18. 2011年5月10日 21:22:48: p0822p2CEo
小生は小沢先生の熱烈な支持者で、下記の2投稿文の重要性を考え、あえて、ここでコメントすることをお許しください。(1)白川勝彦;小沢事件の裁判官は・・・・?(永田町徒然草)ダイナモ 投稿;2009年3月13日、 拍手(573) (2)小沢失脚の陰謀・ここをなんとか凌いでほしい[東京新聞] 投稿;2010年2月10日、 拍手(324) 上記の投稿(1)が拍手;1位に、(2)が3位にランクされており(5月10日、21;09現在)、しかも、記載した投稿日は一連の”小沢事件”で重要な時点のものです。
例えば、(1)は、小沢・第一秘書;大久保氏が3月4日に逮捕され、21日に起訴される中日(なかび)に投稿され、また、(2)は、鳩山前首相が「5月末日に沖縄基地の移転に決着を」との政治公約をめぐり自民党・官僚連合グループと、そして、今にして想えば、鳩山政権を崩壊させる罠(わな)を仕掛けてソラゾラしく手並み拝見を決め込む閣内反対派;岡田外相(当時)、菅財務相(同)を相手に対立、孤軍奮闘していた時期に投稿されております。 小沢氏は、当時、衆議院総選挙(2009年8月30日)への悪影響を避けるため代表職を退き、見事に小鳩政権(実質、小沢政権)を実現し、”無血革命”とテレビの前で、小沢、鳩山の両氏が喜はれた姿を想起します。 でも、皆さん、考えてもみてください。一般に、民主主義国家で野党が政権についても「革命」とは述べません。何故なら、権力を支えるインフラとなる、行政を担う官僚〔外務、検察、財務、・・・、そして、司法までも)は変えずに、政策の良し悪しで与野党が競うことを建前とするからです。 小沢先生は勿論のこと、鳩山氏であっても、国政に与(あずか)る立場になれば、外交は勿論のこと、大事なことでもアカラサマに国民に訴えられないところに我が国が敗戦後・65年間置かれてきた難しい状況があり、それを斟酌(しんしゃく)して国民は今立ち上がる時ではないでしょうか。 「真の民主国家を」、「脱官僚」は、小沢先生の冷戦崩壊〔1990年)後に、自民党を離れてからの一貫した主張です。冷戦崩壊とは、米ソがいきずまり、お互い手打ちをして盟主の座を降りる約束をしたことです。多少のイザコザはあってもソ連の衛星国;東欧が解放されたのに対し、冷戦下に寛容であっただけに世に言う”太った豚”である日本をTPPという”鍋”に入れて、郵貯、簡保、年金などの資金を料理してオイシク食べられるようにとされつつあるのが現状です。この事態は、自民党を離脱した時点で予想し、”冷戦下で日本人は平和ボケしている”というのも小沢先生の口癖であった。 小沢先生の主張は、我が国は民主国家ではないことを密(ひそ)かに示している。三権分立を持ち出すまでもなく、立法は国会議員のみに許された最も重要な役割にもかかわらず、法案の9割以上が行政を担う官僚によって提案され、議員は単に賛否の挙手をするだけである。 法案が国会に提案される前に、関連委員会で議論検討される。素人が考えても不条理な検察審査会による”小沢先生の起訴”に関して、森裕子、鈴木宗男両議員とか郷原民間委員が法務委員会で検討した旨をテレビで一コマの絵で垣間見た。しかし、行政の一部門に過ぎない検察庁の責任者を参考人として呼び、法運用の適否などを糺(タダ)して納得ゆく結論を出したとは見られず、これは立法府の責任放棄か、より大きな力が働いた為だ。”邪魔者は消せ”とばかりに、鈴木宗男氏が急に投獄されたのを見れば、その答えは明白だ。 貴重な上記の投稿文を再度取り上げられたことを阿修羅・管理者に感謝するとともに、現時点での重要性を再認識すべきだ。これまで”横田幕府”、”CIA"とかのウワサはあったが、官邸に記者侵入禁止の4,5階に米国代表部の専用室を確保し、菅政権に指示を出すに至っては GHQの再来、再占領とみるべきだ(週間ポスト;5/20号)。 小沢先生といえども国民の具体的な支持なしでは如何ともしがたいであろう。この投稿文のコメントに限らず、代議士への「お願い」調の類(タグイ)のものの多いのが気になる。小生もデモ以外に具体的方法は思いつかないが、民主的な選挙で小沢グループを応援するのは勿論だが、国民・自身が立ち上がらなければ益々我が国の民主主義が破壊されるであろう。 小生は70代の年金生活者であるが、時間、心理的にも忙しい現役世代でありながら、政治に関心を持ってコメントされる方々に敬意を表します。最後のお願いとして、”属国”、”在日米軍”、”在日米軍基地”をWikipediaで検索してください。8つの在日米軍基地は、北は三沢から南の沖縄まで配置され、思いやり予算(日本の税金)で整備し、国内にありながら自衛隊すら利用できません。戦車を運べる軍用機の離発着できる横田基地が国会議事堂から徒歩で行ける都心にあることの異常さと我が国、および、その政治のあり様を再考すべきと考えます。念のため付け加えれば、今回、オバマ・ミッシォンがフリー;パスで到着したのは横田基地であり、日本を軍用基地くらいにしか看做していない証左です。
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