http://www.asyura2.com/11/senkyo112/msg/451.html
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BBCが報じた浜岡原発 と4・24脱原発デモ(和順庭の四季おりおり)
http://wajuntei.dtiblog.com/blog-entry-1253.html
BBCが報道している浜岡原発の動画があった。
浜岡原発の危険性をうまくまとめており、わかりやすいレポートだった。
なおこのニュースで別の観点で注目すべきは、東電の本音が語られている部分だ。
「東電にはこの事故の責任はない。政府の安全基準に従って作られ、承認も得ていたのだから。ただ今回は想定外の天災による事故だったので仕方ない。」
この事故はあくまでも原発を推進し、安全基準を設定し、その原発をチェックして許可した政府や政治家の責任であり、その事故の責任、すなわち賠償は政府が責任をもってやるべき、ともとれる発言だ。
なぜ国内メディアはこの東電側の正論(?)を報道しないのだろう。
http://www.youtube.com/watch?v=8RptblgPrfo
なお下記に引用したウイキペディアの記事を見ればわかるように、浜岡原発から8km以内周辺には8本の活断層が知られており、ほかに3本のリニアメント(活断層の疑いがある)があるが、そのうち2本が原発敷地内を走っている。
しかも、浜岡原発の立地する地盤は相良-掛川層群比木層 という砂と泥からできた地層であり、工学的には軟岩に分類される。それまでは砂丘を防波堤としていたが、福島原発事故後、新たに砂丘に防波堤を作ろうとしているが、地盤は砂丘である。
浜岡原発の風下が首都圏・関東地方全域にあたり、中京地帯にも近く、南西の風が吹くことも多いため、ここで放射性微粒子が放出されると、首都圏を中心に膨大な人口の地域が避難区域となり、風評被害など含めて、「日本を沈没させる」と危険視する意見がある。
このようなことからひとたび福島原発級の地震が起きれば、福島原発での影響する人口にとどまらず、首都圏、関東、そして日本中、世界中の人たちにも深刻な影響を及ぼすことになるだろう。
即刻とめることで被害を未然に防ぐよう、BBCだけでなく海外メディアも報道し始めた。不思議なのは、日本のメディアが国民を守るために、新聞・テレビが一斉に報道して、この危険な原発を放置せず避難できない事態が起こらないようにとめて点検しようとする姿勢を見せないことだ。
毎日起こる地震に、福島だけでなく、浜岡、柏崎原発から放射能が飛散すれば、首都圏の機能は停止する。今ならそれを未然に防げる。
やっと、東電の計画停電や原発がなければ電力が不足すると一方的に刷り込まれてきた国民に対しても、自民党の河野太郎氏などがテレビに登場して、かつての自民党原発推進政策などの誤りを指摘し始めたが、テレビも東電に育てられた原発推進御用学者から国民の命を守るために発言できる知識人に発言させない限り、日本がこの福島原発から再出発することなどできぬし、子供の命を守れぬはずなどない。
内閣官房参与の小佐古敏荘(こさこ・としそう)・東大大学院教授が29日、菅政権の福島第一原発事故対応について「法律や指針を軽視し、その場限りだ」と批判、今月30日付の辞表を提出した。
会見では特に、小学校などの校庭利用で文部科学省が採用した放射線の年間被曝(ひばく)量20ミリシーベルトという屋外活動制限基準を強く批判し、「とんでもなく高い数値であり、容認したら私の学者生命は終わり。通常の放射線防護基準に近い年間1ミリシーベルトで運用すべきで、自分の子どもをそんな目に遭わせるのは絶対に嫌だ」と訴えた。
この憤りは当然だ。被災地の子供は救われない。チェルノブイルの被爆した子供たちのことが蘇る。
民主党の川内 博史 のツイートに、「現時点において、東京電力福島第一原子力発電所から放出された放射性物質の総量は、大気中に放出された量が、広島型原爆が撒き散らした放射性物質の量の、少なく見積もっても30倍。水に溶かした量は60倍。恐ろしい量。ベクレルとか、国民に分からない単位ではなく、分かりやすく説明すべき。」とあった。このようにわかりやすく言われれば、原発に国民も無関心ではいられないはずだ。
今とめている火力発電を稼動させれば電力は足りることもわかっている。水素爆発を起こし、15・16日には東京も放射能をかぶったが、それをできるだけ騒がれないように計画停電を持ってきて、マスコミに一斉に報道させて、関心をそらしたことも、上杉隆氏の指摘 http://wajuntei.dtiblog.com/blog-entry-1238.html で明らかだ。
国民の命を守るために、情報を知らせることも怠ってきた今の政府に、国民は不安を持つ。国内メディアは報道しないが、こうなれば海外メディアが一斉に浜岡原発の危険性を報道し、それによって日本国民と地球上の人々の命が守られることになることを願うしかない。
4月24日の統一地方選挙の投票日に、東電前で行うデモとしては今までで最大の4500人が参加した脱原発デモがあった。
特に特筆すべきは、NHKのカメラマンが複数、取材していて、実際、報道もしてくれたことだ。(その他、高円寺の15000人デモもあり)
http://www.youtube.com/watch?v=6s-kY-1nWFw
私たちのUSTREAM中継録画(約3時間)
http://www.youtube.com/watch?v=d3Fh83E4jXg
今までの市民デモはここ
http://nvc.halsnet.com/jhattori/rakusen/demo/index.htm
さて集合場所の芝公園へ行くと、まず最前列でビラにようなものを各団体が配っている。まず、もらったのが、革マル派と書いたチラシで、学生運動など知らぬ私にとって、これをもらって一瞬ひるんだ。このデモが普通の市民が参加できるデモではないのではないかと恐れた。過激派のためのデモだったらとても参加はできない。今の菅内閣が全共闘内閣と呼ばれ、小沢さんを抹殺しようとしているように、このデモや市民運動を主導権争いや権力闘争の場にして、同じ目標に向かっている仲間を抹殺し合うような場にして欲しくはない。このデモの取材をしているノンポリだった友人も知り合いの四宮俊治さんを内ゲバに巻き込まれ殺された、と言っており、それは「無意味な死」としての遺稿集で残されている、とも言っていた。
http://homepage3.nifty.com/imai-kimio/01magajin/magajin09.12.html
さて、確か主催者はたんぽぽ舎のような地道に放射能被害のことなどを調べているNPOだったはずだ。やがて、主催者とは違うことがわかり、普通の市民も参加できるようだということがわかった。まあ、どんな団体も参加するのは自由だが、やはり最初にあのようなビラが配布されると、とても違和感がある。
主催者は4500人と言っていたが、もっと多かったように思われた。子供の手を引き、父親が母親が参加する。子供の未来を、日本の将来を思えば、何かせざるをえないというのが、本心だろう。
「福島の子供たちを救おう」「漁業を守ろう」「子供・妊婦を放射能から守ろう」などと書かれたプラカードを持ち、東電前を通り日々谷公園までのコースを歩いた。NHKが報道し、AFP通信も取材に来ていた。これだけ、あちらこちらで市民のデモがあれば、これまで海外メディアだけが報道してきたが、主権は国民にあると制定した憲法に沿うなら、国民の声を日本のメディアも報道せざるをえないと思えた。
なお何度、見ても、実際に建設現場を知っている、この元GE原発技術者の菊地さんが訴える「浜岡原発を今すぐ停めてくれ!」という悲痛な叫びには心を打たれる。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=gNWVljrvl3o
ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%9C%E5%B2%A1%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80
浜岡原子力発電所
立地
<地盤について>
浜岡原発はフィリピン海プレートの境界である駿河トラフに近接していて東海地震の震源と予想される領域のほぼ中心にある。東海地震が単独で生じた場合、M 8、震度6、一部が震度7、総じて海岸部は震度6強から7と想定されている[12]、[13] 。このとき発電所の岩盤に与える揺れが、ある計算で395Gal、別計算では500Galと予想されている[14]。ただし、東海地震は1854年の安政南海地震のように東海・南海・東南海連動型地震となる可能性も高いと予想されており、これが生じた場合にM 9の巨大地震となるという可能性が報道された[15]。
静岡大学助教授(当時)の小村浩夫が1981年7月に発表した論文[16]によると原発から8km以内周辺には8本の活断層が知られており[17]、ほかに3本のリニアメント(活断層の疑いがある)があるが、そのうち2本が原発敷地内を走っている。
産業技術総合研究所活断層研究センター研究員の藤原治と北海道大学教授の平川一臣の2007年の発表によれば、2005年から2007年にかけて浜岡原子力発電所東2km地点計8か所でボーリング調査を実施し堆積物を調査したところ、8000年以上前から100 - 200年周期で東海地震が起きていることを確認し、それと同時に、従来想定される東海地震とは別タイプの大規模地震が約4800年前、3800 - 4000年前、2400年前の計3回発生していることを確認したという。さらに、2400年前以降もう一度大規模地震が発生したとみられることから、藤原は「1000年前後に1度、より大きな地殻変動を起こす地震があることが分かった」[18]としている。
地震研究者の石橋克彦は、本発電所の立地する旧浜岡町で発生した安政東海地震の震度を史料より推定する過程において、同じく地震研究者の宇佐美龍夫が長年に渡り複数回発表してきた震度推定を再検討した。その結果、根拠となる一次資料に遡ると具体的根拠が乏しい旨を指摘しており、浜岡町佐倉以外の周辺地点での記録からは軒並み震度6以上の記録が残されていること、佐倉にて地層の差による優位性が見出せないことなどを明示している[19]。
また、浜岡原発の立地する地盤は相良-掛川層群比木層 という砂と泥からできた地層であり、工学的には軟岩に分類される [要出典]。
<津波(津浪)について>
中部電力は津浪が斜面を駆け上がった過去の痕跡が最高海抜6mなことから、余裕を入れて斜面遡上の最高が海抜8mと見ている[20]。
しかし2009年、文部科学省の研究により、東海・東南海・南海地震の3つの地震が生じた場合、同時発生の時、沿岸の海上波高ですでに3〜6mであり、また数分〜数十分の時間差を置いて連動発生してかつ最高となるタイミングの時、御前崎付近(浜岡原発付近)などいくつかの狭い範囲では沿岸の海上波高が2倍以上となり11mに達することがあるというシミュレーションが公表された[21]、[22]。
また、発電所は砂丘と山で囲まれていて、たいていが海抜12m以上、一部10mであるが、敷地高は6m、5号機敷地が8mであり、いったん海水が侵入した場合の水の排出については、2011年4月の中部電力の対策案にも示されていない[23]。
<風向き>
風況の面からは浜岡原発の風下が首都圏・関東地方全域にあたり、中京地帯にも近く、南西の風が吹くことも多いため、ここで放射性微粒子が放出されると、首都圏を中心に膨大な人口の地域が避難区域となり、風評被害など含めて、「日本を沈没させる」と危険視する意見がある[24]。
実際の地震での対応
2009年8月11日午前5時07分(JST)頃、駿河湾沖を震源とする地震が発生した。この際、5号機原子炉建屋に設置されている地震計で最大426Galの揺れを観測した(1・2号機は109Gal、3号機は147Gal、4号機は163Gal)[25]。これらは原子炉が自動停止する120Galを超えていたため、運転中であった4号機及び5号機については、原子炉が自動スクラム(緊急停止)することとなった。なお、2009年8月11日時点では放射能漏れや火災等は確認されていない。
東北地方太平洋沖地震から4日後の2011年3月15日に静岡県東部を震源とする静岡地震が発生した時は緊急停止せず運転を継続していた。
なお、発災時点で6号機は環境影響評価の手続きに入る直前の状態であったが、静岡県原子力安全対策課は「前提が崩れた」と朝日新聞の取材に回答し、中部電力首脳も「今回の知見を6号機に生かす」とコメントした[26]。
中部電力は2011年3月23日付で東北地方太平洋沖地震を教訓とした対応策を発表した。[27]内容は津波対策であり、防護壁を地上に設けること、ポンプへ防水壁を設けること、非常用発電設備をより高い位置に移設すること、非常用バッテリーへの電源車の確保などである。
3月30日、東北地方太平洋沖地震を受けて、経産省は電力各社に対して津波に対しての緊急安全対策をまとめて提出するように求めている[28]。内容は、津波による各種の機能喪失に対して、「炉心損傷や使用済燃料破損の発生を防止し、放射性物質の放出を抑制しつつ原子炉施設の冷却機能の回復を図る」ものであり、それを超えた場合の行動基準や廃炉判断などを作成することは示されていない。
4月6日、中部電力はより詳しい資料となる「東北地方太平洋沖地震を踏まえた 浜岡原子力発電所の対応について」を、静岡県が福島第一原発の事故を受けて臨時開催した「静岡県防災・原子力学術会議」において配布した[29]。内容は、防災対策においては、前述の3月23日発表の対応策と3月30日の原子力安全・保安院の指示(18ページ)の範囲である。この指示によって水による電源の一時喪失は予想しているが、そのとき施設敷地を水没させたはずの水の排出は考慮・言及がない。
過去の主なトラブル
[編集]1991年4月4日 - 3号機 原子炉給水量が低下、自動停止
2001年11月7日 - 1号機 配管破断事故
2001年11月9日 - 1号機 原子炉水漏洩事故
2002年 - 自主点検の書類に16箇所の記入ミス、ひび割れの兆候を見つけるも県へ報告せず
2002年5月24日 - 2号機 点検用水抜き配管水漏れ
2004年2月21日 - 2号機 タービン建屋屋上にて火災
2004年8月 - 4号機 骨材データ偽造問題
2005年11月4日 - 1号機 配管水漏れ事故
2005年11月16日 - 3号機 屋外配管の腐食による蒸気漏れ
2005年11月16日 - 1号機 燃料プールに異物混入
2006年6月 - 5号機タービン羽根破損
2007年3月 - 不正行為やミスが計14件あったことを中部電力が発表など
2009年4月13日 - 3-5号機のデータ改竄問題で、542個所の溶接後の熱処理を行ったうち5号機の94個所の作業を実際に改竄した作業員が担当していたことが判明し、県に報告するとともに早急に安全性を確認することとしている。
2009年8月11日 - 駿河湾沖を震源とする地震の発生に伴い、4号機と5号機が緊急停止(放射能漏れは無し)
2009年8月19日 - 8月11日の地震で点検停止中の5号機排気筒排ガスからごく微量のヨウ素131を検出。モニタリングポストに変化はなく、外部への放射能の影響はなし。[30]
2009年12月 - 3号機で放射性廃液が漏れる事故があり、作業員34人が被曝したことが分かった。[31]
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