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(日刊ゲンダイ2011/4/22)
菅視察 被災者を激怒させたスケベ心
「もう帰るのか」
◆アリバイ作り見透かされ…
冷静で規律正しく我慢強い――外国メディアが褒めちぎった無告の民が、ついに声を上げた。苦しい状況を受け入れて、避難所生活に耐えてきた被災住民がきのう(21日)、視察に訪れた菅首相に怒りを爆発させたのだ。
「もう帰るんですか、もう帰られるんですか」 福島県田村市の総合体育館で、菅は、同県葛尾村から避難している男性(51)に大声で呼び止められた。
「そう無視されたら、どうすればいいんですか」と詰め寄られると、「すいません、あの、知らなかったものですから」とシドロモドロ。
男性は「知らなかったって、オレら、ここで待ってましたよ、総理」とカンカンになり、その妻(51)も「総理が来るっていうから待ってるのに、通りすぎられていったら、どんな気持ちになるか分かりますか」と涙ながらに訴えた。
この夫婦は、生後4カ月の孫らと避難所暮らしを強いられている。先の見えない不安を抱えるのは当然で、「内閣でああだのこうだの言ってるなら、その人たちを連れてきて、ここで生活してみてください」と、会議ばかりで実行力のない政権に不満をぶちまけた。
菅は、「全力を尽くしてやっている」と繰り返したが、説得力はゼロだ。
政治評論家の有馬晴海氏が言う。
「菅首相は、担当者に案内されて回っているだけ。意図的に無視するつもりはなかったでしょう。ただ、視察の目的が、被災者の意見を直接聞き、政治に反映させるためなのかというと、大いに疑問です。視察に出かければ“震災対応で汗を流している”というパフォーマンスになるし、会見やぶら下がりの取材で“なぜ辞めないのか”“復興の妨げと思わないのか”と質問される心配もありません。会議を数多く立ち上げたのも、やっているというアリバイ作りと時間稼ぎが目的でしょう。現場が混乱するという視察批判にムキになっている面もある。とにかく動機が不純。スケベ心でノコノコ出かければ、被災者が憤るのは当たり前です」
怒りの声で目を覚ましたなら、やれることはひとつだ。政治空白の現状を解消するために、総辞職すべきである。
2011-04-22(20:31)
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