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http://chikyuza.net/n/archives/9583
孫崎享氏のTwitterより“誰も日本は実態上米国の傀儡であることを知り、実態見ないようにしている”など
2011年 5月 12日 時代をみる 孫崎享
<「ちきゅう座」編集部>
原発と中東:実は見事に関連。
脱原発→当面石油エネルギー依存→中東の重要性大→中東の自主性尊重→対話外交重視。実は逆の流れが今日の姿。イスラエル実力で安全保障確保・入植地推進→中東反対→対話無視、武力で押さえる体制変換→テロとの戦い→中東諸国依存減→脱石油ガス→原子力促進
5時間前 »
西側 如何に妥協を図れるかを模索する時
ラデン殺害:今朝財界関連朝食会。ここで発言(twitter済み)五日FTは「ビンラデンは米国納税者に二兆$かかった」と報道。イラク戦争、アフガニスタン戦争、国内テロ対策費用等合計試算が二兆$。莫大な資金。ではテロとの戦いを続けた結果、米国にとり安全になったか。全くなっていない。
ラデンは対米国戦争を呼びかけ。九六年。目的はサウジにいる米軍の撤退。この時米国受け容れず。しかし911後、「二聖地(メッカ、メディナ)の地(サウジ)を占拠する米国に対する戦争宣言」。アラーの名の下撤兵を求め、達成されない限り米国軍攻撃するというもの。在サウジ軍を
911前に実施してれば事態は違う展開。西側はイスラム社会にテロとの戦いという名の軍事行動でなく、如何に妥協を図れるかを模索する時。パラダイム変化の要。しかし日本は対中東政策では依然テロとの戦いをし優先。違うのでないか。
9時間前 »
脱原発:進む
10日東京新聞:菅首相、2030年までに原発の総電力に占める割合を50%以上にすることを目指したエネルギー政策を見直し、従来の原発重視を転換する方針を表明。太陽光や風力などの再生可能エネルギーも”基幹エネルギー”に位置付け、省エネ社会の構築を推進。
22時間前 »
NRCはMARK−1原子炉の改善を要求してきた
原発:今後我が国の原発政策の在り方は様々な検討の要。その一つは原発のタイプ。藤田幸久議員のメルマガで、5月上旬カーネギー財団メザーブ理事長(元NRC委員長)の談話として「福島第一と似たMARK−1原子炉は、米国に23基。NRCはこれら原子炉の改善を要求してきた」の発言を記載。
明確にMARK−1原子炉の脆弱性に注目。この点、事故直後3月15日付NYT・Zeller論評で次を指摘:福島事故でMARK−1原子炉のデザイン上の弱さが災害に貢献したかもしれない。MARK−1炉は他の型に比し頑強でなく、緊急時には事故に起こりやすいとみられてきた。
国の原子力監視者はこの弱点見つけ、幾つかの改良がなされている.このモデルは安価を追求」日本が米国同様の改良を行ったか不明。問題は今後。モデルとして危険に弱いとされているこの型は日本にまだ他の原発で利用されているはず。どこに所在しているか一般に明確にし早期対応の必要あり。
22時間前 »
どうして本質論じられない
浜岡原発:浜岡原発中止呼びかけの菅首相批判は普天間問題時の鳩山首相批判と類似。今最大の問題は(1)東海地震の蓋然性高いか(2)その際の被害予測はどうか(3)浜岡原発中止の妥当性はどうかである。しかし多くの論は、菅氏唐突、相談無し、全体像見えぬ、菅氏の延命策と本質論でない部分で終始
この手法は普天間問題での鳩山首相批判と同じ。普天間問題は(1)辺野古移転に反対する地元の意志をどうみるか(2)辺野古移転を行わないで日米関係に緊張をもたらさぬ道あるかが中心。しかし鳩山氏のぶれが論点。どうして本質論じられない。本質論じられないからすり替えるのだが。
5月10日 »
脱原発:各地知事の頑張りが流れを作る。
中央政治家の大方の動きは疑問。知事は国民により密着し浜岡原発中止を支持:これまで静岡、長野、大阪、高知。今又北海道。10日道新「高橋知事は”地震の危険性の高い原発をストップすることは当然で、菅首相の決断は高く評価する”と述べ、全面支持表明」
5月10日 »
誰も日本は実態上米国の傀儡であることを知り、実態見ないようにしている
不思議な国日本:ウィキリークスは日米関係の情報暴露開始。どれもこれも極めて思い問題点を指摘。基本は米国に圧力をかけられ、外務、防衛官僚、一部の政治家が首相の意向に反し米国の意を実現することに唯々諾々としている実態が明らかになっているのに全く反応しない日本。誰も日本は実態上米国の傀儡であることを知り、しかし自分の利益に繋がると思い、実態見ないよう見ないようにしているのでろう。現時点で出てきた問題点を下記に整理する。(1)米国は鳩山政権が広範な対米政策の改革をもたらすことを懸念した(キャンベル国務次官補は前原国交相に鳩山首相、岡田大臣に”日米関係の全ての問題を検討すると同盟を壊す、両国が合意できる1−2の問題に焦点当てるよう伝言を促す)(2)キャンベル米国務省次官補などが鳩山政権の対米政策の変更を求めて圧力をかけた(キャンベル氏は前原国交相に対し”民主政権が同盟の合意事項を多岐に見直し継続なら、米国の忍耐も限界に近づく”と警告(3)普天間問題では、外務、防衛両省が最低でも県外を目指す鳩山首相の意向を汲んで米国に働きかけしないばかりか、米国に安易な妥協をしないよう依頼(09年10月高見沢防衛政策局長が、キャンベルらとの昼食の席で、「米側が早期に柔軟さを見せるべきではない」と助言等。)(6)鳩山首相の提言を外務官僚など実施する意志なし(外務省斎木アジア局長は対米自立を目指す鳩山政権の政策を「おろか」と表現)(7)日本政府による沖縄への空約束(小池氏はメア総領事に「09年までには違う政権ができているから、我々が仲井真知事にこれまで何を約束したかは問題にならない」と返答した)日本が中国との関係を発展させることに対する米国の過度の警戒米国は民主党のチャネルとして前原氏を極度に重要視。」これら事実をつきつけられ反応しない日本とはどういう国か
5月10日 »
福島原発で学べない日本人
浜岡原発:巨大地震の被害を何故津波に限定する。「停止、津波対策完了までの2〜3年間か」元地震予知連会長が「原子炉本体は頑丈でも、複雑な配管や装置が取り巻く複合体。弱い所に力が集中したら何が起きるか不明」(twitter済み)菅後、頑張れる政治家多分ない。福島原発で学べない日本人
5月9日 »
前原氏 一段の格上げへ
前原氏:二八日WSJ論評「前原氏が近く権力中枢に帰ることが期待される」(twitter済み)。朝日「岡田幹事長は党憲法調査会を新たに設置し会長に前原前外相を充てることを明らかに」米国前原氏の動静よく把握している。当然と言えば当然。一段の格上げへ。岡田氏は前原氏に弱い。後が見える
5月9日 »
原発不具合。又、出ました。
この事故の頻度どうなっているのだろう。9日朝日「敦賀原発2号機、排気筒から放射能漏れ」「1次冷却水から放射性ガスを抜く作業を中、放射性ガスの線量が上昇。原子炉補助建屋内の配管や機器から漏れたとみている」、敦賀原発、本当に大丈夫なのだろうか。
5月9日 »
自己の醜悪に気付ぬ
経団連会長:「(菅首相の浜岡原電の運転停止要請について)「思考の過程がブラックボックスだ。政治の態度を疑う」。(経団連会長の思考の過程は多分単純明快。儲け話でなければ何を聞いても”ブラックボックス”。)経団連は会長にこんな人しかないのか。老人度とは、自己の醜悪に気付ぬ度合い。
5月9日 »
前原氏の役割
ウィキリークス09年12月5日付在日米大使館電報公開。内容前原国交大臣と大使。前原氏は”民主党は最終的に現行の普天間移設(辺野古移転)を受け容れるプランを説明」極めて微妙な時期前原氏は全く担当でない外交、普天間問題につき米大使と協議。長い外交史であまりない現象
5月9日
(・・・前 は5月11日21時54分現在表示のもの)
孫崎享氏のツイットhttp://twitter.com/magosaki_ukeru
を許可を得て転載。孫崎享氏は元外交官・元防衛大学校教授。
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://www.chikyuza.net/
〔eye1398:110512〕
2011年 5月 12日 時代をみる 孫崎享
<「ちきゅう座」編集部>
原発と中東:実は見事に関連。
脱原発→当面石油エネルギー依存→中東の重要性大→中東の自主性尊重→対話外交重視。実は逆の流れが今日の姿。イスラエル実力で安全保障確保・入植地推進→中東反対→対話無視、武力で押さえる体制変換→テロとの戦い→中東諸国依存減→脱石油ガス→原子力促進
5時間前 »
西側 如何に妥協を図れるかを模索する時
ラデン殺害:今朝財界関連朝食会。ここで発言(twitter済み)五日FTは「ビンラデンは米国納税者に二兆$かかった」と報道。イラク戦争、アフガニスタン戦争、国内テロ対策費用等合計試算が二兆$。莫大な資金。ではテロとの戦いを続けた結果、米国にとり安全になったか。全くなっていない。
ラデンは対米国戦争を呼びかけ。九六年。目的はサウジにいる米軍の撤退。この時米国受け容れず。しかし911後、「二聖地(メッカ、メディナ)の地(サウジ)を占拠する米国に対する戦争宣言」。アラーの名の下撤兵を求め、達成されない限り米国軍攻撃するというもの。在サウジ軍を
911前に実施してれば事態は違う展開。西側はイスラム社会にテロとの戦いという名の軍事行動でなく、如何に妥協を図れるかを模索する時。パラダイム変化の要。しかし日本は対中東政策では依然テロとの戦いをし優先。違うのでないか。
9時間前 »
脱原発:進む
10日東京新聞:菅首相、2030年までに原発の総電力に占める割合を50%以上にすることを目指したエネルギー政策を見直し、従来の原発重視を転換する方針を表明。太陽光や風力などの再生可能エネルギーも”基幹エネルギー”に位置付け、省エネ社会の構築を推進。
22時間前 »
NRCはMARK−1原子炉の改善を要求してきた
原発:今後我が国の原発政策の在り方は様々な検討の要。その一つは原発のタイプ。藤田幸久議員のメルマガで、5月上旬カーネギー財団メザーブ理事長(元NRC委員長)の談話として「福島第一と似たMARK−1原子炉は、米国に23基。NRCはこれら原子炉の改善を要求してきた」の発言を記載。
明確にMARK−1原子炉の脆弱性に注目。この点、事故直後3月15日付NYT・Zeller論評で次を指摘:福島事故でMARK−1原子炉のデザイン上の弱さが災害に貢献したかもしれない。MARK−1炉は他の型に比し頑強でなく、緊急時には事故に起こりやすいとみられてきた。
国の原子力監視者はこの弱点見つけ、幾つかの改良がなされている.このモデルは安価を追求」日本が米国同様の改良を行ったか不明。問題は今後。モデルとして危険に弱いとされているこの型は日本にまだ他の原発で利用されているはず。どこに所在しているか一般に明確にし早期対応の必要あり。
22時間前 »
どうして本質論じられない
浜岡原発:浜岡原発中止呼びかけの菅首相批判は普天間問題時の鳩山首相批判と類似。今最大の問題は(1)東海地震の蓋然性高いか(2)その際の被害予測はどうか(3)浜岡原発中止の妥当性はどうかである。しかし多くの論は、菅氏唐突、相談無し、全体像見えぬ、菅氏の延命策と本質論でない部分で終始
この手法は普天間問題での鳩山首相批判と同じ。普天間問題は(1)辺野古移転に反対する地元の意志をどうみるか(2)辺野古移転を行わないで日米関係に緊張をもたらさぬ道あるかが中心。しかし鳩山氏のぶれが論点。どうして本質論じられない。本質論じられないからすり替えるのだが。
5月10日 »
脱原発:各地知事の頑張りが流れを作る。
中央政治家の大方の動きは疑問。知事は国民により密着し浜岡原発中止を支持:これまで静岡、長野、大阪、高知。今又北海道。10日道新「高橋知事は”地震の危険性の高い原発をストップすることは当然で、菅首相の決断は高く評価する”と述べ、全面支持表明」
5月10日 »
誰も日本は実態上米国の傀儡であることを知り、実態見ないようにしている
不思議な国日本:ウィキリークスは日米関係の情報暴露開始。どれもこれも極めて思い問題点を指摘。基本は米国に圧力をかけられ、外務、防衛官僚、一部の政治家が首相の意向に反し米国の意を実現することに唯々諾々としている実態が明らかになっているのに全く反応しない日本。誰も日本は実態上米国の傀儡であることを知り、しかし自分の利益に繋がると思い、実態見ないよう見ないようにしているのでろう。現時点で出てきた問題点を下記に整理する。(1)米国は鳩山政権が広範な対米政策の改革をもたらすことを懸念した(キャンベル国務次官補は前原国交相に鳩山首相、岡田大臣に”日米関係の全ての問題を検討すると同盟を壊す、両国が合意できる1−2の問題に焦点当てるよう伝言を促す)(2)キャンベル米国務省次官補などが鳩山政権の対米政策の変更を求めて圧力をかけた(キャンベル氏は前原国交相に対し”民主政権が同盟の合意事項を多岐に見直し継続なら、米国の忍耐も限界に近づく”と警告(3)普天間問題では、外務、防衛両省が最低でも県外を目指す鳩山首相の意向を汲んで米国に働きかけしないばかりか、米国に安易な妥協をしないよう依頼(09年10月高見沢防衛政策局長が、キャンベルらとの昼食の席で、「米側が早期に柔軟さを見せるべきではない」と助言等。)(6)鳩山首相の提言を外務官僚など実施する意志なし(外務省斎木アジア局長は対米自立を目指す鳩山政権の政策を「おろか」と表現)(7)日本政府による沖縄への空約束(小池氏はメア総領事に「09年までには違う政権ができているから、我々が仲井真知事にこれまで何を約束したかは問題にならない」と返答した)日本が中国との関係を発展させることに対する米国の過度の警戒米国は民主党のチャネルとして前原氏を極度に重要視。」これら事実をつきつけられ反応しない日本とはどういう国か
5月10日 »
福島原発で学べない日本人
浜岡原発:巨大地震の被害を何故津波に限定する。「停止、津波対策完了までの2〜3年間か」元地震予知連会長が「原子炉本体は頑丈でも、複雑な配管や装置が取り巻く複合体。弱い所に力が集中したら何が起きるか不明」(twitter済み)菅後、頑張れる政治家多分ない。福島原発で学べない日本人
5月9日 »
前原氏 一段の格上げへ
前原氏:二八日WSJ論評「前原氏が近く権力中枢に帰ることが期待される」(twitter済み)。朝日「岡田幹事長は党憲法調査会を新たに設置し会長に前原前外相を充てることを明らかに」米国前原氏の動静よく把握している。当然と言えば当然。一段の格上げへ。岡田氏は前原氏に弱い。後が見える
5月9日 »
原発不具合。又、出ました。
この事故の頻度どうなっているのだろう。9日朝日「敦賀原発2号機、排気筒から放射能漏れ」「1次冷却水から放射性ガスを抜く作業を中、放射性ガスの線量が上昇。原子炉補助建屋内の配管や機器から漏れたとみている」、敦賀原発、本当に大丈夫なのだろうか。
5月9日 »
自己の醜悪に気付ぬ
経団連会長:「(菅首相の浜岡原電の運転停止要請について)「思考の過程がブラックボックスだ。政治の態度を疑う」。(経団連会長の思考の過程は多分単純明快。儲け話でなければ何を聞いても”ブラックボックス”。)経団連は会長にこんな人しかないのか。老人度とは、自己の醜悪に気付ぬ度合い。
5月9日 »
前原氏の役割
ウィキリークス09年12月5日付在日米大使館電報公開。内容前原国交大臣と大使。前原氏は”民主党は最終的に現行の普天間移設(辺野古移転)を受け容れるプランを説明」極めて微妙な時期前原氏は全く担当でない外交、普天間問題につき米大使と協議。長い外交史であまりない現象
5月9日
(・・・前 は5月11日21時54分現在表示のもの)
孫崎享氏のツイットhttp://twitter.com/magosaki_ukeru
を許可を得て転載。孫崎享氏は元外交官・元防衛大学校教授。
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://www.chikyuza.net/
〔eye1398:110512〕
(新世紀人コメント)
菅首相の浜岡原発停止要請への批判と鳩山首相の普天間基地移転に関する発言への批判は同じではないショ。
ブラックボックスのような米倉(夜寝暗)にまで「思考経過と説明が不明だ」との趣旨で疑問を突きつけられる菅は米倉(夜寝暗)よりも真っ暗な”暗がり迷走ぶり”でしかない。
要するに自分では対応できない津波震災原発被害の有様に遂にうろたえて大衆迎合の発言を連発して延命を図って空しい逃亡を図り始めたという事だ。
さすがに米倉はじめ財界関係者も呆れ始めたという事だ。
負け戦が始まったのだ。直ぐに決着はつかないだろうが戦線離脱が始まるぞ。
マスコミ、財界、タレント、評論家、みんな自分に不利と判った事からは逃げ出すのは常識だろうさ。
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