http://www.asyura2.com/11/senkyo113/msg/431.html
Tweet |
“戦わない”谷垣に不満が噴出!亡父の遺言「政治家に向かない」
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110520/plt1105201242001-n1.htm
2011.05.20 夕刊フジ
谷垣禎一総裁率いる自民党執行部が、内閣不信任案を26、27日の仏ドービル・サミット後に提出する方向で調整に入った。党内にはサミット前の提出を求める声も強かったが、谷垣氏は決断できずに先送りした。「菅降ろし」の本気度を問われる最大野党のリーダー。永田町では「亡父が遺言したように、谷垣氏は政治家に向かないのでは」という声もある。
19日の自民各派総会では、領袖が早期の不信任案提出を促した。
古賀誠元幹事長「菅首相が日本を代表しサミットに出るなんてとんでもない! かけ声だけで国民が評価するのか。体で示さなきゃいかん」
麻生太郎元首相「政権担当能力がないということが明々白々ならば、明らかに倒閣を考えざるを得ない」
現実には、サミット前に不信任案を提出する余裕はない。領袖の菅首相に対する猛攻は、腹をくくれない谷垣氏への不満の裏返しでもある。
自民党は当初、5月2日に2011年度第1次補正予算が成立した直後に、不信任案をたたきつける策を練っていた。菅民主党は統一地方選後半戦(4月24日投開票)で惨敗しており、絶好のタイミングだったのだ。
ところが、4月27日の陸山会裁判で1億円裏金証言が飛び出し、民主党内で小沢一郎元代表主導の「菅降ろし」が失速。5月6日夜には、菅首相が中部電力浜岡原発の停止要請を緊急発表して、流れが変わった。世論の好評価を受け、民主党造反組の動きが止まった。
谷垣氏は不信任案提出のタイミングを逃し、ズルズル…。17日の党役員会でやっと「国民の不安を解消できないなら政権担当能力がないということだ。不信任案を考えねばならない」と大見得を切ったが、可決に必要な民主党議員の造反工作は停滞ぎみ。党役員は「現状では、不信任案可決に必要な81人には遠く及ばず30人程度にとどまる」と打ち明ける。
不信任案提出で失敗すれば、菅首相は信任されたことになり、逆に谷垣氏の責任が問われる。
自民党ベテラン秘書は「勝負の勘所が見抜けない人物は、リーダーに不向きだ」といい、こんな昔話を披露する。
「谷垣氏は、元文相の父・専一氏の死去に伴い、地盤を引き継いだが、専一氏は世襲に反対だった。後援会幹部に『息子は真面目すぎて政治家には向かない。後継者にしないように』と言い含めていた。後援会は地元出身の官僚数人に出馬を打診したが、全員に断られ、谷垣氏を担ぐしかなくなった」
谷垣氏は6月1日の党首討論で、菅首相の原発事故対応などを徹底追及して、不信任案提出の動きを加速させる予定。闘う姿勢を前面に出して菅首相を追い詰められるのか、それとも、亡父の懸念が現実となるのか…。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK113掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。