http://www.asyura2.com/11/senkyo112/msg/241.html
Tweet |
統一地方選は民主党の大敗が明らかになった。大方の予測通りの結果であり、その意味で民主党執行部にも驚きは無く、平然と受け流し、責任を取って辞めたりなぞせず、続行を決めていたことだったかもしれない。支持率がゼロパーセントになっても辞めないと豪語する菅内閣である。
しかし当然なことだが、選挙は国民の意思であり、国民にとっては殆んど唯一の政治決定への参加の機会である。無視できるようなものではあり得ない。そもそも民主党に政権をつかせた政権交代にしても選挙の結果であり、その際の約束が民主党マニフェストである。しかし、あろうことか、菅政権はその事実に唾を吐きつけることばかり繰り返している。
今や、政権交代時の「政治主導」や「脱官僚依存」がジョークのようになっているこの政権が思い切ったリーダーシップなぞ取れる訳が無い。東日本大震災でそれが満天下に明らかになってしまった。震災後一ヶ月以上経過し、何十も作った対策会議がああでもないこうでもないと論議に時間を費やした末、はっきりしてきたのは、このデフレ時に増税をすることと、万死に値する東電を救済する計画、これである。これまでの、東電を含む権力構造そのものの意図する方針が明らかになってきている。
ところで、その権力構造にはマスコミも含まれている。
大スポンサー東電にはっきり口をきけるマスコミが今どれほど存在するか。原発の爆発シーンをはじめとする、数々の報道自主規制。国民をごまかすエセ情報。そして日本の各地で行われている反原発のデモ、これについてCNNをはじめ外国メディアは報道するが、日本のマスコミは絶対に報道することはない。
昨年の民主党代表選挙で、口を極めて小沢候補を非難し、菅内閣の継続をあからさまに主張した「朝日」や「毎日」は、この事態にどう責任を持つのか。彼らの国民誘導は失敗したと見るべきではないか。
もうこんな政権では駄目だ。実力のある者でやり直せと国民は思っている。
しかしマスコミは必ず訳知り顔で、政局にしていいのかとかそんな場合ではないとかなんとかかんとか攻撃してくるに決まっている。彼らにとっては、これでいいのだ。「国民の生活が第一」なんて最初から思ってみてもいないのである。
予測されるこうしたマスコミの攻撃を覚悟してさえも、まともな政治家・国民は起つべき時だ。
福井孝典ホームページhttp://plaza.rakuten.co.jp/fukuitakanori/diary/?ctgy=1
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK112掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。