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“姑息”菅も“腹黒”小沢もイヤっ…民自の中堅・若手が見放した!
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110511/plt1105111145001-n1.htm
2011.05.11 夕刊フジ
民主、自民両党の中堅・若手議員が近く、小沢一郎民主党元代表と距離を置く形で新議連を発足させることが分かった。「菅降ろし」の前に「小沢外し」を模索しようという動きで、今後、「菅・小沢抜き」の新しい政治体制が構築される可能性がある。一方、菅直人首相は姑息にも、内閣改造を断行することで政権の求心力を取り戻そうと画策しているという。
新議連の名称は「国難対処のために行動する『民主・自民』中堅若手議員連合」(民自連)。17日に国会内で初会合を開く。
呼びかけ人は10人。民主党から樽床伸二元国対委員長、松野頼久元官房副長官、自民党からは菅義偉元総務相、河野太郎衆院議員らが名を連ね、菅首相がもくろむ「復興増税」への反対を唱える予定だ。
しかし、この新議連には別の狙いが秘められている。呼びかけ人の1人はこう漏らす。
「小沢グループの連中が入ってくるので、すぐに『菅降ろし』はやらない。民主党議員の多くは『親小沢』『反小沢』に分けられることにウンザリしている」。つまりは、「反菅」勢力から小沢色を払拭しようという狙いだ。
そもそも、小沢氏主導の「菅降ろし」には、どこかうさん臭さが漂う。
小沢氏は、東日本大震災や福島第1原発事故に関し、「政府対応がこのままではいけないという声を強くしていきたい」(6日、千葉県いすみ市で)と豪語しているが、自身は「政治とカネ」の問題を抱える刑事被告人であり、党員資格停止処分を受けている身だ。
先月末には、小沢氏の資金管理団体「陸山会」の政治資金規正法違反事件の公判で、ゼネコンの元社長が「小沢氏側に1億円の裏金を渡した」と証言。10日の公判でも、別の建設会社社長が「(現場に)同席した」と証言している=小沢氏側は裏金授受を全否定。
このため、民主党中堅は「菅首相の場当たり的な震災・原発事故対応もひどいが、小沢氏主導の『菅降ろし』に対しても、有権者は『小沢氏の復権を許すのか』『数十兆円といわれる復興利権狙いでは』と色メガネで見てしまう」と話す。
これに対し、菅首相は延命工作に余念がない。
被災地の本格復興に向けて、第2次補正予算案の成立を急ぐべきなのに、財源をめぐって与野党の攻撃を受けそうなため、10日の記者会見でも「(提出時期は)現在は白紙だ」とあいまい。
その陰で、菅首相は国会閉幕後に内閣改造を行う方向で検討に入った。「震災対応に万全の態勢で臨む」という表向きの理由とは別に、閣僚ボストをチラつかせることで、「反菅」勢力や中間派の動きを封じ、政権の求心力を高める狙いだ。
週内にも、閣僚3人を増員する内閣法改正案を国会に提出する方針で、具体的な新設ポストとして「復興対策担当相」や「原発災害担当相」が挙がっているという。
そろそろ、永田町の時計の針を前に進めるべきではないか。
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