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[原子力保安院]西山議員の娘は東電社員だった
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(日刊ゲンダイ2011/4/27):「日々担々」資料ブログ
これでマトモな監視、チェックができるのか
ちょっとビックリしてしまう。連日の記者会見ですっかり有名になった原子力保安院の西山英彦審議官の娘が東京電力の社員であることが発覚した。
関係者は「09年入社の事務職。大学を出て、実力で入ったと聞いています」と言うのだが、東電の女性社員になるのは非常に狭き門だ。
「新入社員は1000人程度ですが、そのうち、大卒の事務系は100人、技術系が300人。女性は20人程度」(事情通)なのである。西山審議官は東大法卒。さては娘さんもさぞかし優秀なのだろうが、勘繰りだせばきりがない。
西山氏は03年から3年間、保安院の企画調整課長を務め、その後、資源エネルギー庁の電力・ガス事業部長を務めた。それが08年。ちょうど、娘が就職活動の時期である。
厚労省関係の特殊法人での勤務経験を持つジャーナリストの若林亜紀氏はこう言う。
「西山さんのケースは分かりませんが、官僚が家族の就職を頼むケースはよくあります。私のいたところでも、年間30億円の取引がある大手IT企業に子どもを入れた上司がいた。官僚が取引先や外郭団体、監督している業界に頼めば、相手はまず、断れない。たとえ、子どもさんが実力で入ったとしても、疑いの目で見られる。それが行政を歪めてしまうこともある。あってはならないことだと思います」
まして、経済産業省や原子力保安院といえば、東電とのズブズブの癒着が取りざたされているのである。石田徹・前資源エネルギー庁長官は東電顧問に就任していたし、原子力を推進する経済産業省傘下の保安院が原発の安全性をチェックする「おかしさ」も再三、指摘されている。
西山氏は保安院では院長、次長に次ぐナンバー3だ。その娘が東電社員ではマトモなチェック、監視など、望むべくもないではないか。
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