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「菅降ろし」に手詰まり感=不信任への同調否定−小沢氏
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011050600879
民主党の小沢一郎元代表は6日、野党が内閣不信任決議案を提出した場合の同調を否定した。福島第1原発事故対応などで菅直人首相への批判を強めつつも、「菅降ろし」を当面封印するのは、党内で自身に賛同する動きが広がらなかったためだ。同氏周辺には手詰まり感も漂う。
「政府対応がこのままではいけないという声を強くしていきたい」。小沢氏は6日、千葉県いすみ市内で記者団に対し、首相の原発事故対応を重ねて批判。一方で、不信任案に賛成する可能性を問われると「今、そんなことを考えているわけではない」と否定した。
5日に同県内の避難所を訪ねた小沢氏は6日は外房沖で釣りに興じ、釣った魚を刺し身で食べて、近海ものの安全性をアピールした。
小沢氏は4月10日の統一地方選前半戦で民主党が惨敗すると、首相批判を強め、内閣不信任案が出されれば同調する可能性も示唆。同氏周辺からは「大型連休が明ければ菅降ろしだ」との声も漏れていた。ところが、小沢氏に近い山岡賢次副代表らが連休直前の同26日、事実上の倒閣運動である「総調和の会」の初会合を開いたものの、出席者は60人程度。不信任案の可決には、民主党内から80人近くの賛成が必要なことから、「菅降ろし」の動きは失速した。
同党内では、小沢氏に近い議員だけでなく、首相を支持するグループ内からも、首相への不満が漏れていた。こうした中、「菅降ろし」の動きが広がりを欠いた背景には、「政治とカネ」の問題を抱える小沢氏との連携への抵抗感が根強くあるのは間違いない。中間派の若手は「小沢さん主導では支持は広がらない」との見方を示す。
また、東日本大震災の復旧も緒に就いたばかりの段階で、党内抗争を繰り広げれば、世論の批判を浴びかねないとの判断もある。衆目の一致する「ポスト菅」も見当たらない。
小沢グループ中堅の一人は6日、「週明けには中間派を巻き込む。『ポスト菅』候補も説得する」と、首相批判勢力の結集を続ける意向を示したが、小沢氏らを取り巻く環境は厳しいと言える。
(2011/05/06-20:39)
◇
鳩山前首相 菅首相の政権運営批判
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110506/t10015737121000.html
5月6日 21時33分 NHK
民主党の鳩山前総理大臣は、訪問先の北京で記者団に対し、菅総理大臣の政権運営について、「政権交代の意義が薄れてきている」と批判したうえで、今後の対応は野党側の出方も見極めながら検討していく考えを示しました。
この中で、鳩山前総理大臣は、東京電力福島第一原子力発電所の事故に関連し、「今の政府は、『国民の命を守りたい』という政権交代当初の考え方をないがしろにしているのではないか。子ども手当などの政権公約の理念も消えていき、政権交代した意義が薄れてきている」と述べ、菅政権の対応を批判しました。そのうえで、鳩山氏は「われわれの思いを主張できる態勢を作ることが、国難を乗り切るためにも必要だ。大型連休明けに野党がどう行動するか見極めながら、真剣に考えていきたい」と述べました。一方で、野党側が内閣不信任決議案を提出した場合の対応については、「まだ現実のものになってきていると思わないので、コメントする段階ではない」と述べるにとどめました。また、鳩山氏は、東日本大震災からの復興に向けた補正予算案の財源について、「負担を増やすのではなく、大胆な発想で国債を発行したり、特別会計を取り崩して賄うべきだ」と指摘し、増税することには否定的な考えを示しました。
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