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菅首相はあの手この手を使って政権延命策を図っている。浜岡原子力発電所の運転停止がいい例だ!中部電力は9日午後の臨時取締役会で、菅が要請した浜岡原子力発電所の全ての原子炉の運転停止を受け入れることを決めた。現在運転中の4、5号機は数日後に運転停止し、定期点検中の3号機は再稼働を見送るという。
私は結果論としては反対はしない。ってか、誰も反対できない、ツーか反対のしようが無いのだ。反対すると袋叩きに遭うのは目に見えているのだ。ある種のハニートラップを国民と中部電力に仕掛けたのだ。しかも、この時期このタイミングに発表するのは如何にもパフォーマンスなのだが、絶妙といえば絶妙なのは確かだ。
私的には政権維持のための延命策としか考えられない。極めてワザトラ感が漂ってうざったいのだ!菅は権力延命策会議の「政権しがみつき隊」を結成した。そのメンバーである海江田経済産業相、原発担当の細野首相補佐官、枝野官房長官、仙谷官房副長官らと一緒に、1か月にわたり「浜岡原発停止」を極秘裏に検討して来たという。
問題は、稼働中の4、5号機についての停止を求める法的根拠だったらしい。弁護士出身の仙谷、枝野らが、原子炉等規制法などの条文をどう読んでも、法的に停止を指示することは出来ず、行政指導で中部電力に自主的な協力を求めるしかないと云うことになったのだという。菅は、それしか自分の延命策はなしと読んだのであろう。しかも、中部電力が断るはずは無いと判断したのだ。
さすがに強欲な男だ!自分の利益誘導には秀超でているのだ。形振り構わず、何が何でも浜岡原発を止めて国民の共感グッドウイルを得ようとしたのだ。悪智恵だけはとてつもなく働くというか長けているのだ。小泉流ポピュリズムとは表現方法は違うが、似たような方法論を身に着けたのたのかも知れない。結局、これが功を奏した感があるのだ。しかし、これが真の民主主義の在り方かといえばどうなのだろう?
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