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「当然」「唐突」 首相の決断、与野党から賛否両論
http://www.asahi.com/politics/update/0507/TKY201105070494.html
2011年5月7日23時18分 朝日新聞
浜岡原発の全3基の停止を求めた菅直人首相の政治判断に対する与野党の反応は、賛否両論が入り交じった。決断そのものには好意的な声が上がったが、経緯や手法には批判が相次いだ。
民主党内では、首相に批判的な議員も首相の判断を評価した。柏崎刈羽原発を抱える新潟県選出の森ゆうこ参院議員は小沢一郎元代表に近いが、「率直に評価したい」と述べた。鳩山由紀夫前首相も外遊先の北京市内で「評価したい」と語った。
ただ、鳩山氏は「熟議がなされたか、懸念が残る」とも指摘した。敦賀原発などがある福井県の出身で元資源エネルギー庁課長の松宮勲衆院議員は「なぜ突如として決断したのか。浜岡が他の原発とどう違うのか、合理的理由を明らかにすべきだ」と強調。電力総連の出身議員を抱える旧民社党系のベテランも「世界に脱原発のサインを送ることになりかねない。再稼働への道筋をきちんと示すことも責任だ」とクギを刺した。
原発を推進してきた自民、公明両党の幹部も首相の判断には批判的だ。自民党の石破茂政調会長は「マグニチュード8程度の地震が30年以内にあるという理由だけでは不十分」と主張。逢沢一郎国会対策委員長は「政治パフォーマンス」と切り捨てた。
公明党の山口那津男代表は「稼働中の原発を止めることが日本のエネルギー政策を転換したことになるのか、不透明な点を多く残した。首相の独断的な手法が今回も出た」と述べた。
しかし、原発停止そのものへの批判は少ない。福井県出身の自民党の稲田朋美衆院議員は「止めたことは致し方ない」。自民党幹部の一人は「首相を攻めるにしても『なぜ浜岡原発だけなのか』と『将来どうするのか』ぐらいだ」と打ち明ける。
一方、共産党の市田忠義書記局長は6日夜、首相の判断について「当然のこと。世論の力が首相を動かした」とコメント。社民党の福島瑞穂党首は7日、「原発事故の深刻さをしっかり踏まえて決定したことを評価する」と述べた。
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