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小沢、前代未聞のクーデター!超ウルトラC「不信任案ウチが出す」
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110425/plt1104251557005-n1.htm
2011.04.25 :夕刊フジ
統一地方選後半戦(24日投開票)は、東日本大震災や福島第1原発事故に迅速に対応できない菅直人首相(64)率いる民主党政権に対する、国民の厳しい評価が下った。5月2日に予定される第1次補正予算成立後、野党だけでなく、民主党内でも小沢一郎元代表(68)ら非主流派による「菅降ろし」が勃発する情勢だ。官邸居座りを模索する菅首相に対し、小沢グループによる「前代未聞のクーデター」もささやかれている。
民主党の大敗に終わった統一地方選。後半戦の焦点であり、民主、自民両党による事実上の対決選挙となった9市区長選(25日開票の江東区長選を除く)で、民主党は「3勝6敗」と負け越した。前半戦でも対決型3知事選で全敗し、道府県議選でも大きく後退していた。
民主党の石井一選対委員長は24日、「挙党一致で党の再建に当たるべき。ガタガタせず不動の姿勢で取り組むしか道はない」といい、菅首相や岡田克也幹事長への責任論を封じようとしたが、党内情勢は甘くない。
開票作業が進んでいた24日夜、小沢氏と国民新党の亀井静香代表が都内のホテルで急きょ会談した。
菅首相の名代という亀井氏の「あなたの卓越した能力が必要なので表に出てきてくれないか」という求めに対し、小沢氏は「知恵を出すのはやぶさかではないが…」とだけ返答した。事実上、菅首相の延命に手を貸すことを拒否したのだ。
中堅議員らも動き始めた。民主党大阪府連代表の樽床伸二衆院議員は25日未明、統一地方選の惨敗の責任を取り、代表を辞任する意向を表明した。熊本県連の松野頼久衆院議員や滋賀県連の奥村展三衆院議員、神奈川県連の笠浩史衆院議員らも県連代表を辞任する意向といい、責任回避を狙う菅首相らを突き上げていく方針という。
5月のGW明けに第1次補正予算が成立すると、本格的な被災地復旧・復興策を盛り込んだ第2次補正予算案の編成や、復興財源などの議論が本格化する。自民党執行部としては、ここで菅政権を追い込み、衆参ねじれを解消する大連立や政界再編につなげたい意向だ。
民主党非主流派も「菅降ろし」のシナリオを練っており、(1)党両院議員総会で菅首相の代表解任を要求(2)菅首相に自発的退陣をうながす(3)内閣不信任案の可決−などがささやかれている。
菅首相が「震災復興は自分の宿命だ」と公言し、退陣する気がまったくないため、(1)と(2)は難しい。このため、(3)が現実味を帯びつつある。
内閣不信任案を衆院の過半数で可決させるには、民主党会派(306議席)から80人程度が造反する必要がある。衆院の小沢グループ(約90人)が同一行動を取れば可決できるが、野党提出の内閣不信任案に賛成すれば、民主党から離党せざるを得ない。
このため、菅首相周辺には「自民党の谷垣禎一総裁は『(刑事被告人となった)小沢氏と組む気はない』と発言している。小沢グループが離党したら、民主党と自民党が『菅抜き』『小沢抜き』で電撃的に大連立を組む可能性すらある。小沢氏らは政界はぐれ鳥となる。口先で『やるぞ、やるぞ』と脅しているだけではないか」と分析する者もいる。
小沢氏や側近議員が、鳩山由紀夫前首相や前原誠司前外相のグループに接近して、連携を深めようとしているのは、「造反」を正当化して、「小沢抜き」の動きを阻止するためとみられる。
こうしたなか、小沢氏周辺から「不信任案をウチ(=小沢グループ)から出すこともあり得る」という仰天情報が漏れてきた。
内閣不信任案は野党提出が常識だが、超ウルトラCで与党内から提出して主導権を握り、野党を抱き込んで政界再編を仕掛ける筋書きなのか。
確かに、衆議院規則では「議員が内閣の信任又は不信任に関する動議若しくは決議案を発議するときは、その案を具え理由を附し、50人以上の賛成者と連署して、これを議長に提出しなければならない」(第28条の3)とあるだけで、野党でも与党でも提出は可能である。
政治評論家の浅川博忠氏は「内閣不信任案については、小沢グループなどによる『与党提出』もあり得る。いまや、五分五分だろう」といい、こう続ける。
「震災・原発事故のお粗末な対応と統一地方選の大敗で、菅首相の求心力は地に落ちた。内閣不信任案を可決させるには、小沢氏側が自民党に対して『可決に必要な80人以上を集める担保』と『次の首相を誰にするかという見通し』を示す必要がある。小沢氏側の本気度を示し、主導権を握るために与党提出もある。国民の政治不信を払拭するには短期間で決めるしかない。水面下で調整が進められており、第1次補正予算が成立するGW明けには構図は固まっているだろう」
菅首相の命運も尽き果てつつあるのか。
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