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森田実の言わねばならぬ【383】
平和・自立・調和の日本をつくるために [383]
《新・森田実の政治日誌》西岡武夫参議院議長の強い危機意識にもとづく菅首相への退陣勧告に共鳴する民主党議員が出ないのはどういうことか?! 民主党議員よ起て!
(森田実の時代を斬る)
「国に諫むる臣あればその国必ず安し」(『平家物語』)
西岡武夫参議院議長の産経新聞5月18日朝刊の「単刀直言」を読まれた方は多いと思う。私は西岡武夫参議院議長がもっている強い危機感にもとづく菅首相への退陣勧告に共感している。西岡議長はこう語っている。
《菅首相の政治手法は「こうする」とか「検討する」とか言うだけ。「いつまでにやる」「いつからやる」というのをほとんど聞いたことがない。すべてが先延ばし、先送りです。これだけの国難の中で一国の最高責任者として、国民に語るべきことを語っていないのは、首相としての資質に欠けます。》
《「戦後最大の国難に菅さんが首相でいることが最大の不幸だ」と言われているそうですが、その通りでしょうね。》
《国会議員は自分を一度、捨てなきゃだめです。民主党議員も、次の選挙がどうなるかとか、今のポストがどうなるかというんじゃなくて、今の日本をどうするかを考えるべきだ。そうじゃなければ、政治家になった意味がないでしょう。》
《政府の原発事故対応は世界各国の皆さんも見ている。菅さんが5月26、27両日の主要国首脳会議(仏ドービル・サミット)に行って、何を訴えるというんですか? やはりサミット前に不信任案を出すのが常道だと思いますよ。菅さんがサミットの場で恥をかくというよりも、世界から(底の浅さを)見透かされるのが嫌ですね。》
「参議院議長がここまで突っ込んだ発言をするのはおかしい」という声を聞くが、私は、西岡議長は、そのような批判があるのを承知で、菅首相批判を続けているのだと思う。さらに言えば、菅首相の存在そのものへの大議論が起こることを期待して、あえて発言されているのだと思う。西岡議長が、批判を覚悟の上で、菅政権が存在し続けることへの強い危機感にもとづく救国の発言は政界においては前向きに受け止めるべきことだと思う。私は西岡議長と同じ気持ちである。菅首相をドービルサミットに行かせることは、日本国民の恥であると、私は思う。菅首相には首相としての資質がない。すぐにやめさせるべきである。西岡議長は、民主党議員の奮起を期待している。民主党議員は菅首相を退陣させるため決起すべきである。西岡議長の発言は読売新聞5月19日朝刊にも掲載されている。
―「本当に重大な機会は人生にはめったに訪れない」(シラー)―
菅首相は第二次補正予算案を今国会には提出せず、8月以後に先送りする意向を表明した。菅首相は菅政権延命のため、被災者を救済せずに見殺しに等しいような非人道的な道をとろうとしている。菅首相の、自らの延命を優先する反国民的政治を許してはならない。
この菅首相の非道に、国民は怒っている。「菅首相は被災者を見殺しにするのか!」との怒りの声が広がっている。
自民党と公明党は、直ちに菅内閣不信任案を今国会に提出する考えを示したが、当然である。民主党が菅首相を守ろうとするなら、国民は民主党そのものを打倒するために決起しなければならない。民主党議員よ目を覚ませ!と言いたい。
菅首相周辺と民主党は、国民の強い菅政権批判をおそれて、超小幅の第二次補正予算案の今国会への提出を検討し始めたが、これはあまりにも姑息であり、民主党への国民の怒りの火に油を注いでいる感がある。
菅内閣と民主党の超小幅の第二次補正予算に騙されてはならない。こんな姑息すぎるやり方は粉砕しなければならない。今国会に大幅な第二次補正予算を提出しない以上、菅政権を倒さなければならぬ。
菅内閣による被災者支援の工程表も、杜撰な上に露骨な辻褄合わせであり、誠意がない。東電の原発事故の収束目標時期と工程表も、露骨な辻褄合わせであり、真面目さが感じられない。こうした姑息な行為の根は、菅首相の延命策から出ていると見られても、やむをえないであろう。もうこれ以上、この日本を不誠実な菅首相にまかせておくわけにはいかない。
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