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ひとりの人間を殺す目的で部隊を動員し、その殺人行為の一部始終を中継で眺め、「正義は下された」と勝利宣言する為政者が率いる「国家」ってなんだ。(世に噛む日日)
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なんとも、酢をたらふく飲まされたようないやな気分だ。
何のことかと言えば、アメリカ民主帝国によるビン・ラディン殺害のことだ。
「これで正義は下された」などと、オバマが高らかに宣言したわけだが、今までアメリカ民主帝国の下してきた「正義」ほど、眉に唾をたくさんつけたくなるものはない。
それに何だ、大騒ぎで歓呼している「アメリカ民衆」は。
人の頭の中を覗けるのなら、国家を挙げての殺人行為を歓迎するその「意識」が、いったいどんな形をし、どんな色をしているのか、この目で確めてみたいものだ。
これは「裁判なき刑の執行」だろう。
「生け捕りにするつもりだったが、容疑者が銃で抵抗してきたのでやむなく殺した」と米当局の誰かが語っていたが、とても信用できるものではない。
突然の急襲に反撃する余裕が、彼にあっただろうか。
襲撃側が抵抗を奪うことなど容易であったはずだと僕は思うが、どうだろうか。
アメリカ民主帝国の敢行したこの「作戦」の究極の目標は、「ビン・ラディン殺害」にあったとみる方が自然だし、事実、当初はそういう報道がなされていた。
ここは派手にぶっ殺さなければ、長期低落の一途をたどっていたオバマの支持率は、いまいち、上昇しなかったであろうし、生け捕りにし、裁判にかける過程で、ビン・ラディンが何を言い出すかわからず、手っ取り早く「口封じ」をする必要があったはずだ。
これは「根拠なき個人的な直感」だが、「9・11」の真実が暴かれることは、アメリカ民主帝国をも無傷ではいさせられない結果になったのではないか。
突入した隊員のヘルメットに装着されたカメラで、襲撃の一部始終がホワイトハウスに同時中継されたそうだが、それを見つめた米政府首脳各人の目は、「殺人者」のそれではないのか。
たしかに、ビン・ラディンも殺人者ではあるが、彼だけではなく、一緒にいた彼の息子も、ひとりの女性さえも殺されるさまを眺めていた者たちも「殺人者」であることは間違いないところだろう。
ひとりの人間を殺す目的で部隊を動員し、その殺人行為の一部始終を中継で眺め、「正義は下された」と勝利宣言する為政者が率いる「国家」ってなんだ。
そして、「殺人」を「喜び」とする感性ってなんだ。少なくともそこには、一片の「健全さ」も感じない。
このニュースに違和感や嫌悪感を感じるような「健全な精神」の持ち主が、この世界にひとりでも多く存在することを希(こいねが)いたい。
人類ぜんたいのために。
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