http://www.asyura2.com/11/senkyo113/msg/149.html
Tweet |
民主の文書は“怪文書”と同じ!自民のキーマンが呆れたワケ
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110513/plt1105131154000-n1.htm
2011.05.13 夕刊フジ
菅直人首相は、東日本大震災からの震災復興を掲げて政権延命を図ろうと必死だが、そう簡単ではない。参院では野党が多数を握り、浜岡原子力発電所の停止要請で見せた、菅首相によるパフォーマンス政治を監視している。参院自民党のキーマンである山本一太参院政審会長は夕刊フジの単独インタビューに応じ、菅民主党の政策決定のあり方に不信感をあらわにした。
「国民受けすることを、場当たり的に言い出したとしか思えない」
山本氏は浜岡原発停止について、こう指摘した。日本経団連の米倉弘昌会長も「結論だけポロッと出てくる。思考の過程がブラックボックス」と語っており、他の政策でも同様の傾向は見られる。山本氏は続ける。
「菅政権下だけでも、昨年の参院選前にマニフェストにない消費税増税を言い出し、TPP(環太平洋経済連携協定)への参加方針も突然打ち出した。被災者の仮設住宅について、菅首相が『お盆の8月中旬までに全員の入居させる』と国会で明言したこともそうだ」
消費税増税は、民主党内で容認派と堅持派の対立を生んで迷走、参院選で民主党は大敗した。TPPも、民主党内で農村選出の議員を中心に反対論が噴出。仮設住宅については、国交省への根回しがなく、政務三役の1人が「ぼくらは『お盆』は意識していない」と言い放つ始末だ。
民主党は政権交代後、党内や閣内の対立を防ぐために「政策決定の内閣一元化」を掲げていたが、完全に看板倒れ。
山本氏は「米軍普天間飛行場の県外移設とマニフェストの断念に象徴されるように、民主党は国民受けしそうなことに場当たり的に飛びついて、結局、実現できず支持を失う。だからまた、国民受けしそうなことを言い出す」という。
どうして、こんなことになるのか。山本氏は「民主党には政策決定のプロセスがないからでは」と分析する。
2011年度第1次補正予算をめぐる民主・自民の政調会長協議の際、自民党は総務会の決定を経た文書を持って行ったが、民主党側の文書には民主党の「み」の字もなかった。「どこの決定か?」と聞いても、民主党側は「粗々のもので」と返事。詰めると「政府・与党でいいです」と言い放ったという。
山本氏は「あまりにいい加減。政党間の協議に、政党の決定を経ていないものを持ってくるのはおかしい。あとでひっくり返るかもしれない。はっきり言って、怪文書だ。一事が万事この調子。こんな政権とは組めるはずがない。後半国会では、菅政権を退陣させるべく、追及を強めていく」と話している。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK113掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。