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朝日新聞の「鳩山、菅降ろし自粛要請」の記事は憶測歪曲報道に過ぎない
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2011年05月01日 | 日記 :世相を斬る あいば達也
昨日の拙ブログ「おい鳩山! 09マニュフェストが、愛する民主党によって叩売りされるぞ!」で鳩山由紀夫に政治家としての決断とエールを送ったつもりだったが、本日午前3時、丑三つ時に朝日新聞が以下の記事を短く配信した。
≪ 鳩山前首相、菅降ろし自粛要請
小沢氏「連休中に熟慮」 鳩山由紀夫前首相は29日夜、民主党の小沢一郎元代表と東京都内のホテルで会食し、「党が分裂するようなことについては冷静に考えてほしい」と要請した。小沢氏は「連休中に熟慮してみる」と応じたという。
小沢氏は内閣不信任案への賛成を視野に倒閣への動きを強めてきたが、輿石東参院議員会長に続いて鳩山氏がブレーキをかけたことで、不信任案可決の見通しは一層立たなくなった。早期の倒閣を目指してきた小沢氏は苦しくなった。
鳩山氏は首相の原発事故への対応について「こういう状況を続けることは国民に申しわけない。国民は菅さんじゃダメだという思いで一致している」と批判する一方で、倒閣に向けた動きについては「民主党は何をやってるんだ、という声も大きい。冷静に考えるべきだ」と小沢氏に慎重な対応を求めたという。
鳩山氏は26日、山岡賢次副代表らとともに首相を批判する勉強会に参加したが、党分裂に発展することを懸念し、沈静化に動いたとみられる。 ≫(朝日新聞)
まぁ以上の報道だが、丑三つ時にチョロット記事を配信、トピックス扱いもしていないので、小沢支持者への「残念でした〜、期待しても無理ですよ〜」と云う効果を狙ったとも思えない。ウロチョロしている2〜300人の民主党内の素人政治屋諸君に「噂情報」を流したのか、今ひとつ定かではない。情報の出所が書かれていない、鳩山が言ったとも書いていないし、まして小沢が朝日に言うわけがない。
少々、この朝日の記事に推測を加えるには、情報が不足していると悩んでいたら、毎日新聞が筆者の疑問を解く記事を配信していた。朝日より3時間近く前の時間だ。
≪ 鳩山氏:「慎重に行動を」両院議員総会署名集めで小沢氏に
民主党の小沢一郎元代表と鳩山由紀夫前首相が29日夜、東京都内で会談していたことが30日分かった。鳩山氏は会談で統一地方選敗北を受け、菅直人首相の責任を問う両院議員総会開催を求める署名活動について「批判がこちらに来る可能性があり、慎重に行動した方がいい」との考えを伝えた。これに対し、小沢氏は「世界では国難の時には政権交代が起きるのに日本はそうならない」と語ったという。≫ (毎日新聞)
これで鳩山由紀夫が小沢一郎に対して、アドバイスした意図が明確になった。民主党分裂含みの党内政局は「小鳩勢力」にとって得策ではないのではないか。やはり、与党が菅直人を引きずり降ろす強行突破は聞こえも良くない。出来る事なら、野党の行動に呼応するかたちが望ましい。そのように僕(鳩山)は思うので、もう少し様子を見て欲しい、と小沢に話したと云うのが事実だろう。
前段の朝日新聞の記事を読んだ人々の多くは、おおいに事実と異なる印象を頭に植えつけたに違いない。本当に悪質な風評被害的新聞社である。朝日の記事にさっと目を通した読者は、鳩山が又また昨秋の代表選時に行ったウロチョロ行動の再来だ、と思ったに違いない。そして、どうも小沢一郎側の苦境を感じたに違いない。
明らかに、悪質な朝日の記事である。「デマじゃねえか!」そう叫んでもいい程、悪質な政局誘導報道である。どこまで、朝日新聞と云う新聞社は小沢一郎憎しに奔走するのか?あまりに異様である。しかし、東電広告宣伝費は早晩枯渇するし、ACジャパンの迂回CMも消える。いずれ、政府広報も消えるのだから、大リストラの強行、報道記事の劣化、購買数の急減、筆者の愉しみの一つに、「朝日新聞がこの世から消えてしまう日」がひとつ加わった。皆さまの愉しみとも共通しているだろうか?
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