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−西岡議長独り「菅首相辞任」を叫ぶ。与野党議員はこの獅子吼に決起すべし−
西岡武夫参院議長(75)が読売新聞19日朝刊に、菅首相に対して「即刻辞任」を要求する論文を寄稿し、政界に大きな波紋を広げています。西岡氏は民主党出身の長老で、昨年の9・14代表選ではいち早く菅直人支持に回った人物だけに、今回の斬奸状ならぬ「斬菅状」は重く受け止められているのです。
同論文は、東日本大震災や福島第一原発事故への菅首相の対応を批判したものです。その中で西岡議長は、「菅首相が震災発生以来、首相としての責務を果たしていない」と指摘しています。
特に20にも及ぶ会議を作り、指揮命令系統を混乱させたことや、福島第一原発事故の情報開示のあり方を問題視しています。その上で、「すべてが後手後手にならないうちに、一刻も早く、首相の職を辞されることを重ねて強く要求する」と主張しているのです。
西岡議長のこの主張は、「全面的にそのとおり」のまさに正論です。「菅首相のもとでは、震災復興も、原発事故収束も、我が国経済回復も、何一つ前に進まない」とウスウス感じている、多くの国民の声を代弁してくれたものと評価すべきです。
またぞろ「浜岡原発一時停止」のパフォーンスで政権浮揚を目論んでも、直近の各社世論調査でも支持率は数%の微増とあてが外れ、その上不支持が支持のほぼ2倍を占めるなど、この大国難時、国民の大半は菅首相の指導力に限りない疑問符を投げかけているのです。
西岡議長の正鵠を得た指摘といい、国民世論の結果といい、すべては一日も早い「菅首相辞任」を指し示していながらも。当の菅首相は「現時点で退陣などの選択肢は全く考えていない」と、“蛙のツラに小便”式のどこ吹く風と軽く受け流すつもりです。
その上政権延命上6月22日には国会を閉会し、震災復興のための肝心要の第2次補正予算案提出を8月に先延ばしするあざとさです。
幾重にも襲いかかる待ったなしの大国難の今次、ただただ「最大不幸」を招来するばかりの無能首相をいつまでも居座らせておく余裕など、この国にありはしません。
真に有能なトップリーダーのもと救国内閣を組閣し、明確な国家の将来ビジョンを国民に提示すべきです。その上で、霞ヶ関官僚、震災地・原発事故地などの自治体、民間企業などにスピーディかつ的確な指示を出し、震災復興、原発事故収束、経済回復などに全力投球する体制を早急に構築すべきなのです。
その最大のネックになっているのが菅直人であることは、心ある国会議員ならとうに分かっているはずです。何しろこの御仁、3・11大震災直後「よしっ。これでオレの政権、後2年は大丈夫だぞ」と漏らしたような人非人です。
このような鬼畜思考について、西岡議長は「自分の傷口を他人の血で洗う仕草」と斬って捨てています。
それでもこの性格異常者、はるか先の衆院任期を目一杯悪用して、この先2年も3年も首相の座に居座るつもり。そう簡単なことでは辞めませんよ。
「荒野で呼ばわる者の声がする」。こんな不毛な政治状況の中で、身を捨てて独り正論を吐き続ける西岡参院議長には本当に脱帽です。
自民党や公明党など各野党は、何を愚図愚図しているのか。日本の生き死にがかかっているのだ。変な計算ばかりしていないで、一日も早く内閣不信任案を提出しなさいよ。
昨年の“イカサマ”代表選で菅直人に投票した、205名の民主党の両院議員たち。
西岡議長は同論の中で、「菅政権を誕生させた責任を感じ、断腸の思い」と述べているぞ。皆も、さすがに己の「人を見る目の無さ」が分かったことだろう。岡田克也幹事長の言う「不信任案に同調する者は離党を覚悟すべきだ」などという、倒錯した理屈など無視すべきだ。そもそも「無免許」状態の菅政権幹部らこそ正当性を欠くのだから、離党すべきは菅や岡田らの方なのだ。
205名の議員たちは、贖罪のためにも、内閣不信任案に同調すべきです。
あっちについたりこっちについたりと腰の定まらない、宇宙人・鳩山由紀夫を親分とする鳩山グループや中間派の民主党議員たち。
この国難を前にして、最早日和見など許されるものではない。菅支持か、不支持か。この際態度をはっきりしていただきたい。
以上で、内閣不信任案成立に不足分の80人は軽く超えるのではないでしょうか。
それに加えて、取って置きの小沢一郎元代表を中心とする小沢グループ。
思えば昨年の「6・2クーデター」以来、菅直人、仙谷由人、岡田克也らから煮え湯を呑まされ続けてきたのが、小沢グループです。今一体どれくらいの数なのか定かではないものの、なぜ西岡議長のように、明確な倒閣・不信任案同調の声を闡明にしないのか。
この時を逃せば好機再び来たらず。そう腹をくくるべきです。
菅直人を、26日と間近に迫ったフランスのドービル・サミットに行かせてはいけません。“菅ニッポン”のダメさ加減など、世界中に知れ渡っていることでしょう。なのに菅を行かせては、G8先進主要国、ひいては全世界に「やっぱり日本は、この先の再建にまじめに取り組む姿勢がないんだな」と、不都合なメッセージを伝えることになります。
その前に与野党総がかりの内閣不信任案提出で、菅直人を引きずりおろし、急ぎ清新な新体制を構築。サミットには新首相が出席し、再建に賭ける日本の真剣度を世界各国にアピールすべきです。そうでなければ、本当に日本自体がメルトダウンし、崩壊してしまうことになりかねません。
大罪人の菅直人は、この先政治屋に返り咲こうなどと邪(よこしま)な気が起らぬよう、二度と毛が生えぬまで頭をツンツルテンに脱毛し、額に刺青、足に足枷。かつてやり残した、四国八十八箇所遍路の堂々巡りに蹴っ放り出してやるべきです。
「一人じゃ寂しい」?ならば伸子夫人、仙谷由人、岡田克也、枝野幸男、野田佳彦、江田五月、北澤俊美、渡部恒三らを同行させてやろうじゃないの。
西岡参院議長寄稿文全文
http://hanausagi.iza.ne.jp/blog/entry/2289188/
(大場光太郎・記)
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