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この番組は検察による冤罪の意図的なやり方を大きく世間に報道して、国民の対するマスコミとしての責任を果たしたことは大きい。しかしながら問題はもっと深い、官僚制度という問題である。自分たちの出世や間違いを認めないためには嘘も平気で行い、国民の権利など眼中にない事は日常茶飯事である事を赤裸々にした。しかし、これが検察だけの問題であろうか。裁判官たちは何をやってきたのか、彼らも官僚として何の責任も問われないのか。そうであれば裁判というものがあまりにも空しい。
この事は、日本の霞が関を始めとした全ての公務員に見られる。自分たちに都合の悪いものは隠し、嘘をついてでも無謬性を貫き通し権利だけを守る。民間人が電車で痴漢で逮捕されたら無罪になる事は困難である。ところが検事が逮捕されたら訴追さえされない。本人は依願退職で、検察は申し訳ないというコメントだけでマスコミも追及もしない。これは一体、どういう国なんだと誰でも思うのに国民は大声も上げない、ひたすら自分に火の粉がかからないように無視する。公務員達が裏金を作っていても、個人の使用のためではなかったというコメントだけで誰も処罰さえされない。一方、民間企業で何かあれば、その社長や役員は直ちに逮捕される。ここにも公務員の無謬性という無責任さを誰も問わない事を当たり前にしている歪んだ国家形態を晒している。
この国は絶対に民主国家ではない。ある意味では北朝鮮以上にひどい独裁国家である。官僚たちに影響しない事については民主主義のまま進め、影響があるや否やたちまち独裁国家に変貌する。それに対してマスコミは何も言わない、国会議員たちは自分たちに影響を恐れて何もしない。法律は官僚の意のままで、本来の責任者である国会議員たちは全てを官僚に任せて見て見ぬふりだ。こんな国に誰がしたのか、それは間違いなく戦後以来続いた自民党政権であろう。官僚たちとつるんで国民を欺き、民主主義の何たるかを隠して官僚主導の社会主義国家にした。政権交代して何が起きたかを見れば分かるように、結局はそれに屈した菅直人を温存しようとしている今を見ればわかるだろう。国民よ、何が起きているのか自分たちで良く見ろ、そして自分たちの子供の未来を考えろ、恥ずべきは自分たちなのだ。
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