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東京電力福島第1原発1号機の海水注入が中断していたとされる問題で、東電が実際は海水注入を継続していたと訂正したことをめぐり、27日午前の閣議後の記者会見で、閣僚から東電の対応を批判する声が相次いだが、東電が官邸を全く信頼していないことが明確になった。おそらく現場の吉田所長は「注水停止、バカ云っているんじゃねぇ、俺が責任を取るから注水を続けろ」としたのだろう。
官邸の指示に従わなかったことは、少なくともシビアアクシデント事態の最中に於いて、判断は正しいものとの評価である。一方、官邸の迷走はまさにデタラメと云っても過言ではないレベルである。そして東電は、官邸は使い物にならないとの判断をしていたことの証左となる。
斑目委員長は、海水中断していなかったことに「私はいったい何だったのか」と苦笑したが、小紙の評価は「原子力の安全を云うだけの委員会」との評価である。だが、東電の現場が官邸の判断を超法規的に措置したことで、菅総理以下政権の本件原発事故に対する信頼は音を立てて崩れたのである。
あまつさえSPEEDI情報がありながら3月12日〜23日の間、その拡散情報を隠蔽し、東北圏のみならず、関東圏住民にまで放射性物質を浴びさせた罪は重い。我々国民は、必ずや捜査によってその事故経過の真実追求を要求する所存である。ふざけてるんじゃない。
原子力の専門家で、元メーカーで格納容器の設計に従事していた後藤政志氏は東電や政府の事故対応に憤激している。京都大学の小出助教も呆れかえっている。要は、事故対処が想定されておらず、現場が混乱の極みに陥ったと指摘しているのである。後藤政志氏によれば、格納容器の設計圧からすると、少なくとも実際のベント時刻である12日14:30分の13時間前、即ち11日23:00頃に格納容器ベントが決断されるべきだと指摘しているし、小紙もそのように判断している。
しかしながら原子炉水位が正しいと仮定すれば、少なくとも12日18:00頃は空焚き寸前の危機的状況にあり、ここで注水を止める判断は有り得ない。もし官邸が制止(官邸の了解が得られていない)していたとすれば、即刻辞任してもらわねばならない状況である。
例えるなら目前でビル火災が起きているのに、消火活動を55分止めるなど狂気の沙汰としかいいようがないからである。いわく、菅総理、枝野官房長官、福山官房副長官、斑目委員長は、まさに人災の司令塔と云わざるを得ない。結果が分かった以上、ノータリンは速やかに辞任するべきである。皆さんのご意見もお待ちする。
http://www.olive-x.com/news_30/newsdisp.php?n=109449
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