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浜岡原発の停止要請から、今度は原発政策の白紙撤回宣言だ。
まるで私の言っている通りの菅首相の対応だ。
本来ならばこれを評価し菅首相を応援したいところだがとても
その気になれない。
今日(5月11日)の各紙を読んで様々なことが明確になった。
今度の白紙撤回宣言は、玄葉政調会長や岡田幹事長に知らされて
いなかったという。これでは閣議決定はおろか閣内での議論も、なに
も無かったということだ。
しかし、私がもっと驚いたことは、大震災2ヶ月目に当たる今日
(5月11日)の各紙の報道で、大震災の復旧、復興対策が何一つ
進んでいない事をあらためて知らされたことだ。
復興構想会議はすでに破綻しているも同然だ。
がれきの山はそのままだ。
放射能汚染の恐怖はなくならず、一時避難の復帰のメドは立たない。
それどころか福島原発は今でも危険なままだ。
もっと驚くのは、震災前のこの国の大問題がすべて頓挫している
ことである。
国の借金は過去最高記録を更新しついに924兆円という。
年金記録の不一致はなくならないどころか266万人に増えた
という。
政治生命をかけると公言したTPPや社会保障と税の一体改革は
もはや反故にされたも同然だ。
松本外相は、ついに6月中の訪米はないと10日の記者会見で
認めた。
そんな中で、今度はエネルギー政策の白紙撤回である。とても
本気とは思えない。だから色々と取り沙汰されるのだ。
小沢つぶしの延命策ではないのか、サミット対策ではないのか、
米軍基地の安全を最優先する米国の圧力に従っただけではないのか、
福島社民党党首の点稼ぎに乗ってしまったのではないか、などなど。
もはや菅対小沢とか、民主対自民といった話ではなくなった。
誰かが何とかしないとこの国は本当に行き詰まってしまう・・・
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