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逮捕から44年布川事件の冤罪被害者桜井・杉山両氏の名誉がようやく回復された。。。なぜ、未曽有の大震災に遭遇しても理知的に行動し、世界から称賛される日本と言うこの国で、このような冤罪事件解決に半世紀近い時間を浪費する必要があるのだろう。高知白バイ事件と小沢一郎冤罪事件の深層を探る身として複雑な思いが交錯する。
足利事件に見られるように、布川事件冤罪被害者には賠償金が支払われて事件は終る。しかし、当時の警察・検察・裁判官らによる贖罪はあるのか?恐らく無いだろう。。。やはり合点がいかない。約半世紀前に冤罪を創り出した「違法公務員」らは、既に退職し、国民の血税を原資とする給与と退職金を受け取り、更には年金を受給し続けている。
最高裁は、これら「違法公務員」に対する損害賠償請求が及ばない状況を確認した上で「再審無罪」を出していると考えざるを得ない。自分たちの身に禍が降りかかるのを避けるようにだ!やはりこの国がおかしいのは司法制度の歪な構造にある。裁判所がしっかりすれば国は変わる。最高裁を糺すために、国民審査でXを付ける活動を強化したい。
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産経新聞・5月24日(火)
【布川事件再審 「無罪」の幕に拍手、歓声 裁判所前の支援者ら「むくわれた」】
昭和42年8月に茨城県で起きた「布川事件」で24日、再審で無罪判決を受けた桜井昌司さん(64)と杉山卓男さん(64)。水戸地裁土浦支部で判決が言い渡された瞬間、桜井さんは顔を上に向け、杉山さんは目の前の神田大助裁判長をまっすぐ見つめた。そして、2人は裁判長に促されて着席する際、傍聴席の支援者に向けて笑顔を見せた。逮捕から44年、ようやく名誉が回復された瞬間だった。
再審公判でも、検察側は確定審と同じく無期懲役を求刑していたが、判決は2人を犯人とする客観的証拠は存在しないと指摘した上で、「被害者宅前で2人を目撃したとの証人の供述は、合理的な理由がなく変遷しているものが多い」として信用性を否定した。
また、開廷直後、同支部正門前では、「再審無罪」「43年の闘い実る」と書かれた幕を持った2人の弁護士が走って出てくると、待っていた大勢の支援者から大きな拍手と歓声が上がった。支援者は「布川事件の再審無罪、万歳」と万歳三唱し、再び大きな歓声。「良かった、良かった。むくわれた」と握手したり肩をたたきあったりして喜び合った。
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