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自民派閥領袖が踊らされた“造反情報”を流した小沢側近
http://bunshun.jp/shukanbunshun/thisweek_pol/110526.html
週刊文春 2011年5月26日号「THIS WEEK 政治」
菅直人内閣への不信任決議案に同調するよう署名を集めるなど、小沢グループを中心に「菅降ろし」が始まっている。大型連休前には自民党の派閥総会で各領袖が、一斉に「不信任決議案を出せ」と声を上げてもいる。不信任をめぐり与野党で呼応しあうかのような動きが起きたのには、ある裏事情があった――。
長広舌をふるったのは伊吹派会長の伊吹文明元幹事長だ。
「菅首相の存在が災害そのものだ。不信任案を出さざるを得ない。民主党も全員が反対することはない。うまくいけば可決する。可決しないまでも造反者が出れば、政局は非常に有利になる。いつまで経っても野党の総裁の立場を楽しむなんてことをやっていたら党内から不満が起こる」
町村派会長の町村信孝元官房長官も「参院の問責決議だけでいいという意見もあるようだが、とんでもない話だ。衆院でしっかりと決着をつけないと被災地のみならず日本国全体が沈没してしまう」と訴え、古賀誠元幹事長、額賀福志郎元財務相も続いた。
自民党関係者が解説する。
「伊吹、町村、古賀、額賀の四氏が事前に会い『早く不信任案を出せ、と一斉に言おう』と申し合わせたようです。与党から七十五人以上の賛成者か、百五十人以上の欠席者が出れば可決ですが、普通に考えれば無理筋。党内でも『会期末ならまだしも早期提出はやめた方がいい。大差で否決され首相を調子づかせるだけだ』と慎重論が強いのですが、なぜか四人は『可決の可能性あり』で一致したそうです」
実は、小沢グループ幹部らから「大量の造反者が出る」との情報がもたらされていたのである。
古賀氏が「山岡賢次副代表から『まだ表に出せないが、百五十人以上の署名が集まっている。不信任案が出れば同調する』と言ってきた」と口にすると、額賀氏が「その話は俺も聞いている」と応じた。鳩山グループの平野博文元官房長官と会ったという伊吹氏も「平野君は『ウチも動く。中間派に菅降ろしの動きが広がっている』と自信ありげだった」と補足する展開に。話半分にしても相当の造反者が出るはず、との結論に至ったようだ。
とはいえ、自民党内の反応は冷ややかだ。中堅議員が半ば呆れて語る。
「あの世代は民主党の内情を知らない。とても不信任案を可決できる状況にないのに『小沢神話』に踊らされて熱くなっているだけ」
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