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責任は最少、原因は他力。
見下げ果てたる、菅直人政権執行部、である。
先の「統一地方選挙」の、『総括』とやらをまとめたらしい。
例に依って、総ては人のせい。
責任は無い。
盲人の群れが、象の尻尾を撫でて曰く。
「象とは、ヒモの様な物である」
<巨大な責任>も、彼等にとっては、紐同然の「微々たる」物らしい。
そして、象の全体が見えぬまま、踏みつぶされるまで、タカをくくっているのだ。
▶民主、統一選総括案 「敗北」認めるも執行部の「責任」問わず(産経見出し)
>民主党は20日、4月の統一地方選挙に関する総括案をまとめた。敗北は認めたものの岡田克也幹事長ら執行部の責任問題には触れていない。
>総括案は選挙結果について「政権政党として大きく躍進することへの期待に応えられず敗北したことを率直におわびしたい」と明記した。
おっと。
「お詫びしたい」のは、期待に答えられなかったから。
違うだろ。
「期待に応えられる」と、思っていたとしたら、それこそが敗因である。
国民が、この政権に期待しなかったから、負けたのだ。
そして、「素直」にお詫びする、と言うと潔く聞こえはするが。
「詫びる」だけ。
しかも「言葉の端」で。
心はこもらず。
>敗因として、「民主党政権への信頼感の喪失や支持率の低迷」が「選挙の取り組み全体にブレーキをかけた」と指摘。首都圏・愛知県・大阪府での「新党勢力の台頭で浮動層が奪い取られた」、「東日本大震災の影響で党役員が選挙応援に取り組めなかった」ことも挙げた。
「信頼感の喪失」や「支持の低迷」だって。
本当にそう思うのなら、それこそが『党』を率いる執行部の責任では無いのか。
「選挙の取り組みにブレーキ」をかけたのは、当然「支持の喪失」が原因である。
当たり前。
しかし、それは勿論「信頼感の喪失」が原因である。
しかし、その信頼感の喪失の「原因」には、切り込まないのか?
途中経過を語って、原因に触れぬ「盲目の」執行部。
いやいや、見えていない筈は無い。
ただ、逃げているだけか。
何?
「新党勢力」の台頭で、浮動票が奪い取られた、って?
又また馬鹿な事を。
何故「新党勢力」が浮動票を奪い取る事になったのか。
そこのところが、肝心な事では無いのか。
政府、政権執行部が、国民を裏切って、信頼を損ねて、支持を失ったから、新党が台頭出来たのだ。
震災のせいで、役員が選挙運動に取り組めなかっただと?
「大笑い」させてくれる。
三重県知事選に、「役員」が何回入った。
9回?
「執行部役員」が、応援に行けば行く程、選挙民は逃げるのだ。
その、根幹が分かっていない。
震災の対策に追われて、役員が選挙区に行けなかたっとしたら、そのお陰で「他所なりとも」不支持が少なくて済んだ筈である。
何を、訳の分からない「言い訳」をしているのだろう。
>地方組織が「党内から政権や党執行部への批判が公然と行われることが不信感を増幅させ、選挙の阻害要因となった」と指摘したことについては「深く反省しなければならない」とした。
党内で、執行部批判が公然と行われる程に、執行部は「執行能力」を喪失し、党員と選挙民との信頼を失っていた、と言う証である。
その事に、「詫びる」のならば、まだ理解する余地があると言う物だが、「党内の反乱」が国民に不信感を増幅させた、と言う事も、途中経過に触れるのみで、原因に敢えて触れようとしない、執行部の「逃げ」である。
或は、原因に考えが及ばないと言う事が、執行部の「無理解」さの、極みである。
「深く反省しなけらばならない」事が、「党内の政権や執行部への公然とした批判」であると断じる事が、この政権の能力の限界を、見事に表している。
>しかし、執行部の責任に関する記述はなく、「党が結束し、民主党政権が取り組んでいる課題の現状と今後の展望を常に国民に示していくことに、全力を挙げて取り組む」と締めくくっている。
【産經新聞/5月21日(土)0時5分配信】
アホだ。
窮極のアホ。
すべては、「お前達がふざけた事をしやがったお陰だ」と喚いている。
自分達が、何故「国民の信頼」を無くしてしまうに至ったのか。
自分達が、何故「党内からの批判」に曝される事になったのか。
どうして、党内がバラバラになってしまったのか。
肝心要の根本が、一切理解されていない。
このような発想で「幹事長」が党内を仕切って、「総理」が政権の場でふざけ回っていて、国民が支持をする筈が無い。
それが理解出来ない連中が、政権を構成し、政党の執行部を形成している、と言う事実そのものが、民主党の「大敗」の原因である。
更に、見方を変えてみると。
▶執行部責任触れず=統一地方選「敗北」と総括―民主原案(時事見出し)
>選挙結果について「当選総数を前回と比較すれば大幅な減少とまでは言えず、また全国を俯瞰(ふかん)すれば増加している地域も少なくはない」と分析。ただ、地域基盤確立を目指して、空白区の解消など候補者の積極擁立方針を掲げてきたことを踏まえ、「敗北を認めざるを得ない」と結論付けた。
【時事通信/5月20日(金)13時23分配信】
「大幅な減少とまでは言えず」
はっは!
さらに。
「増加している地域も少なくない」
に至っては、最早「笑劇」の域を逸脱し、「悲劇」の雰囲気すら醸し出している。
絶句。
更に、付け加えておこう。
▶「中立であるべき」…西岡議長を閣僚が批判(讀賣見出し)
>野田財務相は「中立的立場であるべき三権の長だ。参院という良識の府の長だから、発言はその線を踏まえてやっていただきたい」と指摘。
「中立的立場」で有るべき、「良識の府」の長が、ここまで突っ込んで「退陣を迫らざるを得ない」事態をこそ、憂うるべきである。
西岡参議院議長は、ご自分の立場は、当然わきまえている筈である。
それでも尚かつ、そこまで突っ込んで批判せざるを得なかった。
それに反論等して、どうなると言うのだ。
>片山総務相は「三権の長の一人が三権の長(の首相)に苦言を呈した。マスコミに出す前に、三権の長同士で対話があっても良かった」と述べた。
確か、西岡サンは菅直人に折に触れて「意見」して来た筈。
「もし、私が(菅直人首相に)直接言う事が有ったら、それはお終いでしょ。」
彼の、この言葉は、日本中に知らぬもには無い位に、知れ渡っている。
片山総務相は、それを承知で言うのか?
「最後」を求めているのか。
>参院議員の自見金融相は「西岡議長は、大変信念を持った方だが、参院議長は参院の全体的雰囲気の中で調整役という面もある。議長だけが発言されるのはいかがなものか」と批判した。
【読売新聞/5月20日(金)12時32分配信】
「調整役」だからこそ。
国政を、調整不能の状態にしてしまっている「菅直人」に対して、苦言を呈する事を、立場上せざるを得なかった。
「議長だけが発言するのはいかがか」
そんな「ふやけた」事を言うのなら、参議院議員としての、「自見」本人は、何故発言しない?
国民を「最大不幸」のどん底におとしめている「窮極」の害悪総理に、一言も「苦言」を呈さない事のほうが、ずっと売国的であると知れ。
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