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菅ゼッコーチョー躁状態?ぶら下がりで自画自賛…夜の贅沢も解禁
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110510/plt1105101128000-n1.htm
2011.05.10 夕刊フジ
菅直人首相が上機嫌だ。9日夜には、めずらしく記者団によるぶら下がり取材に応じ、その後は都内の高級和食店で食事しながら長期政権への意欲を語った。中部電力浜岡原子力発電所の全面停止要請という妙手で延命する自信を深めたのか、連休前に苛烈な「菅降ろし」にさらされていたとは思えないほどの“増長”ぶりだが…。
「大変よかった。政府としても電力全体が足りなくならないよう対応に力を入れたい」
菅首相は9日夜、中部電が浜岡原発の運転停止を表明したことを受け、満足そうに語った。
東日本大震災発生後、菅首相はぶら下がり取材を拒否してきたが、この日は直前にわざわざ周辺が「首相が声かけにこたえる」と予告。
「海江田万里経済産業相がしっかりと(中部電に)説明してもらったことでいい形ができた」と自らの政治主導を自画自賛した。ただ、他の質問は一切受け付けず、自分の言いたいことだけ言って官邸を立ち去った。
その後には、東京・赤坂の日本料理店「七福神環」で松本龍防災担当相と会食。その席では「これからも頑張ろう。(復興までは)長いから」と長期政権への決意を示唆した。6日夜には仙谷由人官房副長官と都内の中華料理店で会食しており、夜の外食日程を解禁したようだ。
民主党の小沢一郎元代表に近い若手議員は「今回の浜岡原発停止は世論に歓迎され政権浮揚につながるだろう。結果、『菅降ろし』も厳しくなった。菅首相は都合が悪くなるとひきこもるクセがあるが、アピールできるときはこれでもかと出てくる。あのあざとさはさすがだ」と皮肉混じりに語った。
ただ、気になるデータもある。菅首相が浜岡原発停止を打ち出した記者会見後の7、8日にTBSが行った世論調査によると、内閣支持率は29・5%で、4月の前回調査から2・6ポイント下がり、浜岡効果はみられなかったのだ。
政治ジャーナリストの角谷浩一氏は「浜岡停止要請の直後なので反映されなかったのもあるが、国民は『菅首相は浜岡停止を延命に利用した』『サミットの手みやげにしたい』という菅首相の思惑を見透かしているのでは。また、福島第1原発事故への対応などがひどすぎて、支持率下落圧力も強い」と分析した。
一方、野党からの風当たりは相変わらず。公明党の山口那津男代表は浜岡原発停止を「極めて唐突で説明不足だ。政治的パフォーマンスと指摘されても仕方がない」と非難。自民党も「菅首相への不信がより深くなっている」(大島理森副総裁)として、国民新党の亀井静香代表が唱える「復興本部」への参加や、「復興構想会議」への出席を見送る。
こうした中、民主、自民両党は9日、浜岡原発運転停止を巡り、衆院予算委員会で首相出席の集中審議を行うことで大筋合意した。自民党は11日か12日の開催を求めている。参院は13日の参院予算委員会で東日本大震災と福島第1原発事故に関する集中審議を行う。
菅首相がここで再炎上する場面もありそうだ。
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