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国民の受難を追い風に絶好調な菅直人 下卑た口元が腹立たしい
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2011年05月05日 | 日記 :世相を斬る あいば達也
多くの国民に限らず、菅直人と云う男と関わりのある人々も、何と云う幸運な星のもとに生まれた男なのだろうと、呆れかえっているに違いない。まぁ“運も実力のうち”と云うことだから、菅に実力があるのかもしれない。(笑)
内部告発サイト「ウィキリークス」の最近の内部告発情報(米駐日大使館公電)を朝日新聞が嫌に熱心に解析を行っているが、概ねひねくれ者の政界では常識化している問題で、特に特集を組むほどの事ではない。最近の告発よりも、鳩山・小沢ラインが米国にとって好ましくない組み合わせであり、菅・岡田ラインに誘導すべきだと示唆している告発がすべてを物語っている。
また、朝日新聞の分析によると、外務省官僚組織及び防衛省官僚の米国側へのリーク紛いの情報がなされた風な事を語っている部分がある。これは、朝日が米国一辺倒新聞ではないとアリバイ工作しただけだろう。社説等々を読む限り、徹底的米国主導の菅政権擁護に終始している。
なぜここまで、朝日新聞は菅直人政権に肩入れするのだろうか?支持率が20%台(10%の下駄もあり得る)の政権であり、震災復興及び原発事故対応を過半数以上が支持しないと言っているのに、震災を政争の具にすべきではない。無能でも菅政権に、野党も民主党反菅勢力も政局を一時棚上げにして、挙国一致で協力しなければならない、と断言しているのだから凄い新聞社だ。
しかし、穿った見方をするなら、菅直人をこのままの状態で温存することは、何が起きるかと云うことだ。民主党と云う政党の性格や力量が、菅直人を通して国民に理解され、そのイメージが浸透することである。このまま、菅が居座ることは、民主党のイメージをトコトン貶めることに繋がるのは自明だ。ゆえに、朝日新聞は菅直人政権の継続を支持すると考えた方が自然だ。
震災云々など、それこそどうでも良いのだ。朝日新聞こそ、最も震災を利用して、菅政権継続を企み、政争の具とし、民主党を貶めようとしている。 民主党が貶められ、次期衆議院選で完膚なきまでに痛めつけられるのは、誰だろう?菅直人か?仙谷、枝野、前原、岡田、玄葉か?違うだろう、最も痛むのは小沢一郎であり、鳩山由紀夫だ。
米国と朝日新聞の狙いは、未だに小沢一郎と鳩山由紀夫の政治的抹殺にあるとみるべきだろう。また、この二人の凋落は自民党の復権であり、谷垣自民党及び民主党Bといわれる連中の野合が達成される事になる。 菅直人には、それなりのミッションが伝わっているに違いない。次期衆議院選まで、任期満了まで頑張り抜くのだ。それが君の命が保証される唯一の道なのだと。ジェラルド・カーチス辺りが、こそこそ耳打ちしているのだろう。菅直人にしてみれば、棚からぼた餅で手に入れた首相の座を3年間も維持出来るのであれば文句をつける筋合いはゼロに等しい。
そのように考えると、谷垣自民党が本気で倒閣に動こうとしない現状も納得出来る。表向きは与党内の造反をあてにしていたが、民主党Aの造反がトーンダウンしているのが原因で菅政権を攻めあぐねていることになっているが、違うだろう。野党なのだから、常に倒閣を企てるべきであり、時には勝算のあるなしに関わらず、事を起こすべきなのだ。不信任決議案を伝家の宝刀などと偉そうな言い分は、言い訳に過ぎない。今日否決されてもめげずに、翌週また出せば良い。(笑)
参議院での、問責決議案を先行させて、風を吹かせるのも方法だ。問責は与党が少数派なのだから、問責は成立するだろう。当たり前の答えでは意味がないと云う考えは間違いだ。問責で菅内閣は二人の閣僚を更迭したではないか。問責成立で、他人の問責では首を切り、自分の問責はお咎めなしか〜!と云う叫びは必ずしも負け犬の遠吠えではない。民主党内の菅降ろし自重ムードが解禁されるトリガーになる可能性は高い。
与党内から、政局に火をつけたと言われたくないのが、今の民主党だ。 野党が火をつけた政局なら、心おきなく菅降ろしに驀進するだろう。鳩山グループも中間派も、もしかすると前原、野田グループまで菅降ろしに動き出すかもしれないのだ。民主党内で、菅直人が代表、首相で良いと思っている政治家は数えるほどしか居ないのはたしか。にも関わらず、菅降ろしが出来ないのだから、摩訶不思議な政治の世界である。
この摩訶不思議な政治の世界を形成している一番の原因は、小沢一郎を刑事被告人にしてしまい、党員資格停止にしてしまった事にすべて由来している。その意味で、米国とその茶坊主軍団霞が関はシテヤッタリなわけだ。資格停止にまでなっている一兵卒に、無謀な決起を自主的に促すのは、酷過ぎるのではないのか?谷垣君。
動くべきは自民党谷垣であり、民主党では鳩山由紀夫じゃないのか?菅直人が今後も日本の舵取りをし、国民を奈落の底に導いた場合、責任は谷垣と鳩山にあるような気がする。
菅は昨日も、願望工程表を盾に、避難住民に対して、来年の1月には帰れるかも風なナンジャラモンジャラと軽薄な希望的観測を口にし、リーダー風を堪能している。先日は、お盆までには仮設住宅満願成就だ、とこれもまた嘘をこき、出鱈目と嘘と希望の連鎖を吐き出し、権力を愉しみ、震災原発事故をオモチャにし、国民を愚弄してやまない。
菅直人も超のつく馬鹿ではないだろうから、何故自分が首相でいられるかの摩訶不思議なメカニズムを分析していない筈はない。分析しても、子供染みた政権運営に変わりようはないのだが、震災が彼の命運に光を射してしまった。国民の悲劇が、時の首相には僥倖だなんて、こんなバカな状況を誰が考えたであろうか。誰も考えていない事だが、事実として今ここにある。
……小沢一郎に足かせ手かせをかけた以上、党内基盤はぜい弱だが、俺を引き下ろしに来れる奴いない。谷垣だって、鳩山だって、勇気がないからやれない。「みんな、一緒にやろうよ」と言い続ければ、俺は幸運にも首相が続けられる・・・。俺ってなんてラッキーなんだろう。運が悪かったのは女房くらいか?否、あれはあれで選挙の集票マシンだから、運が悪いとも言えないな、フフフ。原発があまりスンナリ終息すると、政局になるかもな?まさかもう一回くらい大騒ぎな出来事が・・・。いやいや、夢にもそう云うことを考えてはイカン!…… そんなことを、菅は自分に言い聞かせているのかもしれない?何て日本は不運続きなのだろう。
明日は日本国家の来るべき幸運でも考えてみるか〜(笑)無きものを絞り出すのは大変そうだ。
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