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荒唐無稽と非難轟々?菅は鳩山に母屋を返却「第二期鳩山政権誕生」
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2011年05月16日 | 日記 :世相を斬る あいば達也
またまた多くの人々から顰蹙や批判の対象になるような仮説を立ててみようと思いついた。無料で好き勝手書ける、道楽コラムをやっているお陰だ。(笑)結構書いている時は夢中なので、コラムの致命的欠陥などに気づく筈もない。半分“酔って候”なのだから、問答無用である。
さぁ今夜も“酔って候”コラムを書くことにしようではないか!筆者が「第二期鳩山政権誕生」の仮説をおっ立てたのには、それなりの理由と云うか言い分はある。
まず、第一に鳩山由紀夫前首相は外務省官僚と防衛省官僚の、国家公務員守秘義務違反に匹敵する裏切りに遭い、普天間基地移転問題で、政権を投げ出すに至った点である。彼等は明らかにスパイ行為を為したのである。我が国にはスパイ防止法と云う法律がないので、国家公務員法で裁くしかないのだが、国賊の極みである。つまり、鳩山由紀夫は道半ばで官僚たちの罠に嵌められたのだから、原点に戻り政治理念を遂行する権利がある。
第二に、国民の多くが菅直人に辟易しているのに、ポスト菅が見当たらないと思案投げ首になっていることだ。そもそも、無能な政権だけど、次の首相が見当たらないから、無能に国難を任せておくしかない等と云う、国民を愚弄した話はないわけである。極端な話、菅直人のような権力亡者ではなく、常識の範囲で政権運営が行える人物であれば問題はない。彼は常識外の男なのである。ポスト菅、ごまんと居るではないか!鳩山由紀夫を筆頭に、小沢一郎、前原誠司、西岡赳夫、原口一博、亀井静香、渡辺喜美。誰でも良いぞ!自民党の中から与謝野の如く一本釣りして、河野太郎なんてのはどうだ?(笑)まぁ鳩山か西岡が妥当なのだが、鳩山が一番手だ。
第三番目の理由として、現在進行形の福島原発放射能ダダ漏れ問題は、周辺各国に重大な不安を与えている。不安だけでは済まされない、実害も出てくるかもしれないわけで、超親米政治家よりも、中露韓に目配せ可能な政治リーダーが必要になるだろう。菅のように、国内から正当性が疑われ、海外からチョイの間政権と見られ、まったく信頼を得ていない政権が「安全です」と叫べば叫ぶほど、中露韓及びアジア各国の不安を増幅させているのが現実だ。その点で、東アジア共同体構想を背中に背負った鳩山には資格がある。
第四番目に、米国・国会議員の動きが米軍再編問題の予算に関連して、大きく動き出した点である。沖縄基地問題全体を見直す機運が生まれてきたことは鳩山に有利に働いている。ビンラディンの殺害により、911事件に一定の終止符が打たれた。(表向きの話で真偽はこの際どうでも良いのだ)米国は世界を股にテロ撲滅に血道を上げる必要はなくなったではないかと云う論調が、上院軍事委員会を中心に盛り上がりはじめている。
米国の財政は逼迫しており、膨大な軍事費の削減は我が国の比ではなく深刻なのである。米国政府にとって、普天間海兵隊移転をグアム・サイパンへは充分に検討に値する話だ。日本政府の財政的支援で効き目があるのは、こう云う時期だからこそである。乾坤一擲の米軍海兵隊移転に大盤振る舞いの予算を計上出来るのは、名誉挽回を含め、理念に基づく必要性がある。故に鳩山が良いのだ。弱味につけこむのが外交と云うもの、鳩山が出来るかどうか判らんが、やらせる価値はある。
第五番目は、小沢一郎の民主党内蜂起をソフトランディングさせる唯一の方法だと云うことだ。この最後の言い分が、実は肝である。(笑)今度こそ、民主党は鳩山を担ぎ直す以上、小沢排除の屁理屈を押しつけることは不可能だ。何せ、鳩山の復権は小沢グループ支持があっての話で、菅・仙谷・岡田等の排除が明確にならざるを得ないのだから。当然、小沢は鳩山政権の中核に位置し、国家戦略室を省として格上げ、各省庁の上位行政決定機関に据えるべきである。その国家戦略省の直近の仕事が、東日本大震災の復旧復興であり、福島原発の処理方法の一元化である。
この第五番目の目的には、上記の前向きな目的とは別に、ディフェンシブな目的も隠れて存在する。それが小沢一郎への謂われなき誹謗中傷裁判だ。悪法も法である以上、結論は何処かで出さざるを得ないのだが、この国難の時に、最も的確にポイントを抑え臨機応変にリーダーシップを発揮される事が期待出来る政治家の能力を封殺することは国益に反する。小沢を悪法で裁くのはそれからで充分だろう。 裁判官のポピュリズムから推し量るに、小沢の活躍を見た後に、官僚及び司法当局の思惑通りの判決を下す気力は萎える可能性が高い。現時点の裁判の趨勢から判断すると、検事調書万能の司法判断になる可能性は大いにある。杞憂だと思いたいが、我が国司法の方向性は霞が関と一体化しているのだから、正義ヘッタくれと言っていると、後の祭の危険性はある。我々はあまりにも多くの疑惑に満ちた判決を目の当たりにしているのだから、裁判の背景づくりに政治の背景を重ね合わせることも緊急避難のようなものである。
以上、「第二期鳩山政権誕生」の合理性を語ってみた。なかなか愉快ではないか、昨年6月時点の民主党政権に戻すと云う単純な事である。ただ今度は小沢一郎を内閣の要におく点が違う。それだけで、死ぬほど結果が異なることを、国民に示す義務が民主党にある。否、鳩山由紀夫は小沢一郎に借りを返さなければならないのだ。小沢の政権交代劇を台無しにした鳩山由紀夫には、その汚名を拭う良いチャンスではないか。個人的にはノーテンキな鳩山だが、筆者は人間的に好きだ。出来たら、霞が関にひと泡吹かせてやる気概を持って貰いたい。
岡田が焦りを見せているようだ。(笑)「野党の不信任案に与党内から賛成することは与党としての責任放棄だ。党を離れる覚悟をしたうえで賛成するのが当然だ」と読売が報じている。正当な政権ならそれも一理だが、乗っ取り政権に正義はないだろう。民主党の体たらくを決定的にしたのは菅・岡田民主党であり、鳩山・小沢民主党ではないことは明白だ。国益に反する政権は、政党政治云々を語る資格すら失っている。岡田!オマエは選挙に勝ったことがあるのか?イオンのどこぞの店長にでも転出するがよかろう。バカたれ!おぉ今夜も酔いが回って候
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