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先ずは次の記事を読んで欲しい。
未曽有の人災第2波がすぐそこまで迫っている。菅総理の存在が天災以上に恐ろしい。この危険性を、国民が一致協力して取り除かなければならない。
*** 【共同通信/原発事故、緊急対応は「妥当」 政府の報告書骨子案】 ***
2011/05/15 20:55
原発の安全対策を協議するため、6月下旬にウィーンで開かれる国際原子力機関(IAEA)の閣僚級会合に向け、日本政府が作成した福島第1、第2原発事故に関する報告書の骨子案が15日、明らかになった。
事故の長期化を想定できず「対応に不備が指摘されている」とする一方で、対策本部設置、避難指示など事故直後の緊急対応は妥当だったと評価。「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)」の試算結果についても、公表が遅れて批判を浴びたことには触れず「順次公表が行われている」とするなど、政府や東京電力の取り組みを前向きに紹介する記述が目立つ。
政府は経済産業省原子力安全・保安院や原子力委員会、東電などを中心にチームを組織して検討。今月末に来日するIAEAの担当者と協議して報告書をまとめるが、国内チームの存在すら未公表で「政府や東電の限られた見解が反映された内容になる」と批判が出ている。
IAEA報告書は、事故の現状や教訓を国際社会に伝える重要なもの。骨子案は東日本大震災の地震と津波の状況、原発事故の状況と評価、緊急時の対応と評価、放射性物質の環境への放出などを時系列で詳述。東電の工程表を中心に「事故収束への取り組み」を記載するほか「得られた教訓」も盛り込んだ。
事故の初期対応に関しては「避難指示などの基本的な対応が、おおむね所期の通り行われた」「緊急避難の観点からは、おおむね必要な対応が図られた」と評価。原子力安全委が公表を渋っていたSPEEDIのデータについては、被ばくの積算線量は「3月23日以降、随時公表」、放射性物質の拡散予測結果も「5月3日以降、順次公表」と記載した。
また、事故は安全評価で想定している設計基準を大幅に超える「シビアアクシデント(過酷事故)」と位置付け、長期間に及ぶとの想定が不十分だったことに言及。「事前の説明不足、混乱、不備が指摘されている」と問題点にも触れた。
*** 以上、記事転載 ***
(私の意見)
第2次補正予算提案を8月以降に先延ばしする意向の菅総理は、浜岡停止で空振りした反省無しに(そんなこと考える人じゃないから)、事もあろうにIAEAでの報告で失地挽回を画策している。世界の舞台は、日本人のようにマスコミに飼い慣らされ、長い自民政権のぬるま湯にどっぷり浸かって羊化した、従順かつ善良な民ばかりで構成されてはいない。
9.11以降の混乱で悲しみ・傷つき・苦しみながら疑うことを余儀なくされた世界の民は、菅総理と東電の稚拙な自己弁護を許さず、逆に、「日本」という国の仕組みそのものを嫌悪し、更なる疑いの眼差しを注ぐだろう。
日本人は、BSE・新型インフルエンザ・口蹄疫など、他国から持ち込まれる「汚染」には過敏すぎる程反応する。また、HIROSHIMA・NGASAKIの経験から核物質の国内持ち込みを極端に拒絶するのだが、自らは核物質を大量に抱えることをよしとして原発政策を推し進め、地震の巣の上に54基もの時限爆弾(原発)を創った。世界からすれば日本は如何にも理解し難い国であろ。。。その不可解な国策(原発行政)が招いた今回のFUKUSHIMAの処理について、世界各国の関心は高い。
総汚染放射能量で原爆投下に等しい災禍をもたらすであろうFUKUSHIMA!北半球全体の海と空でモニタリングが必要な程、大量の放射能汚染を国内外に垂れ流しながら、日本政府は『危険な状態は過ぎた。放射性物質の漏洩もすぐさま人体に問題が生じる程度ではない。』等と報告する。これを海外のメディアや組織が素直に受け容れると考えているのか?
間違いなく、世界は、日本を「独善と偽善の国」として見放すであろう。戦後の焼け野原の中から立ち上がり、『エコノミックアニマル』などと耐えがたい批判を浴びながら、日本人がコツコツと長い年月をかけて積み上げて来た「信頼」が一気に崩れ去る。。。今後数十年に亘り『日本人は信用できない。FUKUSHIMAの報告は嘘だ。』と世界のいたるところで言われ続けるだろう。
折しもトヨタ・ソニーと、これまで世界を席巻してきた日本企業が続けて情報テロに狙われ叩かれている最中である。禍福はあざなえる縄のごとし・・・厳しい世界的競争のコストとも言えるが・・・今回のIAEA報告が引き金となって「日本製品離れ」が一層加速することを危惧せざるを得ない。
此処で嘘をついてどうなる?菅総理と東電幹部の面目を少々保ったとして何になる?その為に失う日本の信用の大きさを考えてみれば分かるだろう・・・自動車・家電・IT・自然エネルギー・世界市場の競争は日増しに厳しさを増している。嘘つき国家の製品が割り込む余地は無い。
今回、日本政府がFUKUSHIMAの事故処理報告で嘘を連ねれば、日本製品は大型プラント機械から農産物・魚介類に至るまで世界市場から排斥されるだろう。。。これが長い年月続けば空恐ろしい。経済産業省はその損失額をこそ算定してみるべきである!
失敗は成功の元!嘘をついちゃいけない!これは世界共通の認識だ。
人は失敗する。国も失敗する。。。正直に失敗を報告して、再起を誓う。。。それで世界が納得してくれるように、日本国中で努力すれば良いじゃないか!
日本と同時期にファシズムに傾倒して敗戦したドイツは、今、太陽光・風力発電と電気自動車産業を国家が奨励して世界のトップを狙っている。我々日本にはこれ以上の遅滞は許されない。今すぐ「脱原発!!原発のない未来を子ども達に渡す。」と宣言し、ドイツと型を並べるように、自然エネルギー利用大国を目指す。これしかないのだ。
自然エネルギーで行こう!
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6月5日:高知城丸ノ内緑地「自然エネルギーで行こう!脱原発フェスティバル」開催
(後日詳細をご案内します。)
新党市民は、自然エネルギー利用に取組み、自給自足生活を実践する国民を支援します。エネルギーも食料も自給自足率の高い「脱原発社会」の実現を目指しています。「さくら革命」を合言葉とし、活動周知のためブログランキングで上位に入ろうと頑張っています。応援してください。
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