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TPPをめぐる水面下の攻防戦
テーマ:ブログ
TPP (環太平洋経済連携協定)をめぐる水面下の動きが激しくなってきた。
ころころ変わるのが菅政権の特徴なのだが、それへのアメリカのイライラも相当募っている。
オバマ政権でAPEC担当大使を務めるカルト・タン氏は昨日、「日本は自ら6月末までにTPPへの参加を決めると約束していた。それを先延ばしするなら、先々入りたいと言っても、他の参加国の納得は得られなくなるだろう」と述べた。
これは腰の定まらない菅政権が2日前に行った「TPP棚上げ」発言を受けてのもの。
本当に日本のためになると思うのであれば、とってつけた言い訳などせず、TPP参加を言えばいいのに。
アメリカからは「日本が震災から立ち直るのにTPPは欠かせない」と、繰り返し脅しのような要請が届いていた。
にもかかわらず、菅首相は民主党内のTPP反対勢力の顔色をうかがい、時間稼ぎを図っているようにしか見えない。
もちろん、オバマ政権が強要するTPPには日本の根底を破壊しかねない爆弾がたっぷり仕込まれているから、危険極まりない代物なのだが。
小生は最新刊『恐るべき TPP の正体 』(角川マーケティング)を通じて、その問題点を明らかにしたばかり。
菅首相には是非、お読み頂かねば。
そうすれば、決断も素早く下せるはず。
TPPの中身をよくご存知ない首相は、クリントン国務長官やオーストラリアのギラード首相が相次いで来日した際に、復興支援への感謝の気持ちとばかりに、「TPPの早期参加決断」を約束してしまったらしい。
それを受け、官邸にはアメリカの専門家まで入り、詳細を詰める作業に当たったといわれる。
そうした経緯がありながら、土壇場での先送り発言。
これではアメリカ政府も不信感と失望感を募らせたのも当たり前。
昨日のタン大使の発言は、そうした煮え切らない菅首相へのいら立ちを表明したものである。
本日は、たまたま月刊ビジネス情報誌『エルネオス』の取材を受けたので、日本の近未来を左右するTPPの舞台裏を思う存分語らせて頂いた次第である。
6月1日発売の同誌6月号をどうぞお楽しみに
1 ■息を吐くように嘘をはく首相
浜田先生
こんばんは。
TPPにはネット世界では、日本国の国家主権を根底から脅かす亡国条約として反対論が根強いです。
先生の著作はまだ読んでいませんが近々読ませて頂きたいと思います。
菅直人はその場限りの嘘でうまく世渡りしてきたつもりでしょうがもう通用しない。特にアメリカには。
しかし日本国としてはこのまま優柔不断にスルーしてくれたほうがいいですね。よう断らんやろうから。自民党が政権復帰するまでは。
ひーちゃん 2011-05-11 22:01:33 [コメント記入欄を表示]
3 ■いいよ、いいよ
初めてコメントします。
TPP参加は復興の邪魔としか思ってない一自民党支持者です。
菅さんが何を思って参加表明を先送りしたかの真意は計りかねますが、TPP参加を完全に取り止める為にTPPの正体を周知する機会がきたと考えます。
浜田先生や他の反対派議員の方で早く自民党内をまとめて下さい!
私もネットが中心になりますが、周知活動を続けていきます!
komi1114 2011-05-12 00:15:08 [コメント記入欄を表示]
4 ■TPP絶対反対!!!
浜田先生、こんばんわ。
TPP参加は日本を滅ぼします。危険です。昨年から、ずっとTPP反対を訴えております。
日の丸が見えてる自民党は日本国を本当に思うならばとにかく、
全力でTPP参加に反対し阻止してください。
今回の東日本大震災を更にと、ここぞとばかりTPP参加への口実にされて、急かされては堪ったものでは御座いません。
日本をどこまで弱体化させ潰す気かと。
TPP阻止!
宜しくお願い致します。
恋華悠月 2011-05-12 00:17:41 [コメント記入欄を表示]
5 ■勘違いしてすみません
先ほどコメントした者です。慌てて先生のブログの文章の中の『早く参加すると言えばいいのに』の意味の取り違えをしました。大変申し訳ございませんでした。先生は誠実な方なのに、過去の自民党の汚点を非難してしまいました。子供たちのためにも絶対にTPPを阻止せねばと焦り、文章の中の真意まで読み落とすとは、冷静さに欠けました。お気を悪くなさらないでください。
まあ 2011-05-12 03:29:29 [コメント記入欄を表示]
http://ameblo.jp/hamada-kazuyuki/entry-10888773537.html
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