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小沢氏の「菅降ろし」シナリオ始動 自民にも働きかけ
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110514/plc11051402010000-n1.htm
2011.5.14 02:00 産経新聞
通常国会の会期末(6月22日)に向け、民主党の小沢一郎元代表が描く内閣不信任案同調による「菅降ろし」シナリオが始動した。複数の小沢氏の側近議員は党内で同調者の署名集めを始めるのと並行して、自民党幹部に不信任案の早期提出を持ちかけている。小沢氏は菅直人首相の早期退陣に弾みをつけたい考えだが、思うように首相を辞任に追い込めないことへの焦りの表れともいえる。
署名集めに動いているのは小沢グループの中核メンバー。13日もグループ議員の議員会館の控室を渡り歩き「まだ署名していないのか?」と圧力をかけた。
「不信任案に一直線で向かうべきだというのが小沢さんの本音だ。首相を今月下旬の主要国首脳会議(仏ドービル・サミット)に行かせないため、来週前半にヤマを設定している」
側近議員の一人は小沢氏の心中をこう推し量る。首相の党代表解任決議案の提出を念頭に、5月の大型連休前の両院議員総会開催を模索してきたのと同じように、5月中旬に不信任案可決の期限を設定することで、倒閣の機運が高まるのを期待しているようだ。
「谷垣禎一自民党総裁が今日の午後3時半に小沢氏と会談する」
自民党内では13日、こんな噂も流れた。実際にはそんな予定はなく、谷垣氏は「私が? いつ、どこで会うことになっているんですか」と目を白黒させてみせた。
谷垣氏周辺は「多数派工作に焦る小沢氏の情報戦では」といぶかしんだが、ここ数日、複数の小沢氏側近が、自民党幹部らに猛烈なアプローチをかけているのは事実だ。
「不信任案可決に必要な人数は足りてますから」
側近の一人はこう言って不信任案提出を促した。
ただ、資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で刑事被告人となっている小沢氏への党内外のアレルギーは根強い。
「ポスト菅をどうするかのシナリオもなく、小沢氏が新党を作るかどうか分からないまま不信任案に同調するわけにはいかない」
署名を拒否した議員はこう語った。別の議員も小沢氏側近の動きを「ヤマ場は野党が不信任案を出す会期末直前なのに、情勢が見えていない」と批判する。
「小沢さんも焦っているのかな。首相は政局だけの人だから手ごわいぞ」
署名した中堅議員でさえ、小沢氏の戦略に疑問符を付けている。
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