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昨日、テレビで飯舘村の農家の方数人が「政府の言うことは信用できない。とにかく本当のことを言って欲しい。」とおっしゃっていた。原発事故の被災者に限らず多くの国民が、そのように感じているのではないだろうか。これほどまでに国民に信用されない政権の正当性と継続性を認めていいのだろうか。原発事故に関しては初動対応はもちろんのこと、データの開示等についての政府や東電の不透明さと情報隠しとも思える対応の問題点がポロポロと表に出始めた。
政権内部でも、これではまずいと思い始めたのか矛先を東京電力や浜岡原発に向け、国民の目を福島原発から少しでも逸らそうとする意図が感じられる。その為かどうかは知らないが原発対応に関しては細野補佐官が矢面に立つことになったようだ。枝野くんは、もっぱら「東電叩き」に徹するようだ。いかにも弱いものの見方であるような姑息な手法は、枝野くん達の得意技である。常にいい子でありたいという優等生思考しかできない政治家の代表である。
枝野くんへ
君は、1号機のメルトダウンも知っていたんだね。2・3号機のメルトダウンの可能性も知っていたんだね。スピーディーのデータも見ていたんだね。20キロ圏外にも多量の放射性物質が飛散したことを知っていたんだね。農産物に多量の放射性物質が降り注いだことを知っていたんだね。危険を知りながら「危険を訴える人たち」を「デマの流布」などと言いながら批判していたんだね。
すべて知っていて「安全です。」「直ちに健康に影響はありません。」と言っていたんだね。被害の甚大さや危険性を知っていたにもかかわらず「安全基準値」を緩和したんだね。20キロ圏外にも多量の放射性物質が飛散していたことを知りながら退避勧告をしなかったのだね。
にもかかわらず、反省の言葉もなく自身の対応への批判をかわすために「東電叩き」に奔走する枝野くん。今やあなたの言うことを信じる人は殆どいませんよ!これほどまでに、国民の信用と信頼を失った政権の正当性はどこにあるのか?あれば教えて欲しい。「国民の生命と安全を守る」ことが政治家の最大の役目であるとするならば、「嘘を言い続ける。」菅政権の正当性と存在意義は無いものと考える。
自分達の延命と保身しか考えない政治家達が政権の中枢を占めていることこそが日本社会における「最大不幸」である。重要な政策を殆ど先送りにしてしまう菅政権で日本は大丈夫なのか?2次補正予算先送りで被災地支援と被災地の復旧は大丈夫なのか?枝野くんに聞いてみたい。
http://haru55.blogspot.com/
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