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人気ブログランキングの政治ブログを見てみると、小沢一郎に期待するブログが結構あるようです。
しかし、私はずっと昔から言ってますが、小沢一郎はダメ議員の筆頭だと思います。
今日のブログ更新はこの記事で2つめになりますが、原発利権の擁護ばかりしていても誤解されると困るので(笑い)、以前から書こうと思っていた小沢批判についてもアップしておきたいと思います。
空き菅内閣が潰れた後に小沢が出てくるのでは意味ありませんので、今のうちに小沢も潰しておかねばなりません。
ただ私は、世間一般で騒がれているように、彼の政治資金がらみのスキャンダルがどうこうとか言うつもりはありません。
この問題は、民主党が野党だった頃に自民党議員の同種のスキャンダルを批判していたなら、同じレベルで反省せよと言うだけの話で、民主党およびマスコミが小さなスキャンダルで騒ぎすぎていた過去を反省することのほうが重要です。
同じ基準で小沢一郎を見るなら議員辞職せよと言うことです。かつてそう主張してきたのが民主党でありマスコミなのですから。個人的には、そういうことで大騒ぎするのは、今回までにして、次に政権交代したら、もうそれはやめたほうが建設的だと思います。
ですから、このスキャンダルでは小沢が悪いと言うより、民主党全体とマスコミが悪いと言えるでしょう。
それよりも、私が小沢一郎をダメと思う理由は他に大きく3つあります。
1つは彼に人望が無いことです。今は小沢ガールズみたいな無能で何もわかっていないカス議員ばかりを引き連れていますが、彼女らは単に金で面倒見てもらったから小沢に従っているにすぎません。
かつてはもっと多くの議員が小沢の下にいましたが、つきあって行くにつれて、みんな愛想をつかして離れています。
人格に問題があるのでしょうが、政治的な思想についても欠陥があるとしか思えません。
まともな政治的理念など持っていないのです。それが2点めの欠陥です、その点については下のほうで詳しく書きます。だから誰もついて行かないのでしょう。
誰もついて行かない人物に期待してもだめです。彼についているのは、金が欲しいクズ議員ばかりでしょう。
もう一つ彼がダメな理由ですが、それは、彼が売国議員だからです。言っていることも大きく変わっています。その時その時に受けそうなことを言っているだけで、要するにまともな政治的な理念など無い、ただ権力を手にしたいだけのろくでもない政治屋なのです。
彼は、ちょっと前には中国への売国が保守系の人々から批判されていましたが、アメリカにも売国していた過去があります。
とんでもない売国奴です。
これも、下で詳しく書きます。
そもそも、小沢一郎こそ新自由主義にもとづく「構造改革」を叫んでいたのですが(と言うか非自民が叫んでいた)、それを小泉にパクられ、その路線にほころびが見え始めると今度は「生活が第一」などと弱者の味方するふりをした、とんでもなく稚拙な二枚舌野郎なのです。
私の旧ブログでの記事から引用です。2006年4月16日に書いたものです。ちょうど5年前ですね。
当時は小泉構造改革が全盛期で、私はその路線を「日本のアメリカ化」であると批判していました。そういう背景があっての文章です。
ーーーーーー(以下引用)ーーーーーーーー
対米売国路線のパイオニア小沢一郎
今の政府がアメリカ政府の要求にしたがった日本改造を急激にすすめているという批判がある。私もそういう側面が多々あると思う。まさに日本のアメリカ化、アメリカの属国化の最終仕上げというところではないかと思う。ところで、この流れは小泉内閣にはじまった事ではない。対米売国路線を開拓したのは誰かと言えば、自民党の幹事長時代の小沢一郎である。あと金丸信ということのようだ。
<石原都知事>民主新代表の小沢氏…「私は評価しません」
東京都の石原慎太郎知事は7日の定例会見で、民主党代表に選出された小沢一郎氏に触れ、「私は彼を評価しません。あの人ほどアメリカの言いなりになった人はいない。大した党にならないと思うね」と酷評した。
石原知事は「(小沢氏は)自民党を牛耳っていた金丸信元副総裁らを背景に自民党幹事長を務めたが、アメリカに言われて、造らなくていい公共工事をやって、湾岸戦争の時は、一瞬にして戦費支出を決めた。自民党で一番いい思いをしたのは、あのグループ(旧経世会)じゃないの」と指摘。「テレビで見たけど、小沢君の言うことは非常に観念的、抽象的。菅君はべらべら政策の話をしたけど薄い感じがしたね」と、代表選で敗れた菅直人氏についても批評した。【北村和巳】
(毎日新聞)
まあ、石原慎太郎にしてもあの選挙の時には黙っていて、小林興起前氏あたりを見捨てておいて、今更になって関岡氏の「拒否できない日本」を持ち上げたりして、どうしちゃったのかなあと思うが、それはここでは置いておこう。
日本に対するアメリカのコントロールは平成5年頃から急速に始まったものではないかと石原慎太郎が指摘している。石原慎太郎がまだ国政にかかわっていた平成元年7月に、日米首脳会談で「日米構造協議会」の開催が決定した。「構造協議」って何?という感じがするが、これは日本側の役人がその内容をごまかすためにあえてこう訳したのであって、英語では「ストラクチャラル・インペディメンツ・イニシアチブ」というものであり、イニシアチブを持つのは当然アメリカである。アメリカ主導で日本の(アメリカにとって邪魔な)構造を変えるための協議をしましょう、という事である。
で、1年間協議した結果、アメリカ側は二百数十項目にも及ぶ内容を日本につきつけてきて、中には日本の実情を無視した荒唐無稽のものも多数含まれていたという話である。
そこで、石原氏の話にもどると、当時まだ政治家だった彼は有志の勉強会で対案を百四十項目つくり、アメリカにぶつけようとしたが、当時の幹事長の小沢一郎と実力者の金丸信ににぎりつぶされて、という事らしい。そして、アメリカに「400兆円の公共事業をやって内需拡大せよ」と命じられるままに、その後8年間に420兆円を投入して車も通らない田舎に道や橋を造ったりなど、今指摘されているような無駄な公共事業に税金を投入したとのことらしい。
このようにして、小沢一郎の時代の自民党から、アメリカの国益に沿った日本の改造というものの下地ができてきたわけだ。
このような人物が野党の党首であり、一方の与党の党首もまさにそうした点では小沢氏の上を行っている。野党も与党も頼りにならないので政治に絶望したくなる。
また小沢氏は「アメリカではグランドキャニオンなどの転落の危険性のある観光地でも柵がない。日本ではもし転落事故などが起きると公園の管理責任が問われるが、アメリカではすべて自己責任だ。本当に自由で民主的な国ではそれがあたりまえだ。」などと言う事を以前に言っていて、昔の私ならその通りなどと思ったかもしれないが、今は別だ。
たしかに公園の管理責任を声高に糾弾するのはおかしいと思うが、日本は安全対策というものを行政の責任としてきっちりととらえていて責任感がある、国民はそういう行政を求めているという事だろう。もちろん国や行政のこうした責任感をサヨクがついてきて、管理責任を拡大してそれを声高にさけんで国や行政を攻撃するという風潮には問題があるとは思うが。
いずれにしても何か予想しうる危険があるなら事前に行政が規制するというのは、私はそれはそれで良いと思う。そして私はこちらのほうがアメリカより優れている、というか日本的なのではないかと思う。それをアメリカみたいに真似するのが良いなどと思うのは、やはりアメリカかぶれの人間なのではないか。
(以下略)
ーーーーーー(引用おわり)ーーーーーーーーー
後半は小沢批判から新自由主義批判にスライドしていますが、要するに小沢一郎には、たいした政治的理念もまともな国家観も無く、ただその時々に流行の言説に飛びついて世論に迎合し、裏ではひたすら金集めに精出して、要するに自分に権力を集めることを唯一の目標として活動しているだけ、本当にただそれだけのろくでもない政治家の1人なのです。
そういう彼が、変に力を持ってしまっているのが問題なのでしょう。そう考えると、金集めがうまいだけでまともな理念の無い政治家と言うのも困ったものです。
しかし、小沢一郎に期待しても無駄です。
以上、小沢一郎がダメな理由をダメな順まとめると
1.ひたすら売国的である
2.政治的な理念が無い
3.人望が無い
と言うところで、いずれも政治家として致命的な欠陥です。そういう人に期待するだけ無駄と言うものです。
(http://drmccoy.blog39.fc2.com/blog-entry-206.html)
(コメント)
>アメリカに言われて、造らなくていい公共工事をやって、湾岸戦争の時は、一瞬にして戦費支出を決めた。自民党で一番いい思いをしたのは、あのグループ(旧経世会)じゃないの」と指摘。
つまり、アメリカの犬で湾岸戦争でも追随。
それが小沢の実体だったわけです。
そして言うことがどんどん変わっていく。
それはこの記事で具体的に主張されている通りです。
こうして検証してみると、固い政治理念のない政治家、コロコロ言うことを変えて国民に受けそうなことを場当たり的に言い、裏で汚い方法で蓄財する政治屋。
それが小沢一郎の正体であることがはっきりわかりました。
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