対委員長は27日の会見で小沢元代表が不信任案に賛成した場合の対応について「例外はなく、当然除籍だ」と強調。その上で「不信任案が可決された場合は、(菅首相に)解散を進言する」とあおった。
枝野幸男官房長官は27日の会見で、東日本大震災が解散権に与える影響を問われ「まったく影響するものではない」と発言。党を除籍され、衆院解散となれば、無所属か、新党での選挙戦を強いられる。閣僚の一人は「首相は(不信任案が)可決されたら解散する」と語り、造反の動きにブレーキをかけた。
これに対し、小沢元代表は27日夕、国会内で鈴木克昌副総務相らと会談し、小沢グループ議員の選挙区事情を聴取した。執行部側が流す早期解散ムードに対抗し、解散後の選挙態勢をアピール。小沢元代表は側近議員に「党を割らない」と強調しているが、党内の駆け引きの結果、党分裂もちらつく情勢だ。
一方、民主党の岡田克也幹事長は議員会館の自室で小沢系の市村浩一郎国交政務官、和田隆志内閣府政務官と個別に面会した。不信任案に同調しないよう働きかけたとみられる。【葛西大博】
◇小沢前環境相ら、両院議員総会要求へ
民主党の小沢鋭仁前環境相と樽床伸二元国対委員長は27日、国会内で会談し、執行部に両院議員総会の開催を求めることで一致した。小沢氏は会談で内閣不信任決議案に反対する意向を示す一方、「(党内は)菅直人首相を信任する思いに一気になれない」と発言。樽床氏は期限付きで自民党との大連立を目指すべきだとの考えを示し、不信任案の対応は明言しなかった。【朝日弘行】
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