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原発事故処理に関する自身の責任を開き直って認めない菅総理だが、東電に国民の血税をつぎ込む国の賠償責任は積極容認する。。。浜岡原発を止めても期待したほど世論がなびかないと思えば、早くも今日は他の点検停止中の原発再稼働容認に言及した。更に、発送電分離の目くらましと、保安院などの組織改編で自身の責任逃れを図るご丁寧さだ。。。
やはり、浜岡は、原発行政を邁進する為の捨て駒「トカゲの尻尾切り」だったのだ。現在建設中の大間・上関の工事続行を明言した岡田と共に「原発行政は安全性を確保して進める」という。菅民主は、綺麗事を並べ立てるものの、浜岡の再稼働にもすでに言及しており、海外に対する原発販売攻勢も緩めない。
世界の原発稼働平均年数が約22年であることに対し、日本の原発は30年経てば一度審議して更に10年稼働させている。40年を過ぎて稼働させ、なお、『日本の原発技術が優れてるから』と胸を張るが、その真実はデータ改ざん・身内審査という恐ろしいものだ。
結局は、一度原発というビックプロジェクト(巨大な密園)が稼働し始めたら、群がれるだけ群がって、しゃぶりつくすだけしゃぶりつくす・・・原発を建てる金も、莫大な補助金も、公共の電気料金か税金として国民に賦課して徴収するのだから、正に打ち出の小づちで原発は造られる。。。事故で爆発しても電気料金で償い、足りない分は国が税金で補てんして再稼働する。古代人が追求し現代で完成した錬金術が「原発」・・・堕落した自民政権の最高傑作なのだ。それを菅は丸ごと飲み込もうとしている。自民党の上前を刎ねることに執心してるに過ぎない。脱原発を望む国民の声など届くはずもない。
更に、透けて見えるのが菅の選挙事情である。東電労組は非常によく選挙で動く電気総連の中心部隊だ。都議会や区議会選挙で根を張りめぐらし民主の実働部隊として働く、当然、国政選挙でも重要なポジションを占める。菅や批判の多い原発所管(経産省)大臣の海江田も選挙で電気総連(東電労組)がいれば一安心なのだが、その電気総連・東電労組出身で元連合会長の笹森清が、現在は菅政権を陰で支える内閣特別顧問となっていることはご存知の通りだ。。。
ひっきょう、身内の庇い合い、談合の中で妥協点を見つけたのが「浜岡一時停止」であり、国民の安全や利益は労働貴族の内閣顧問に蹴散らされて終わりと言うことだ。空いた口がふさがらない。何処までも底なしの馬鹿政権だ。
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【安全なら原発再稼働容認=2次補正、今国会提出も―菅首相】
時事通信 5月18日(水)18時21分配信
菅直人首相は18日午後、首相官邸で記者会見し、定期検査中の原子力発電所について「安全性が確認されれば稼働を認めていくことになる」と表明した。今後の原子力政策については、「原子力のより安全な活用方法が見いだせるならさらに活用していく」と述べ、原発の安全性を確認した上で、原子力政策を堅持する考えを示した。
一方、首相は2011年度第2次補正予算案について「本当に急ぐものが提案された場合は考えないといけない」と述べ、今国会中に提出する可能性を示した。その場合、被災者生活再建支援金の不足分など小規模な2次補正とし、8月以降に復興対策のための本格的な補正予算案を編成するとみられる。
(この記事は後段にも大きな意味があるので、別稿で再度UPします。)
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