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小佐古氏の学者としての正義感が菅を土俵際に追い詰めた。自ら内閣参与に招いておいて、辞表を叩き付けられるとは、まことに恥ずかしい限りである。その辞表叩き付けの理由が菅を決定的に断罪する。子供達を20ミリシーベルトという法外な高放射線域に留めたというもの。
小佐古氏も正に命懸けの辞表提出だったと言える。首相の顔に泥を塗る事になる。文科相の支配下にある大学院教授だが、今回の肩書きは首相の直接の支配下にあるのだろう。それが良かったのかも知れない。
何れにせよ、小佐古氏の勇気は大変なプレッシャーを跳ね除けてのもので、国民は大拍手を送らねばならない。小佐古氏の今後のキャリアの為にも、菅政権は確実に始末しなければならない。
今回の内部暴露、内部告発とも言うべき小佐古氏の行動は、菅にとっては正に内部被爆だ。小佐古氏は放射線防護学の権威であるから内閣参与に招かれたのであろう。菅にとっては正に放射線内部被爆だ。小佐古氏は子供達の内部被爆を許されざる事として告発したのだ。放射線に対する感受性が極めて強い学齢期の子供達には、大人より遥かに厳しい基準が適用されなければならない。小佐古氏の発言を見ると、20ミリシーベルトという値は考えられない高い値だと言う。比較として出したものが本当に仰天させられる。ウラン鉱山でも年間数ミリシーベルトと言うのだ。子供達をウラン鉱山以上の場所で生活させるという事なのだ。小佐古氏はヒューマニズムという言葉を出して、この非人道的措置を非難した。国際的常識、ヒューマニズムに反すると断罪したのだ。これが菅にとって正に内部被爆でなくて一体何であろうか。
今の菅は全方位で危うい状況にあるが、1%の支持率でも辞めないという確信犯である。犯罪政権であるから、外部から何言おうと、カエルの面に何とやらである。しかし今回の内部告発は子供達を対象にしたものである為(他にも及んでいるが)、国民の意識の内部に届く。小佐古氏は菅にとっては正にトロイの木馬であった。政権内部に入れてはいけない人物であった。危うい状況にある時、こうしたちょっとした事が切っ掛けになって一気に崩落するものである。多分菅は「いえそんなつもりではありませんでした」と方針を修正してくるかも。だったら小佐古氏を参与に留めるべきだ。小佐古氏の意見に従って方針の大幅見直しに踏み切るべきだ。
そんな事はしないだろうよ。菅が一体どういう風に子供達への対処を変更するのかしないのか、厳重観察である。
小佐古氏の命懸けの内部告発を見ると、やはり人間に具わった善の心というものを感じる。そういう人間が必ず一定割合いるのだ。多くの人間はそれを押し隠して悪徳体制に付き従うが、少数ではあるがいざという時断固とした行動に出る人間もいる。そうでなければ人間は救われない。小沢は正にこの類の人間だ。孫もそうだ。小佐古もそうだった訳である。阿修羅に集う多くの人間達もそうなのだ。
今こそこの人間に具わった善の心で、この日本を窮地から救い出さなければならない!! ネット界の役割は重大だ!
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