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事故当初の政府、東電の対応が、今になってどんどん出てくる。原発の事故後の情報は驚くべきもので、
>首相の意向で海水注入中断…震災翌日に55分間 読売新聞 5月21日(土)3時6分配信
>福島第一原子力発電所1号機で、東日本大震災直後に行われていた海水注入が、菅首相の意向により、約55分間にわたって中断されていたことが20日、分かった。
>海水を注入した場合に原子炉内で再臨界が起きるのではないかと首相が心配したことが理由だと政府関係者は説明している。
菅総理は、原子力安全委員会の委員長に相談したら、海水注入後の再臨界はあり得るとの回答で、総理が海水注入について懸念を表明した事により東電側が海水注入を中止したと言う。その後、原子力安全委から同40分に「海水注入による再臨界の心配はない」と首相へ報告があったため、海水注入の運びになったと言うのが、注水中断の経緯だと思うが、菅総理も、自分では原発に詳しいと言うような事を言っているものの、素人に毛の生えたようなものであると言う事が良く分かった。
そして、この場合の原子力安全委員会の対応が、あやふやでいい加減な組織だと言う事だ。海水の注入一つとっても、首相には、“再臨界はあり得る"と言いながら,、あとであわてて調べたのかもしれないが、すぐさま”海水注入による再臨界の心配はない”と、首相に報告を入れている。委員長が“再臨界もあり得る"としたのがそもそもの発端だ。その一言で、皆が右往左往しているのだ。今回の55分の中断は、菅総理に非難が集まっているが、原子力安全委員会のいい加減な判断も、非難をされても仕方がないと思うがどうだろう。
>菅首相視察前、官邸に予測図=放射性物質の流れ確認?
時事通信 5月19日(木)22時16分配信
>事故の発生直後の3月12日未明、放射性物質が原発の海側に向かうことを示す「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム」(SPEEDI)の予測図が首相官邸に届けられていたことが19日、分かった
SPEEDIを見れば、放射線の飛散の方向は一目瞭然で、決して同心円ではないと、素人でもわかるが、きれいに同心円で、区切っている。対応が、画一的すぎないか?
>3月12日朝に首相は第1原発を視察。SPEEDIの予測図は住民には長く公表されなかったものの、首相の視察前に放射性物質の流れを知るため利用されたのではないかとの疑念の声もある。ものすごく速く、”放射能影響予測”が、官邸に上がっていたのにも驚くが、それを住民には公開してこなかった。菅総理はいつも、国民のためにと言うが、国民のためにと言うなら、第一番に、”放射能影響予測"を公開して、住民の安全を図るべきだった。
今、菅総理の素早い視察も、視察前に放射性物質の流れを知るため”放射能影響予測”が利用されたのではないかとまで言われている。一国のトップリーダーとしては何とも情けない話ではないか。
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2011/05/speedi-89a1.html
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