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菅総理が国の要請として、中部電力の浜岡原発について停止を求めていたが、中部電力は株主総会を開いて政府の要請を飲む方向へ行くそうだ。政府の方針は重いのだろうが、原発問題は浜岡だけがターゲットになりっている。30年以上経過した原発も多数あると言うのに、それは見直す必要がないそうだ。
もちろん浜岡が一番危険だと言うのは誰もが分っているが、それでも老朽化した原発も相当危険だと思うが、他は一切問題ないというのもおかしな話だ。
>浜岡以外要請せず 首相、仙谷氏強調
更新2011年05月08日 10:10米国東部時間
>菅直人首相、仙谷由人官房副長官は8日、中部電力浜岡原発以外の現在運転中の原発に対し、運転停止要請をする考えはないと強調した。
浜岡原発以外は問題ないと言うのは、何を根拠にしているのだろう。単なる確率だけを問題にしているようだが、確率がそれほど信用に値するものなのか。どうも、初めから浜岡ありきで、原発の色んな問題を浜岡をターゲットにすることで、目をそらしているのではないか。
仙谷福官房長官は、>エネルギー政策として原発を堅持する」とNHKの番組で述べている。これは6日に分かった経済産業省の今後のエネルギー政策に関する内部文書とそっくりだ。
>「原子力は3本柱の一つ」 安全宣言で電力確保目指す
経産省の筋書き通りに語る、仙谷福官房長官。やはり、昨年に民主党としてまとめ上げたエネルギー政策
>2030年までに原発による電力供給を現状の3割から5割近くまで高めるエネルギー基本政策をまとめている。そのために原発を14基も新設する。は、何ら見直す考えはないようだ。浜岡は2年止めたとして、防潮堤が出来上がれば今まで通り稼働するだろうし、今後原発も作り続けると言う。今、原発事故が起きて、原発は政府が言うように安全ではないと言う事が露呈してしまった形になったが、浜岡だけにすべての責任を押し付けるだけで、問題が終わるとは考えられない。
これからは、原発に頼っていたエネルギーをいかにして、次世代のエネルギーに転換していくかは、どうして考えないのだろう。地震国日本において防潮堤を作るのも必要だが、それ以上に、こんな危険極まりない代物を、安価?という名目でいつまでも依存して行く事の方が異常に映る。
もうそろそろ、代替エネルギーを国策として本格的に考えていく方が、よほど建設的だと思うがどうだろう。国民は、浜岡原発を停止することで拍手喝采しているが、菅政権に取っては、原発を縮小する初めの一歩ではない事をよく知っているのだろうか。私は今回の処置は、目くらましをされているように感じて仕方がない。
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