http://www.asyura2.com/11/senkyo113/msg/194.html
Tweet |
http://www.47news.jp/CN/201105/CN2011051401000376.html
大阪府の橋下徹知事が代表を務める「大阪維新の会」の府議団が、府立学校の入学式や卒業式で君が代を斉唱する際、教職員に起立を義務付ける条例案を5月議会に提出する方針を固めたことが14日明らかになった。維新の会は単独過半数を確保しており、提出すれば可決される公算が大きい。
維新の会幹部は「他の都道府県にはない条例ではないか」と強調。国歌斉唱をめぐる教職員と学校・教育委員会側とのトラブルは各地で頻発しており、踏み込んだ中身の今回の条例案は関係者らに波紋を広げそうだ。
自民党府議団が府立高校などで国旗の常時掲揚を義務付ける別の条例案を提出する意向で、維新の会は自民党案との一本化も模索する。
-----------------
君が代については、アジア太平洋戦争などにおいて日本が植民地支配を推進するために使われた経緯がある。君が代は日本国民の歌ではなく天皇の歌なのである。こうしたことから、君が代に対する態度は歴史認識の問題として日本国憲法が保障している思想・良心の対象となるものである。
地域政党・大阪維新の会(代表=橋下徹・大阪府知事)は、東京都知事の石原慎太郎と同じレベルのアナクロニズムを信奉している者たちの集まりであることが明らかとなった。こんな政党は国民の力で追放しなければならない。
本年3月には、君が代斉唱で起立ぜず東京都教育委員会から懲戒処分を受けた教師たちが、処分の撤回を求めて東京高裁に控訴していたが、「控訴人らに対する懲戒処分を取り消す」という1審東京地裁判決を覆す、逆転勝利判決が下されている。
------------
3月10日、東京高裁で東京「日の丸・君が代」処分取消訴訟(一次訴訟・原告168名、1名が減給、167名が戒告)の控訴審判決が下された。(東京高裁第2民事部 大橋寛明裁判長)
結果は、「控訴人らに対する懲戒処分を取り消す」という1審東京地裁判決を覆す、逆転勝利判決であった。当日は、アイム89(東京教育労働者組合)の「君が代」裁判(原告2名、戒告処分)もあり、こちらも処分取消の勝利判決を勝ち取るという、まさにダブル勝利であった。
判決は、「控訴人らの損害賠償請求は棄却」、また「10・23通達(「日の丸・君が代」強制の都教委通達)および職務命令は、憲法に違反しない」という不十分さをはらみながらも、懲戒処分を裁量権逸脱と解し、処分取り消しを判断した意味は非常に大きい、まさに勝利判決である。そして2003年10・23通達以降の処分取消としては、初の判決でもあったのである。
高裁前には、一般傍聴席53席をはるかに上回る145名の傍聴希望者と原告あわせて200名が結集し、勝利を全員で確認し合った。
ある原告は、「今、学校では職員会議で自分の意見を言うことすらできない状態にある。この判決をふまえて、少しでも職場を良くしていきたい」と語った。また記者会見にのぞんだ原告は、「被処分者は、学級担任にもなれない状態だ。病欠者も増え、辞めていく教員もいる。でも、(今回の判決を見て)教員を続けていて本当によかった」と語った。
この判決が、何よりも現場の教員を励ますことは間違いない。自信も持って、石原教育行政を追いこんでいきたい。(湯本雅典)
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK113掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。