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民主、統一選総括案 「敗北」認めるも執行部の「責任」問わず
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110520/stt11052023470013-n1.htm
2011.5.20 23:46 産経新聞
民主党は20日、4月の統一地方選挙に関する総括案をまとめた。敗北は認めたものの岡田克也幹事長ら執行部の責任問題には触れていない。21日の全国幹事長会議、来週の役員会を経て、常任幹事会で了承される見通しだが、批判が出るのは必至だ。
総括案は選挙結果について「政権政党として大きく躍進することへの期待に応えられず敗北したことを率直におわびしたい」と明記した。敗因として、「民主党政権への信頼感の喪失や支持率の低迷」が「選挙の取り組み全体にブレーキをかけた」と指摘。首都圏・愛知県・大阪府での「新党勢力の台頭で浮動層が奪い取られた」、「東日本大震災の影響で党役員が選挙応援に取り組めなかった」ことも挙げた。
地方組織が「党内から政権や党執行部への批判が公然と行われることが不信感を増幅させ、選挙の阻害要因となった」と指摘したことについては「深く反省しなければならない」とした。
しかし、執行部の責任に関する記述はなく、「党が結束し、民主党政権が取り組んでいる課題の現状と今後の展望を常に国民に示していくことに、全力を挙げて取り組む」と締めくくっている。
◇
民主党統一選総括案要旨
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110520/plc11052023510028-n1.htm
2011.5.20 23:50 産経新聞
【結果を受けて】
民主党は今回の統一地方選挙を政権与党としての地方組織基盤の強化と位置づけて戦った。しかし当選総数は前回を下回り、政権政党として大きく躍進することへの期待に応えられず敗北したことを率直におわびしたい。
【擁立と選挙結果の概要】
東京区議選は大選挙区で候補者乱立となり、新人候補者等が当選圏入りを果たせず大きく後退した。知事選は対決型の北海道、三重県知事選挙で敗北した。新人候補擁立に時間がかかり、短期間での支持拡大・浸透に至らなかった。
【選挙の特徴】
全ての地域で民主党政権・政党への信頼感喪失、支持率低迷が逆風となって選挙の取り組みにブレーキをかけた。大敗北を喫した首都圏、愛知県、大阪府の特徴は既存政治の改革を掲げる新党勢力の台頭で浮動層の改革への期待が一部奪い取られた。東日本大震災の発生で閣僚や政務三役、党役員は選挙応援などの取り組みを行うことはできなかった。
【候補者擁立について】
候補者擁立のための人材プールが継続的に追求されず、新人候補の擁立に現職議員や支持団体との合意形成が図られなかった。
【信頼と支持の回復】
党内から政権や党執行部への批判が公然と行われることが不信感を増幅させ、選挙の阻害要因となったと、指摘されていることを深く反省しなければならない。政権・政策への信頼感の再生、支持率の向上が最優先課題だ。党が結束し、民主党政権が取り組んでいる課題の現状と今後の展望を常に国民に示していくことに全力をあげて取り組む。
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