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ひょう吉の疑問 より
http://blog.goo.ne.jp/akiko_019/e/2f429200083e9bb22903992b62b13a29
中国抜きで西側諸国だけでG8を開いても、それにいったい何の意味があるのか。
中国のGDPは世界第2位である。
日本の新聞は大々的に取り上げているが、中国と中東抜きの記事内容にたいした意味はない。
このG8の前には、
ビンラディンがアメリカによって殺害され、
IMFトップのストロスカーン氏がアメリカで逮捕された。
G8が開かれる前に結論は決まっているのではないか。
中国は参加せず、中東諸国もカヤの外だ。
今の世界を論じるときに、中国と中東抜きで何を議論しようとするのか。
各国の思惑が交錯する、などと新聞ははやし立てているが、その実肝心なことは何も話し合われない。
首相の椅子さえ危ない菅直人の発言に誰が耳を傾けるだろうか。
菅直人がこういう舞台に出れば、日本は恥をさらすだけではないか。
今頃は日米首脳会談が終わっているだろう。
菅直人は何を聞いてくるのか。
アメリカのおかげで首相になれたのだから、菅直人にとってはアメリカは命綱である。
また軍事協力、経済協力を引き受けてくるのだろう。
アメリカやヨーロッパはリーマンショック以降金融緩和を続けて、特にアメリカはドルをジャブジャブ刷り続けているが、
日本は国債も発行せず、二次補正予算も出さず、国民からの増税で切り抜けますと約束してくるのだろう。
米国債も買いますし、ODAだってどんどん援助します、などと都合の良いことばかり言ってくるのだろうか。
この首相は太平洋の向こうにあるアメリカとの関係ばかりに気を取られて、東シナ海のすぐ隣にある中国との関係には無関心である。
今や中国は日本最大の貿易相手国である。
そのことをあまりにも軽く考えているのではないか。
この首相は国際会議の晴れ舞台では得意のパフォーマンスで目立ちたがるが、
本当は目立った動きをせずにじっくりと世界の動向を観察し、日本の取る道を考えてもらいたい。
しばらくおとなしくすべきなのは小沢一郎ではなく、菅直人である。
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