http://www.asyura2.com/11/senkyo113/msg/549.html
Tweet |
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/5682
「これであと2年はやれる」
震災発生直後、不謹慎にもこんな本音を漏らした菅直人首相。しかも、浜岡原発停止要請など相変わらずの唐突なパフォーマンスに本人は手応えを感じているらしく「近頃はますます強気」(官邸スタッフ)。野党の攻撃は歯牙にもかけず、民主党内に充満する「菅降ろし」も柳に風だ。
だが、そんな首相にも、たった一人だけ恐い存在がいる。西岡武夫参院議長である。官邸スタッフによれば首相の最近の口癖は、「西岡さんが何を言ったか、すぐに調べろ」。記者会見で公然と「震災対応が酷すぎる。今の状態のままなら、菅内閣が国政を担当することは許されない」と退陣要求する西岡議長の言動が気になって仕方ないのだ。
もちろん、批判だけなら受け流せばいい。厄介なのは、西岡議長が「筋を通すと言えば聞こえがいいが、自分の主張を絶対に曲げないエキセントリックな人」(自民党閣僚経験者)だからだ。問責決議が可決された仙谷由人前官房長官の処遇について、「問責は参院の意思。更迭すべし」と、民主党出身でありながら、むしろ政権を追い詰めたのは、その一例だ。
また、西岡議長は小沢シンパで「菅降ろし」に一役買っているのではないか、という懸念もある。実際、5月の連休前後に自民党や公明党の幹部らに接触し、「参院で首相問責決議案が出れば野党が多数で可決される。それが参院の意思だから菅首相が辞めなければ、私は本会議開会のボタンを押さない」と明言した。
つまり、野党が問責を出せば、その後の参院審議はすべてストップ。震災関連法案も予算関連法案も宙に浮く。政権の命運は西岡議長が握っているのだ。
もっとも、「問責可決で首相を交代させるなど、憲法の想定を超えるようなことは、いくら西岡さんでもできない」(民主党幹部)という見方もあるが、首相周辺は「参院で問責が可決されたら、菅さんは小泉純一郎元首相ばりに衆院を解散するんじゃないか」と剣呑なことを口にする。
菅首相が西岡議長を恐れるのは、独特の考えを持った変人同士だからなのかもしれない。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK113掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。