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危機感欠如の民主執行部
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110520/stt11052023500014-n1.htm
2011.5.20 23:48 産経新聞
民主党執行部が4月の統一地方選大敗の責任問題に触れないまま、21日の全国幹事長会議やその後の両院議員懇談会を乗り切ろうとしている。総括案では東日本大震災への対応を優先したことや、党内での政権批判を敗因として挙げるなど人ごとのような分析が並んでおり、党内には執行部の危機感の欠如に不満が充満している。連戦連敗で失った求心力は取り戻せそうにない。(宮下日出男)
「この総括を生かして、青森県知事選を頑張ろう」
石井一副代表(選挙対策委員長)は20日の党役員会で、6月5日投開票の同県知事選での必勝を呼びかけた。総括案は異論も出ず了承された。
民主党は東京都知事選をはじめ、岡田氏のおひざ元の三重県知事選でも敗退した。地域政党の台頭も許した。それでも、執行部は責任を取らず、石井氏が選対委員長の辞意を表明したがすぐに撤回した。
これに対し、樽床伸二元国対委員長が大阪府連代表を辞任したほか、県連代表の辞意表明が相次いだ。昨年7月の参院選以来、選挙で負け続けても一向に責任を取ろうとしない執行部への当て付けの意味合いが大きい。
統一選後も党勢挽回にはほど遠い。15日投開票の東京都足立区議選では民主党公認候補10人中7人が落選。青森県知事選でも民主党が推薦する候補が苦戦を強いられている。
「全国幹事長会議では不満が噴出するだろう。サミット後が忙しくなるぞ」
小沢一郎元代表に近い議員は、野党側が26、27両日の主要国首脳会議(仏ドービル・サミット)後に予定する内閣不信任決議案提出で、党内が大動乱に陥ると予言する。
民主党はサミット後に両院議員懇談会を開催する予定だ。党大会に次ぐ党の議決機関の両院議員総会を非公式の「懇談会」とするのは、菅直人首相に対する代表解任決議案の提出を回避したいためだ。
しかし、小沢氏側近を中心に内閣不信任案に賛成するための署名集めが行われているなかで、両院議員懇談会などのガス抜きで、党内の不満が収まるはずがない。執行部の中からすら「参院選から負け続けている原因を取り除かなければいけない。分かりやすいのは菅さんや岡田さんが辞めるということだ」との声が出ている。こうした状況に、参院幹部はやけ気味に自作の川柳を披露した。
「もうだめだ 党内みんな メルトダウン」
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