127. 2011年5月13日 15:26:05: UGjLsJXgXw
岡田幹事長、警戒区域内視察の無神経 2011年05月13日 | 政治問題 めったにテレビのニュースは見ないのだが、たまたま見ていたら、民主党の岡田克也幹事長が立ち入り禁止となっている福島第1原発から半径20キロ圏内の警戒区域内を視察している映像が映し出された(5月8日)。 この岡田幹事長のありようには呆れてしまった。 毎日新聞の記事によると、4月22日の警戒区域指定以来、政府・与党幹部が区域内に入ったのは初めてだそうで。 「岡田氏はまず、原発から約5キロの浪江町請戸地区で自衛官と警察官による遺体捜索を視察した。白い防護服を着た自衛官と警察官が捜索している先に、福島第1原発の排気筒が見える。防護服のマスクは息苦しく、曇り止めをしたはずのゴーグルもすぐに曇った。警戒区域に入って約1時間、車外に出たのは約10分間で、線量計は累積3マイクロシーベルトに達した。 南相馬市の有機ゴム薬品大手、大内新興化学工業の原町工場は原発から19.9キロで警戒区域に入った。大内康平社長らは防護服を着込んだ岡田氏を作業服姿で出迎え、「ここは安全です」と訴えたが、岡田氏が外したのはゴーグルだけ。 (後略)」 この映像は以下のYouTubeで見られる。 http://www.youtube.com/watch?v=zZ2S334c418 動画の1分30秒ころに、岡田だけものすごい完全武装とでもいうような物々しい格好で、地元の人の説明を聞いている。 新聞記事も書いているように、岡田は「ここは安全ですと訴えたが、岡田氏が外したのはゴーグルだけ」という醜態を見せた。(写真 http://upjo.com/up2/data/okada.JPG) これに関して早速噛み付いたのが、国民新党の亀井静香代表であった。 亀井氏は10日午後、党本部で自民党の大島理森副総裁と会談した際、民主党の岡田克也幹事長が先に福島第1原発から半径20キロ圏内の警戒区域を視察したことに触れ、「自分だけ防護服を着て、相手が防護服なしで会う姿にあぜんとした。心の通い合う政治をやらなければ駄目だ」と批判したという。 まったく亀井氏の言うとおりである。岡田には心というものがない。みんなが完全防護でいても、自分こそ作業服で行ってみせるくらいでなければいけないのに、これは逆である。このニュース映像を見た国民をまた要らざる不安に駆り立てている。 政権党の幹事長がこのザマとは。さすがジャスコの御曹司と言われるお坊っちゃまだ。非常識極まる。観念的二重化のカケラもない。つまりは被災地の人の気持がわからないバカ殿である。 党内で人心掌握ができす混乱が続くわけだ。 それに動画で2分のところで相手の社長と握手しているのだが、これがまた、社長は素手なのに、岡田は防護の手袋を嵌めたままという非礼! 何様だと思っているのか。 さらに言うと、福島県警の警察官らを(忙しいなか)整列させて、拡声器で訓示を垂れている場面がある。(1分10秒〜22秒) 岡田幹事長はそこで「遺族の皆さんの切なる思いを実現するために、大変ご苦労ですけれども、しっかりと頑張っていただきたいと思います」と語っている。 私がその場にいたら石を投げつけてやりたい。なんたる無礼だろう。 劣悪な環境のなかで遺体の捜索や瓦礫の撤去作業をやっている自衛隊や警察、消防隊員らがどれほどの思いで、身を犠牲にして頑張ってくれているかを思えば、こういう「大変ご苦労ですけれども、しっかりと頑張っていただきたい」などと言えるはずがないではないか。 言っていいことと悪いことがある。ただ激励しただけだ、と岡田は言いたいだろうが、そんなことを言ったがために却って、「それでは自分たちがこれまでは頑張っていないとでも言うのか?」という反発を招くことになるのだ。 どうして民主党の連中は、岡田の「訓示」自衛隊員たちの気持が理解できていない無神経さを露呈したのだと分からないのであろうか。 岡田が民主党の第一の功労者である小沢一郎元代表を、感情的に、しゃにむに首を斬ることだけは熱中した、あの冷酷さの延長上に、この視察での振る舞いがある。 ちなみに言っておけば、あの訓示は不要であって、ただ警察官や自衛隊員らに心からの感謝を伝えれば良いのである。 私がもし来るべき総選挙の際に、自民党の選挙対策参謀だったら、黙ってこの岡田の3つの失態(自分だけ完全防護服、手袋で握手、自衛隊員らに偉そうな訓示)を、選挙用CMで流してやる。 これが民主党の幹事長ですよとだけテロップで流して…。解説もつける必要もないだろう。それで民主党は第1党から転落だ。 http://blog.goo.ne.jp/hienkouhou/e/3c0102d7478591e630424d0324c29c68 |