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首相の座にしがみついて放そうとしない菅首相を評して「菅毒を制するに小沢猛毒をもってす」という人がいる。もとの言葉は「以機奪機(機を以て、機を奪い)以毒制毒(毒を以て毒を攻む)」。出典は禅書「普灯録(ふとうろく)」で悪性の病気に対しては副作用の強い劇薬を使って治療し、悪人を利用して悪人を制圧する意味だという。
菅首相の側近が”菅毒”と思う筈がないし、小沢側近が”小沢猛毒”と言う筈がない。これまで小沢氏の強権的な体質に反発していた中間派から、この言葉が聞こえてくるところに意味がある。このままでは民主党はガタガタになるという危機感から、小沢氏の猛毒を使うという発想だから、小沢グループにとっては有難迷惑、腹が立つ話だろう。
だが、菅首相に引導を渡すのは小沢氏しかいないというのは党内で一致した観測となっている、仙谷官房副長官の毒では効き目がないということなのだろうか。仙谷氏の意中の人と目されていた岡田幹事長が、統一地方選挙で連敗し、その手腕に疑問視されて後継レースから脱落したことから、仙谷株が下落、仙谷氏に期待する空気が失せたという見方もでている。
ところで菅政権に批判的な議員が26日、「震災に対応できる連立政権に向けた総調和の会」の初会合に約60人が集まった。この数が多いとみるか、少ないとみるかは立場によって違う。
しかし、初会合に集まった面々をみると鳩山前首相、原口一博前総務相、松野頼久元官房副長官など必ずしも小沢グループの一色とはいえない。むしろ鳩山・小沢グループを横断した「倒閣目的の会」の性格を帯びている。
それも「連立政権に向けた会」と銘打った。初会合に出た山岡賢次副代表は自民党の町村元外相と事前に会談を持っている。お膳立ては着々出来あがっているが、小沢氏はまだ動かない。菅首相にとっては落ち着かない日々が続いている。
<民主党の鳩山前首相、山岡賢次副代表ら菅政権に批判的な同党議員が26日午前、東日本大震災への政権の対応を検証することなどを目的とした勉強会「震災に対応できる連立政権に向けた総調和の会」を発足させ、国会内で初会合を開いた。
党内では「倒閣目的の会」(幹部)との見方が強く、党内の「菅降ろし」が加速する可能性も出ている。
初会合には、原口一博前総務相、松野頼久元官房副長官、松木謙公前農林水産政務官ら小沢一郎元代表に近い議員を中心に約60人が出席した。
勉強会を主導する山岡氏は会合冒頭のあいさつで、統一地方選での敗北に関し、「両院議員総会を開き、議員による真摯(しんし)な総括を行い、党を立て直していくべきだ」と述べ、執行部の責任を追及するため両院議員総会の開催を求める考えを強調した。会合では、両院総会の開催に必要な党所属議員の3分の1以上の署名集めを急ぐ方針を確認した。また、鳩山氏は「己を捨てる覚悟を持った集団をつくりたい」とあいさつし、まとまって行動するよう呼びかけた。(読売)>
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