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(回答先: 浜岡停止「歴史が評価」=国内原発、検証後に安全策強化−菅首相(時事ドットコム) 投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 5 月 13 日 19:40:28)
「切迫度、東海地震の方が大きい」 内陸に多数の活断層 (MSN産経ニュース 2011.5.9 22:56)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110509/dst11050922570027-n1.htm
日本では東日本大震災や東海地震などの海溝型地震だけでなく、内陸直下型を引き起こす活断層も多数ある。東海地震が浜岡原発の停止理由とされた一方で、周辺に活断層がある原発も少なくない。ただ専門家は「地震の切迫度は東海地震の方がはるかに大きい」として、同列に論じるべきではないと強調している。
・・・・・・
原発建設の際は、活断層の有無を確認し、国の耐震指針に基づき安全性が評価される。周辺に活断層がないことが望ましいが、あったとしても耐震性が確認されれば許可される仕組みだ。
活断層は一般に数千年から数万年の長い間隔で地震を起こす。これに対して海溝型地震は100年程度の短い間隔で地震を繰り返す違いがある。
東海地震は、30年以内の発生確率が87%と非常に高い。一方、活断層は30年以内の発生確率が高くても数%程度。単純比較はできないが、一般に海溝型地震と比べ切迫度は低い。
国は活断層が見つかっていない場所で鳥取県西部地震が起きたことを受け、原発の耐震指針を18年に改定。各原発で活断層の再調査が行われたが、現行指針では耐震性に問題はないと評価されており、周囲に活断層があったとしても直ちに危険とはいえない。
東京工業大の翠川三郎教授(地震工学)は「活断層は活動間隔などがよく分からない場合もある。長期的な調査研究を行い、最新の知見を安全評価に反映させることが重要だ」と話す。
(引用おわり)
◇
菅の浜岡原発停止に大賛成です。
ほかも止めればもっといい。
しかしそれにしても、なぜ浜岡なのか。
理由としては3つくらいしか思いつきません。
まず、菅のいう、「地震の可能性が突出して高い」、からか。
上の産経記事の「専門家」もそのつもりのようです。
(逆にいえば、他は地震の可能性が高くないから構わない、と言いたいのか?)
しかしこれは理由にならない。
かりに、浜岡は地震発生の確率87%、他は数%だとしても、
だからといって浜岡以外(たとえば伊方)は、数%の確率で起こる地震に見舞われてもいい、ということには全くならない。
活断層型は「よく分からない」から「長期的な調査研究」が必要だというなら、その間、止めたらどうだ。
(浜岡で予想される地震の大きさは原発の耐えられないものだが、他で予想される地震はそれほど大きくなく原発は(絶対)安全だ、というのなら論理的には成り立つ理由だ。
しかしそういう論立てではなさそうだ。)
まさか、浜岡は名古屋に近く、東京の西にある、からではあるまい。
それでは他の地域のひとたちは納得しない。
そうすると残る理由は、
浜岡がいちばん菅・民主党のパフォーマンス効果が高いから、
ということか。
なぜ浜岡なのか。
誰かいちど、これを菅に突っ込んできいてみてほしい。
このまま、>「評価は歴史の中で判断してほしい」、などと大見得を切らせておいてはいけない。
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