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スイセン(黄)の花言葉は、「私のもとへ帰って」「愛に応えて」。東日本大震災発生後、天皇、皇后両陛下が、4月27日、初めて、宮城県内の避難所を訪問された。このなかで、仙台市の宮城野体育館(2700人が避難)心温まる場面が見られた。読売新聞4月28日付朝刊「社会面」(38面)は「『癒された』涙の被災者―「自宅跡のスイセン渡す」との見出しで、以下のように報じている。
「自宅を津波で失った主婦・佐藤美紀子さん(64)が、この日朝に見に行った自宅跡に咲いていたスイセンを花束にし、「このスイセンのように頑張ります」と、皇后さまに手渡した。皇后さまと握手した佐藤さんは「すごく元気を頂いた」と笑顔を見せた」佐藤さなは、1995年1月17日午前5時46分に発生した阪神淡路大震災の際、天皇皇后両陛下が、現地を訪問され、御所の庭に咲いていたスイセンを摘んで持参され、それを被災地の「がれき」の一角にそっとおそなえされていたのを記憶していて、自宅跡に咲いていたスイセンを花束にして、手渡したのである。
皇后陛下は、スイセンの花束を大事に持たれ、帰京された。そして、翌28日は、東日本大地震発生から数えて「49日」(忌明けの日)に当たる。これは、皇后陛下と一般国民とが、心で固く結ばれていることを示すもので、被災民のみならず、多くの国民の心をなごませる出来事であって、それに引きかえ、菅直人首相が、被災地を視察して、避難民の一人から「総理、もう帰るんですか」と怒りの声をぶちまけたのとは、雲泥の差である。
菅直人首相には「心」というものが全く感じられない。また、どんな言葉をかけようが、どんな表情で接しようが、何をもってしても「選挙向け」に見えてしまう。声を発せば「選挙演説」、手を差し伸べれば「選挙用握手」、これでは避難民の心を逆なでするばかりである。気の毒でならない。こんな指導者に復旧、復興を任せなくてはならないことは、今の日本の「最大不幸」である。
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