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本日の参議院本会議には驚いた。
憲法審査会の設置にともなう規定案について、各党が賛成、反対の討論を行ってから採決する段取りになっていたので、賛成側の自民、公明や反対側の共産、社民など、各党が熱弁をふるった。
ところが信じられないことに、与党、民主党からは賛成も反対も討論者が誰も出ないのである。
まったく討論しないなんて、西岡参議院議長ではないが、「菅政権は終わっている」としか言いようがない。
実は、憲法のあり方を見直すための審議会の設置は4年前に決まっていた。
しかし、具体的な審議手続きが放置されたまま今日に至っていた。
その内容を決めようという提案に関して、議論そのものを避けようとするとは、「逃げ菅」内閣の実態を改めて暴露したと言わざるを得ない。
国の基本である憲法に正面から向き合おうとしない政党があってよいのだろうか。
要は、民主党内は考えがバラバラで、賛成とも反対とも党の方針が決められないからだという。
結局、民主党を除く、各党の意見が出揃ったところで採決となった。
出席議員数は229人。
結果は、賛成218票、反対11票。これで憲法審査会の規定が可決された。
今後は、この規定に従い、憲法改正に向けての議論が公開のもとで進められる。
45名の委員が選任されることになったので、小生も名乗りを上げたところである。
GHQによる「日本弱体化を意図した憲法」。
起草者のアメリカ人ですら、「数年後には日本人が自らの憲法を制定し直すと思っていた」と述べていたほど。
あれから67年。日本人は後生大事にアメリカ製憲法を守ってきた。
ところが、すでにドイツでは60回、イタリアも15回の憲法改正を重ねている。
時代の変化に即した「日本人による日本人のための憲法」を今こそ、真剣に創造する時である。
http://ameblo.jp/hamada-kazuyuki/entry-10895967162.html
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